JL101 JA771J B777-200 HND→ITM

 今日はクラスJが取れているけど座製指定が出来ていない。真ん中席しか空いていなくて、空港なら何とかなるだろ、と指定せずに来た次第。係員に割り当てて貰うが、申し訳ありませんが、と出てきた席。一番前の真ん中席だった。まぁ許容範囲とみなす。Webでは指定できなかった所だったし。
 時間が少々あるのでラウンジに寄り道。

 朝食だけ頂いてゆく。この時間、おにぎりの姿は見えない。パンとスープと言う軽食だが、温かい食事が頂けるので気分は悪くは無い。さて搭乗口へ。

 14番搭乗口で待っていたのはB777-200、JA771Jだった。既に優先搭乗が終っており、搭乗口に出来ている列は短い。その列も写真を撮っている間に捌ける。

 まだ出発時刻まで15分あるけど、最後召集が掛かりそうな雰囲気がしている。朝一番6:30の便なんて、お客さんが時間までに間に合わなくて当たり前だと思っていた。いい加減考えを改めなくてはならないが、なかなか改まらない。
 クラスJの宛がわれた席に落ち着く。6:24、Doorclose。伊丹までの飛行時間、45分と案内される。6:32、Pushbuck。6:36、Taixng。まぁ定刻の範囲だろう。周りの人たち、もう寝落ちている人が目立つ。自分も今日は眠い。普段ならようやく目覚めて動き出す時間だが、今日は2時間早起きしている。
 目を瞑るとうとうとしたようだ。間もなく離陸の案内で目が覚める。周りの人たちは本当、揃って寝落ちたまま。6:48、Takeoff RWY05。早々に目を瞑るとまたうとうとしたようだ。
 6:57、ベルト着用サインの消灯で目が覚める。普段ならパソコンを取り出して恥辱をまとめる所だが、今日はやる気がしない。眠い。引き続きうとうと。

 それでも飲み物のワゴンが来たのには不思議と気づいた。コーヒーという気分ではなく、スカイタイムを所望する。一気に飲み干すとまたウトウトと。メモ帳に何かメモがあるのだが、全く解読できない。それなりに意識は無かったようだ。
 7:18、あと7分でベルト着用サインが点灯する旨の案内がある。7分何て細かいなぁと思って意識が戻った。2-4-2の4列の更に真ん中だから、外の様子はまるっきり分からないけど、ウトウトの間のおぼろげな感覚と突き合わせても、高度を落として着陸に向かっている事は良く分かる。モニタに移っている地上の景色は何処かの山中、さて、どこだろう。
 7:22、ベルト着用サインが点灯した。あと10分で着陸だそうだ。伊丹の天候は晴れ。気温は27℃と案内される。機外カメラ、真下の景色を映し出していて、どうやら奈良盆地の様子。間もなく山地に掛かったのは生駒山だろう。大阪伊丹の着陸が迫っている事を、知らなくても意識させられるような画像である。
テレビモニタの画像が真下から前方に切り替わる。遠くに滑走路らしきものが見えてきて、7:34、Landing、RWY32L。7:38、Spot in SP17。

 朝の横浜は涼しかったが、この時間の大阪、暑苦しい。もう梅雨明けしたのかと思えるが、まだまだ梅雨は続いている、筈。
 朝いちばんに出てきたけど、今日は待ち合わせの時間まで少々余裕がある。直接駅には向かわず、いったん出発ターミナルへ。帰り便のアップグレード、キャンセル待ちを入れておく。クラスJのキャンセル待ち、と告げてからファーストクラスの設定もあった事を思い出し、ファーストも、とおまけで付け加える。帰りはB767の筈で、たぶん無理なんだろうけど。
 さて移動。京阪沿線に出るので時間はかかるけどモノレールで迂回する。モノレールも混んでいる。特に茨木から先。淀川を越える流動って結構あるのね、と感心する。

