山形新幹線の工事に伴い、夜行列車の本数自体は変わらないものの、列車自体は再編となった。90年9月の状況を記す。
★奥羽線経由 秋田・青森方面ゆき
特急あけぼの 上野21時半頃→秋田7時前後→青森10時前後 奥羽南線 湯沢‐秋田をターゲットとする設定 24系寝台車 陸羽東線経由新庄から奥羽本線へ
急行津軽 上野22時半頃→秋田9時前後→青森12時前後 奥羽本線 山形‐弘前をターゲットとする設定 583系座席車 仙山線経由山形から奥羽本線へ
★羽越線経由 酒田・秋田・青森方面ゆき
特急鳥海 上野19時半頃→秋田6時前後→青森9時前後 奥羽北線 秋田〜弘前をターゲットとする設定 24系寝台車
特急出羽 上野22時前後→秋田8時前後 羽越線 酒田‐秋田をターゲットとする設定 24系寝台車
あけぼの1号に相当する列車を羽越線経由として、あけぼのから鳥海に改称。鳥海は82年11月以前は羽越線経由の秋田行き急行の名前であった。90年9月の出羽を名乗る列車に相当する。経由地だけ見るとこの列車が今、唯一残るあけぼのに相当する。
また、2014年のあけぼのに連結されている個室寝台車は奥羽線経由、あけぼのの名前で存置された3号の方に連結されていた。
ライバル交通期間では、庄内に空港が出来るなど1県2空港体制が構築されて行くことがあげられる。
●90年 9月 山形新幹線工事に伴い、奥羽線昼行特急つばさ 仙台発着に見直し
●91年 月 秋田空港羽田線ダブルトラッキング化(ANA4便 JAL1便)
●91年10月 庄内空港開港 羽田線1往復就航(ANA)