JL326 JA622J B767-300ER FUK→HND

 羽田行きの搭乗口は8番。そちらへ向かう。既にすべてのお客様が搭乗、という時間。

 逆光の中で待っているのはJA622Jだった。B767だったのか。5席しか設定のない国内線ファーストクラス、よく呉れたなぁと思う。キャンセル待ちもいっぱいだっただろうに。
 すべてのお客様にご搭乗、の時間だったのだが、到着口へ向かう人と動線が交錯し、落ち着くまで搭乗見合わせになる。暫く待ったのち、改めて搭乗再開。

 17:50搭乗。搭乗口にドラえもんのぬいぐるみが飾られていた。

 先程は逆光で訳が分からない感じだったが、この機材はドラえもんジェットで運航いたします。
 一番前の通路側の席に落ち着く。殆ど最後の方だと思ったが、一番最後に乗って来たのは、先程、搭乗口にいたドラえもんのぬいぐるみだった。飛行機と運命を共にしているらしい。
 早々に新聞を聞かれる。僅か5人のために何部積んでいるのか知らないが、

 夕刊を二紙出してもらう。どちらも福岡発行の物。食事と飲み物の確認が続く。

 次いでおしぼりも頂く。一気にくつろぎモードになるが、飛行機はこれからが緊張の時間。17:54、Doorclose。すぐに動くかと思ったら、しばらく微動だにせず。Pushbuckは18:07にずれる。後になって出発機混雑のため管制の指示を受けた旨の案内があった。
 18:11、Taixing。動いてしまえば早い。滑走路端にすぐに到着。着陸機を一機やり過ごすと18:15、Takeoff RWy16。穏やかに上昇してゆく。左へカーブし、針路を東に定めた18:22、ベルト着用サインが消灯する。早々にクラスJとの間、カーテンが閉められる。ギャレーもカーテンが閉じられたので、1列5席のファーストクラスは、まるで個室のようになる。
 食事が運ばれてくる。飛行機は大分から瀬戸内海へと差し掛かるところ。

 今回は阿蘇と大分の食材が夕食を彩っている。

 メインに


 小鉢が二種。


 ご飯と味噌汁。

 それにデザート。
 食事を頂く間、飛行機は四国の上空を東に向かう。食事を頂いた後は、

 引き続き飲み続ける。1年前に福岡19時だったかの便で国内線ファーストクラスを利用した際には、殆ど居酒屋状態だったのだけど、今日は割と落ち着いている。飲み続ける自分が浮いているぐらいだ。
 18:56、機長さんから飛行状況の案内。福岡空港で、羽田行きの出発機が重なった影響で、管制の指示により出発が遅れた旨、お詫びがある。羽田着陸は19:45頃、スポットへの到着は19:55頃を見込んでいるとのこと。羽田の天候は晴れで気温は20℃だそうだ。13分後に降下を開始し、気流が悪い所を通るため、19:10にベルト着用サインを点灯させるとのこと。

 案内が終る頃、空いたグラスに注がれる。「飲めば空き 空けば注がれる JALの旅」飲ませるエアラインの本領発揮だ。 
 再びグラスが空く。注がれそうになるが、もう19:10。さすがにやめておこう。テーブルを仕舞い、まだ大丈夫からなと思って、お手洗いに立ったら直後にベルト着用サインが点灯する。席に戻る事にする。
 カーテンが開けられたのち、客室乗務員も着席。軽く揺れたが、直に治まる。すると19:15、ベルト着用サイン消灯。クラスJとの境にあるカーテン、再び閉められた。
 シャンパンを持てぃ、と言ったら出たかも知れないが、さすがにやめておく。お手洗いに立ち、水だけ頂く。
19:25、改めてベルト着用サイン点灯、着陸態勢に入るとのこと。背もたれを倒したわけではないけど、改めて居住まいを正す。飛行機は軽く揺れつつ、高度を下げる。窓外に街灯りがちらちら見える。19:42、Geardown。19:45、Landing、RWy22。
 国際線ターミナルを横目に国内線の第一ターミナルへ。19:52、Spot in SP16。「本日はドラえもんジェットにご搭乗頂き、ありがとうございました」なんて言葉で案内が〆られる。
 席を立ち、ドアが開くまで短い時間に客室乗務員と二言三言。こちらがメモを取っていたことを気にされる。「遅れなどをメモされているのですか?」「他社の遅れもメモされるんですか」気にし過ぎだと思うのだけど、変に心配かけて済みません。
 降機。

 この角度だとドラえもんも何も分からなかった。。。。
 思いがけず2時間早く帰って来た。時刻は20時。昨夜から24時間で羽田に戻った事になる。帰宅は京急線。エア急と普通車を乗り継ぐ。

 5D運用1313編成で新町。生憎、新町では快特通過待ち。その後に、

 生麦で待避する普通車がやって来る。51運用822編成。南太田まで、距離は大したことないのだけど、時間はかかるなぁ。帰宅は21時過ぎ。