 さらに移動。こちらはがら空き。待ち合わせよりも30分程余裕を持っての到着。若干、時間を持て余す。
 午前中、2時間ほど打合せ。お昼ちょうどに終わる。午後は午後で所用がある。京阪の駅前に戻って昼食。商店街の一番手前で店に入ったらお好み焼き屋。そこのお勧めだったがの、

 お好み焼き定食。大阪ではお好み焼きはおかず、と聞くけど実際にこの組み合わせを見たのは初めてだ。味は、ソースとマヨネーズの味。他に焼きそば定食にお勧めのマークが付いていた。
 さて移動。今度は滋賀まで行く。京阪を乗り継ぎ、さらに近鉄で京都。意外と時間が掛かる。京都から更にJRに乗り換えて30分少々。駅からは少々歩く。午後2時を過ぎて暑苦しさMAX。もう真夏だ。
 出先で打合せ。1時間少々。太陽が多少傾いても暑いまま。駅まで戻る。帰りも伊丹から飛行機。大阪まで新快速に乗る。

 新快速。ずいぶんと空いていて、後方車両は誰も乗っていなかった。勿論夕方の帰宅が始まる時間帯。西に進むにつれて混んでくる。立客大勢になって京都出発。空港までどうやって行こうか、考えつつ、高槻乗換は見送る。その直後、明石で人身事故の報。
 行先が変わるかも知れない、という案内の後で、この電車は大阪止まり、の案内に代わる。

 複々線区間の事故で、普通と快速、緩行線の電車は早々に運転再開だそうだ。振替輸送は協議中との案内もある。各社夕ラッシュに差し掛かる事と快速電車が運転再開したことが理由だそうだ。リアルタイムで踏み込んだ情報が伝えられるのでかえって安心感がある。決して良い情報ではないが、しばらくお待ちください、よりは余程良い。
 結局大阪まで。直前になって振替輸送の案内も入った。混乱はしていないが、乗っていたお客さん、全部大阪で降ろされる。

 後の快速に乗ると姫路は18時半過ぎだそうだ。随分かかるなぁと思うが、新快速が速すぎるのだろう、本当は。
 さて空港に向かうが、時刻は17時を過ぎた所。飛行機の予約は19時半。18時半には間に合うと思いつつも、余裕を見て1時間後にしている。まだだいぶ間があるので、梅田の地下でちょっと寄り道。平たく言うと飲みたい、と言う事。
 大阪はサッポロビールの弱い所で、ほとんど見かける機会がないのだが、先日、阪急電車から谷町線へと急ぐ途中にサッポロを出す串カツ屋、なんて珍しい所を見かけた覚えがあってちょっと行ってみたい。記憶を頼りに谷町線の駅から阪急方面へと歩いて行く。何軒かあるうちの貴重な一軒にたどり着く。

 まずは生。あまりに喉が渇きすぎていて、飲み干してしまう。この調子で飲んでいるとすぐに限界に達するので、後は瓶ビールに切り替える。

 ヱビスの黒がメニューに並んでいたのでそちらを。串カツとの組み合わせは新鮮な経験だ。
 これだけ頂くと阪急の駅へ。電車を乗り継ぐと空港には18時に着く。

 1便早い18:30に振り替えようと思えば出来るが、今日は見合わせておく。時間に余裕が出来るので、空港の最果てにある551の売店まで行って土産を買う事が出来る。もう少し中央寄りに移転してくれた方が嬉しいのだけど。
 保安検査を受けてラウンジへ。ちょうど18:30の羽田行きに乗るお客さんが搭乗口へと向かった所であり、ラウンジは空いている。

 ドライとモルツという大阪らしいっちゃ大阪らしい組み合わせの中から消去法でモルツを選んで再び喉を潤す。時間があるので少し恥辱を進めて多少は公開する。そうしている間に日が暮れてきて、キャンセル待ちの発表時間が近づく。それではと席を立つ。