今日飛ぶのはまずはソウル。いつもの10時発。サテライト側からの出発なので少々早めの9時半に移動する。ちょっと早いかなと思ったけど既に搭乗開始。
もう行列がなくなっており待たずに機内へ行ける。待っていたのはJA734J。B777-300。今日はアップグレード券を使用してビジネスクラスを用意してきたけど、一番前の座席。
（ベルト着用サイン消灯後に撮影）
ファーストクラスの椅子だった。ありがたく座らせて貰う。チョコチョコとお客さんが乗ってきて9:55、Doorclose。仁川までの所要時間、2時間10分との事だ。ファースト開放のビジネスクラス、空席もちらほらしている。全体ではどんなものだろう。後で見てみるか。
10:03、Pushbuck。10:07、Taixing。ややこしい誘導路をA滑走路へと向かう。ひたすらひたすらTaixing。幸い雪にはなっていない。雨がちらっと降っているだけだ。まぁ良いほうの旅立ちだろう。
10:17、滑走路端まで着いて離陸待ちが入る。離着陸が一機ずつあるそうだ。NWの機材が一機、離陸して行った後こちらも滑走路へ歩み出る。後ろに従えるのはJALの747。1機、また1機。10:22、Take off RWy34L。
成田空港が遠くなるに従い霞んでゆく。天気の割には意外とゆれない。地上が薄くなり一瞬光が機内に差し込む。一瞬揺れた後、青空が現れて10:30、ベルト着用サイン点灯。
一面の雲海を見下ろしながらのフライト。穏やかな時間が始まる。
後ろが気になり、サービスが始まる前にと思ってお手洗いに立つついでに見てみた。
びっくり。本来のビジネスクラス。シェルフラットの区画は無人。つまりビジネスのお客さんはAコンパートの9席で賄えるって事。いくらなんでも空き過ぎ。うわぁって思ってしまう。エコノミーはどうなんだろう？なんて思いつつ自席へ戻るとそろそろサービスの開始。
上空に上がってからのウェルカムドリンクはビールからはじめてみた。折角の電源を生かしてサブのテーブルにパソコンを置き、恥辱と食事を同時進行でやってみる。ビールが空く前におつまみがあいたらアテンダントさんが代わりを持ってきてくれた。時間の短い韓国線なのに珍しい。よほど暇なのかもしれない。食事も「持ってきてよろしいですか」と確認があった後。
と言うわけが朝とも昼ともつかない食事を取る頃、機長さんから案内も入る。時刻は10:56。現在は長野県上空だそうで。高度は10,800m、対地速度は700km/h。強い偏西風を受けているそうだ。1時間ほどで韓国の南岸に差し掛かるとの事。仁川到着は12時30分を予定しているそうだ。ソウルの天候は晴れで気温は-2℃と言う情報が添えられた。
食事が終わってもなお飲み続ける。韓国線はワイン、小さいボトルで出てくるから飲んだ量が管理しやすい。写真は2本目ですね。確か。偏西風のせいかやっぱり時間が進むのが遅く、普段ならビール飲んでワイン飲んでおしまい、の韓国線なのに酒が進む、進む。空いているせいもあるだろうけど結局4本、ってボトル1本空けたのと同等か。あはは。
韓国の東海岸が見えてきた。11:58。
沈み込む感触。12:05。どうやら降下がはじまったようだ。12:20、預けたコートの返却があり「あと10分で着陸」なんて仰る。もうそんな時間か。「ワインもう一本いかがですか」なんていわれて着陸まで飲み続けるのも面白いかななんて思ったけど流石に見合わせ。まもなくベルト着用サイン点灯。あと10分で着陸と案内される。ずっと朝鮮半島が見えていたのが、いつの間にか仁川の市街地なんかが見えている。12:28 Geardown、12:31 Landing RWy33R。12:40、Spot in SP113。
