2018-08-03

 5時に目覚ましをセットしていたのだが、4時過ぎに目が覚めてしまった。もう少し寝ていたかったが、起き出す。身支度と少々の京王線恥辱。6時前にホテルをチェックアウトする。

 この時間の那覇中心地。雨がちらほら降っていて、でも日が射している。
 モノレールの始発で那覇空港へ。今日は初便から飛ぶ。空港に6時10分過ぎの到着。

 早々に搭乗手続き。今日は国際線乗継になる。乗継便のチケットを貰うとCの文字。インボラだ。ちょっと距離のある区間なので素直にうれしい。
 羽田までのフライト、クラスJへのアップグレードも合わせて依頼し、キャンセル待ちを設定して貰う。ここまで済ませて保安検査へ。
 ラウンジに寄り道。昨日の食事で空腹では無かったが、もずくスープは飲んでおこうと思っていると

 ジューシーのおにぎりなんてあって、つい食べてしまう。手作りでは無かろうが、手作り風に満ちていて、良い。

JL900 JA658J B767-300 OKA→HND

 まず今日は羽田に向かう。搭乗するのは7:15に出発する900便。クラスJ、普通席、共に満席とのこと。クラスJのアップグレード、キャンセル待ちを入れている。
 7:00の結果発表に合わせて空席待ちカウンタに行く。幸いにキャンセル待ちが頂けた。通路側ではあるが、ありがたい。

 既に搭乗は始まっている。夏休みシーズンが始まっているからか、子供連れの姿が目立つ。機内乗り込み、新しく宛がわれた席に座る。だいぶ後に乗り込んだつもりだが、後から後から人が来て満席になった筈。7:16、Doorclose。7:22、Pushbuck。7:27、Taxing。2-2-2の真ん中席なので良く分からないが、どうやら誘導路を北側へと向かった様子だ。
 7:29、Take off RWy18。まずは順調に上昇してゆく。7:35、ベルト着用サイン消灯。外をちらっと見ると一面の雲海。ひとまず電源の続く限りは京王線恥辱を進めておく。

 飲み物を頂く際にシールをお願いする。神奈川の人だったのでお持ちでしょうか、と遠慮しながら出される。シールに興味を持つ人は確かに東京、神奈川あたりはもう持っているからなぁ。
 私も神奈川です、と言葉を返して頂く。こういう時、あちこちに縁があると便利だ。すると「どちらですか」と聞かれる。今度はこちらが遠慮しいしいになる。通じるかなと思いつつ「地下鉄の吉野町でご存知ですか」と返す。「わたしく、蒔田の高校に通っておりました」と。おぉ、奇跡だ。「山の上の」「はい」。ごめんなさい、横浜英和って学校名。瞬時に出てこなかったよ。。。。
 これがきっかけで「他の者にも声を掛けておきますね」となるから持っている所でも話をするのは効果絶大である。とはいえ。こういうのは時間の兼ね合いもあるし、状況にもよるし、相性もあるんでしょうねぇ。
 8:44、副操縦士から飛行状況の案内。「富士山の3倍の高さを、新幹線の2倍の速度で飛行中です」ってどこかで聞いたような言い方だなぁ。順調にゆけば9:35に着陸。駐機場へは9:40の到着を見込んでいるとの事。羽田の天候は晴れ、気温は30℃とのことだ。
 9:01、まもなく降下を開始する旨の案内。20分後にベルト着用サインを点灯させるとのこと。順調なのだが、なかなかサインが点かない。ずいぶんと引っ張ると思ったら、9:30に機長さんから案内。他機で航法計器故障が発生して優先して着陸との事で管制から待機を指示されているとのこと。順調であれば9:40に管制から指示があって、9:55に着陸できる見込み、だそうだ。乗り継ぎが少々心配だが、この場で慌てても仕方ない。
 幸い、9:35にはベルト着用サインが点灯する。羽田に向かうようだ。遠い窓を通しての外は分からないままだったが、9:52、Landing、RWy34L。2時間15分の空の旅、おくつろぎ頂けましたでしょうかと言う言葉に送られて降機となる。

 気は急くけど乗って来た機材は振り返る。 

 乗り継ぎは北海道方面と海外。まずは制限エリア外に。

 しかし、遅延の犯人はどれなのだろうか。
 今日は国際線ターミナルへバスで向かう。

 10:10に国際線ターミナル到着。

 3階の出発階まで上がり、

 速攻で出国。幸い優先レーンを使えるし、自動化ゲートは空いていた。そのままラウンジに入る。出発まで1時間ほど。滞在できるのは30分か。普段よりずいぶんと短い滞在となる。

