JL201 JA320J B737-800 HND→NGO


 今年も何度目か分からないぐらい載っているJL201便、今日は安定の24番搭乗口からの出発。搭乗口の番号だけで今日は波風立たないフライトだなと言う事が分かる。待っているのはJA320J。

 既に搭乗が始まっている。早々に乗り込んでしまう。機内は7割ぐらい埋まっているだろうか。そこそこ良い乗り具合。

 曇りと言うか、霧と言うか。冴えない空の下で出発準備が進んでゆく。8:03、Doorclose。名古屋までの飛行時間、40分と告げられる。8:08、Pushbuck。ずいぶんと遠くまで牽引車に押し出されて、8:16、Taixing。飛行機は誘導路をC滑走路へと向かうと、8:24、Take off RWy34R。

 すぐに地上が霞んで消える。暫く灰色の景色が続いた後、

 不意に青空が現れる。8:29、ベルト着用サイン消灯。中部着陸は9:05の予定を告げられる。窓外は一面の雲が大東京を覆い尽くしている。西に向かうに従い、その雲が晴れてくる。

 雲が切れるともう東京の西側、山々の広がるエリアである。機内では慌ただしくサービス開始。短いフライトではお馴染みのキャンディーのサービス。

 お馴染み琉球黒糖を頂く。他にもいかがですか、と言わんばかりに目の前に籠を差し出されたが、1つだけにしておく。
 窓外には、飛び立った羽田が嘘みたいな景色が広がっている。

 8:40、甲府扇状地が見えてくる。中央線経由名古屋行きを意識する場面。そして、

 甲斐駒ケ岳と向こうに小さく、諏訪湖の姿。一瞬だけ遍在感を覚える。
 8:43、降下開始の案内が入る。あと5分でベルト着用サインが点灯するとのこと。飛行機は伊那谷に沿って南へと向かうはずだが、この辺りから雲が増えてくる。

 伊那谷は薄雲を被りそこに横たわる。南へと飛行機の針路が変わると雲は分厚くなってくる。8:48、ベルト着用サイン点灯。15分で着陸とのこと。名古屋の天候は曇りで気温は25℃だそうだ。

 すっかり雲に覆い尽くされた地上。その雲に自機の影が映っている。だんだんと自機の影が大きくなり、白い雲に入るとしばらく視界を奪われる。

 曇り空、暗い知多半島が見えている。今日は半島を横断するようだ。少し遅れ気味だけど、ショートカットで遅れを取り戻した感じになる。まもなく伊勢湾の海上へ。高度を落としてゆくと、9:03、Landing、RWY36。

 9:05、Spot in SP11。運用が変わったのか何なのか、今日は内際兼用の搭乗口へと到着する。台湾路線が台風の影響でダイヤが乱れていて、その影響なのかも知れない。

 辛うじて320Jの姿を納めると延々歩いて制限エリアの外へと向かう。
 今日の打合せは午後からなので少々間がある。1時間少々電源のつかえる空港で間を潰した後、客先に向かうべくリムジンバスの乗り場へ向かう。

 今週と来週は東名集中工事の期間。失念していたが、中部空港のリムジンバスでも影響を受けている所がある。今日乗る路線は大丈夫だったが、油断していた。

 こちらはもっと残念なお知らせ。半田からの路線バス。10月から夕方の1本だけに激減している。
 お昼前に客先に着き昼食の後、打合せを2本。全て終わると夕方、予想よりも遅い時間になる。本当はバスで空港に戻るはずだったが、時間が合わない。名鉄を乗り継いで行きざるを得ない。

 神宮前から特急、指定席を奢る。30分少々の間に恥辱を進めておく。

 出発の1時間強前に空港到着。もう少し早めに着いて余裕を持ちたい所。朝のうちにアップグレードの手続きは済んでいるので、軽めの空弁だけ買い求めて制限エリア内へ。この時間帯、制限エリア内では空弁が売り来ているのが常なのだが、今日はなぜか、結構な数が残っていた。
 ラウンジで出発までの小一時間を過ごす。

 まずはビールで喉を潤すと、先程買い求めた空弁で夕食を済ませる事にする。