青森からの戻りの便はJAL146便。146と言う便名、前は中部発羽田行きの夜便に使われていた便名。なじみ深い便名が羽田便の便名再編成で青森便に再就職になっている。
先程のJA337Jが折り返しの146便に宛がわれる。同じ時間、伊丹行きの便もあって、青森空港の搭乗待合室、賑々しくなっている。
搭乗開始。行列が長く、来る時よりも明らかに混んでいるようだ。先程と同じ席に座る。
15:10、Doorclose。15:12、Pushbuck。15:17、Taixing。ダイヤ上だと15:20出発の伊丹行きJL2154、CRJ200の後を追いかけるように誘導路を進む。滑走路端で一旦休止したのち、ゆっくりと歩み出る。
背中を押し付けられるように滑走してゆく飛行機がふわっと浮き上がる。15:23、Take off RWy24。冬枯れの青森の景色が広がり始める。間もなく津軽平野が眼下に広がる。帰りは南向きに飛び立ったからそのまままっすぐ南下してゆくようだ。
15:28、ベルト着用サイン消灯。遠くに十和田湖を眺めつつ、秋田県大館市の上空に差し掛かっている。来る時よりも霞が出ていて景色が分かりづらいが、既に秋田県内を飛行中。
15:34、手前に田沢湖、背景に秋田駒ヶ岳が見えてくる。その向こうの堂々とした山は岩手山だろうか。山頂のほんの一部だけ雪景色している様子を眺めて飛行機は南へと下って行く。
飲み物のサービスが廻って来る。PCを拡げて文字を打ち込んでいたら、飲み物に蓋をしてストローを添えて渡してくれる。
だんだんと霞が深くなり、地上の様子が分かりづらくなるフライト。左手に弧を描く海岸線が見えてくる。どうやら松島湾のようだ。何時の間にか太平洋側に出てのフライトになっている。間もなく仙台空港の滑走路をみえた、時刻は15:48。
浜通りの海岸線を眺めて、更に飛行機は南へ下る。なだらかな阿武隈高地の上を飛んでゆく。段々と夕方の気配が濃くなってくる。
16:08、水戸を眺めると羽田への最終コースとなる。16:09、あと10分で着陸態勢に入る旨の案内が流れる。
霞ヶ浦か何か、水っぽい土地の上を進んでゆくと羽田への最終コース。16:13、これより着陸態勢に入りますと機長さんから案内がある。そしてベルト着用サインが点灯した。あと15分で羽田到着とのこと。羽田の天候は晴れで気温は14℃だそうだ。
田園光景に住宅地が混ざるようになる。段々と住宅に覆い尽くされるようになると千葉の上空。更に南へ飛行機は下って行く。景色が再び山がちになって来たところで飛行機は右へと大きくターンする。
左手一杯に夕空が広がりだす。富津の工業地帯が見えると東京湾上。最終コースだ。
翼の向こう。何か妙な点が見えるなと気になりだす。よく見ると
着陸機だ。どうやらJLの機材みたいだ。並走、いや並飛というのか、しつつ互いに高度を落としてゆく。
最後の最後まで僚機と並んで高度を下げる。僚機が格納庫に隠れると16:27、Landing、RWY34R。
飛行機はC滑走路から延々Taixing。A滑走路に降りた僚機の方が早くスポットに着いたかな、と思う頃、ようやくSP24にSpot in。時刻は16:37。
名古屋行きの201便で何度もお世話になった24番搭乗口に146便で到着となる。夕方のラッシュが始まる時間。青森行きから各地に乗り継ぐ人もちらほら。自分は帰宅する。18時には十分自宅に戻れる時間である。
京急の駅へ。横浜方面はエアポート急行となる。
7D運用2031編成。そこから、
新町で乗換、33運用1549編成。帰宅は18時。予定通りに自宅で夕食を頂く事になる。