 機内の食事もあるので軽く飲むのと食べるのと。定番、ラウンジカレーにビールを合わせてひとまず。

 目の前には各地から行き来する各国の旅客機が出たり入ったり、中国南方が出て行き、ルフトハンザが来る。

 もう少し食事を取る間に

 アシアナが来て

 キャセイが行く。

 もちろん日本の会社も飛ぶ。JALはこの時間、ニューヨーク行きかな。

 〆にタイ国際航空B747

JL37 JA735J B777-300ER HND→SIN

 さてと、そろそろ搭乗機へ。向かうのは148番搭乗口。一番端だ。少し早めに出ててくてく歩く。途中、146番にいるJL35のバンコク行きは遅れの案内。更に先へ。



 今日はシンガポールに向かう。11:30出発だが、搭乗開始は11:05になる様子。少し間がある。
 パスポートと搭乗券の確認を受けた後、11:05に事前改札。子供連れの姿が目立つ。夏休みを感じる光景だが、シンガポールゆきは特に多いような。治安も良い整った都市国家が故、子供連れでも安心な印象、確かにあるなぁ。
 さて搭乗。羽田の国際線ターミナルは写真が撮りにくい。搭乗橋の最後で

 レジが見えないなぁと思いつつ2〜3枚。扉の脇で構えている先任乗務員さんにはバッチリ見られていて、「良いお写真撮れましたか?」なんて聞かれる。なら開き直って

 こんな写真も撮っておく。本日の機材、JA735J。SS7だ。先日ロサンゼルス往復で乗った機材と同じタイプ。ファーストクラス付きの機材であり、シンガポールに入るのは珍しい。というか完全ノーマークだった。
 写真を撮りながら「機材変更ですか?」と聞くと「だいぶ前から決まっていたようです。お席でご迷惑をおかけしましたでしょうか」と。そうでしたか。つい「良い方に変えて貰えました、ありがとうございます」とインボラ告白になる。
 目聡いお客さんが既にファーストを抑えているらしく、前8席は埋まっている。ストロボ焚いて写真撮りだすのもいる。今日はそういう日、なのかなと思うが、遠慮しながら自然光で

 自席を撮っておく。貰ったのは5列目。通路側のビジネスクラスの座席。

 座席には毛布と枕、ヘッドフォン、アメニティセットとスリッパが用意されている。これをまずは収納に仕舞って、席に落ち着く。

 おしぼりを頂く。ビジネスクラス担当の乗務員が挨拶に来る。新聞なんぞも貰って出発を待つ。隣の窓側、通路を挟んで反対側も埋まる。定刻を過ぎてもドアが閉まる気配がない。でも良い席を貰ったからまぁいいか。
 11:35、Doorclose。ちょっと間があり11:41にPush Buck。11:47にTaixingとなる。飛行機は、どうやら南側へ進むようだ。だいぶ進んで12:02、D滑走路の少し手前でストップ。離陸の許可待ちとのこと。10分掛かるそうだ。前に1機、2機いる様子。順番が回ってきて12:06、Take off RWy23。
 落ち着いた上昇。12:13にベルト着用サインが消灯する。隣席とのパーテーションを上げる。窓側はほぼ個室になるはず。通路側は通路に遮るものがないので、個室感にはちょっと欠ける。この辺りは仕方ない所か。

 ペットボトルが配られる。ついで

 メニューが配られてまずは飲み物を尋ねられる。馬鹿の一つ覚えでシャンパンと答える。
 目の前はファーストクラスだが、今日はあくまでビジネスクラスとしての運用。よってカーテンは開けられたまま。お手洗いも前方に行くことができる。試しに前方に行ってみた。ファーストクラスで運用されている時と同じように、お手洗いにはペーパータオルではなく、布のタオルが備えられている。
 席に戻ると

 飲み物の提供があり、併せて食事を尋ねられる。今日はインボラでの搭乗なので、人気食を頼むのは忍ばれる。こういう時はお勧めを聞くに限る。すると最初に出てきたのは洋食のお肉。じゃ、それでいきますか。
 お酒を飲みつつ食事が来るのを待つ。今日の乗務員の割り当て、定かでないが、ビジネスクラスにもお酒注ぎ専任乗務員がいるみたい。グラスが空くと注がれる。さすが、飲ませるエアライン、JapanAirlinesだ。
 13時を過ぎて前菜からスタートとなる。



 イカのフリッターって言っていたと思う。パンは最初から2個付いてきた。
 13:12、副操縦士から飛行状況の案内。シンガポールまで6時間20分のフライト、到着は現地時間の17:25頃を見込んでいるとのこと。2時間半後に雲の多い所を飛ぶため揺れるとのこと。シンガポールの天候は晴れで気温は29℃とのことだった。
 このフライト、旅の手帳を用意しているとのことで後ほどギャレーに置きますと。ぜひ旅への思いを書きこみ下さい、との言葉が添えられる。
 13:20を過ぎてメインがやって来る。一緒にご飯が合いますので、と勧められたのでご飯も頂いてしまう。


 そんな訳で最後はなぜか和牛御膳、パン付きになってしまった。火加減は聞かれなかったけど、割としっかり、火が通っていたような。
 メインを頂くと、こんな所。

 外が気になったが、

 一面の海。まだシンガポールは遠い。

 最後にデザートを頂く、抹茶ティラミスに何故か何故だか日本茶を合わせてしまう。セオリー無視。
 14時を過ぎて機内が暗くなる。本来のファーストクラスとの間、カーテンも閉められた。

 何となく横になり、映画を見る。目に見える範囲、と言っても通路挟んで反対側しかないけど、どこの席も映画の時間。
 気が付いたら寝ていた。時刻は15時半過ぎ。もう半分来た所だ。起き出して外が見えるギャレーに出てみた。

 フライトの真ん中。小ぎれいに整えられている。その中に

 これが旅の手帳か。なるほどなるほど。書きこむネタは無かったけど。

 飛行機はフィリピンの上空を飛んでいる。まだシンガポールは遠い。
 16:30近くになり、機内の灯りが少しずつ戻り始める。先程締められていたカーテンも開けられた。 

 おしぼりを渡され、到着前の軽食の時間となる。ちまきorアイスクリームという不思議な二択からちまきを。それに合わせてインスタントのちゃんぽんをお願いした。

 ヱビスビールと合わせて頂く。寝て食べてブロイラー状態。前回のファーストクラスよりもブロイラー感は増している。
 ちょっとだけ総括すると、食べて寝るならビジネスクラスで必要十分。ファーストにはそれ以上の余裕と許される範囲での自由がある。サービスを享受する、拒む、どちらの方向にも。ビジネスはある程度自由がありますと、と言いつつも、コントロール下にあると思う。
 17:54、降下開始の案内がある。 

 羽田から6時間以上。遠かったシンガポールも目の前まで来た。時計を時差の分、1時間戻すと16:54になる。

 まだまだ明るい空の下。少しずつ降下してゆく。客室乗務員が機内を廻り、パーテーションを下げたり、席を戻したり。17:11、ベルト着用サイン点灯。
 窓は見えないので地図で着理を見守ると17:26、Landing。RWyは02Rであったらしい。シンガポールの気温は30℃とのこと。東京より涼しいシンガポールで良い週末をお過ごしくださいと放送が入る。
 17:34、Spot in SP C24。

 6時間過ごしたJA735Jを後に入国審査へ向かう。幸い、さほど混んでいない。那覇で預けた荷物も無事に受け取り、制限エリアの外へ。
 空港を出る前に両替。今回はしばらく使う目途のない人民元シンガポールドルに換えてしまう。160ドル程になる。ツーリストSIMも手にしたいのだが、100GBも容量があって30ドルとか、高いのしかないから諦める。
 さて市内に向かう。チャンギ空港には地下鉄が来ている筈だが、乗場は、今いるT1からT3に移動しないといけないらしい。

 新交通システムみたいな電車に揺られてT3へ。ここから更に歩いて歩いてMRTの地下鉄駅に向かう。シンガポール交通系ICカードは妻から借りてきたものがある。ひとまず10ドル分をチャージしてから駅構内へ。
 今日のホテルはチャイナタウンになる。市内へ向かうと金曜日の夕方。ラッシュになる。混んだ列車に揺られて中心地まで。地下鉄を乗り換えてまた1駅。まだ明るいうちに何とかホテルに辿り着く。10年前に一度訪れた事があるシンガポールだが、それきりなので土地勘は無い。知らない土地に等しいので明るいうちにホテルには着きたかった。

 部屋に荷物を置いて落ち着いてから、夕食を食べに行く。近所で済ませればいいやと適当に街に。

 ジョージタウンを小ぎれいにした感じのシンガポールのチャイナタウン。少し歩くと中華の店やら何やら、たくさん並んでいる。

 適当に飲めそうな店の店先、アウトサイド側に座らせてもらう。

 ひとまずドラフトビア。タイガーを頼んでジョッキは青島。小さい事は気にするな、かもしれない。

 早々に1杯飲み干してしまったので次のビールをお願いする。そのタイミングで水餃子が来る。今度はタイガーのジョッキ。

 ついでバーベキューが来る。羊と牛。サテーではない、バーベキューだと店の人が言っていたが、確かに中華系の店ででてくるよう串肉が供される。
 ビール二杯に餃子とバーベキュー4本で30ドル。今のレートだと2400円ぐらいか。日本の居酒屋で飲んだ方がまだ安いと思う。シンガポールの物価は高いなぁと思いつつ、会計を済ませる。もうホテルに戻る。
 部屋で缶ビールを軽く飲んで、今日は早めの就寝。明日は、ゆっくりしたい。 

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