2008-11-03

 ソウル郊外、小高い丘の上で目覚めた。ソウルの8時は東京の8時。もう少し寝ていたい気持ちも有るけど起きてしまう。三連休最後の日、今日で帰国だ。仁川14:00の飛行機に乗るからそれなりの時間には空港に行かねばならない。

 まずは昨日買ったキムパブで朝食を。荷物を整理すると少々カバンに余裕が出来た。もう少し買い物出来たな。空港で買い足しても良い。最後はホテルの廻りを少し歩いてみた。

 坂を上がって行くとそこには不思議なモニュメント。

 1ヶ月は季節が早いようで既に木々が色付いている。
 さて時間切れ。10:35、ほぼ時刻通りのリムジンバスで空港に。

 市街地を挟んで反対側だから少々時間が掛かる。


 仁川空港に着いてみると12:00過ぎ。着いた所、目の前にファミリーマートがあったからビールなんかを買う。市中より若干高めのKRW1900。まぁ仕方ない。
 ファミリーマートの反対側がJALのカウンタと言う流れの良さで早々とチェックイン完了。出国もすんなり終わって、来る時の混雑が嘘のようだ。

JL954 JA813J B747-300 ICN→NRT

 仁川空港。サテライトターミナルが完成していて外国の航空会社はみなサテライト側からの出発。これから乗るJALの成田行きも113番から出発。

 サテライトまでは新交通システムみたいな軽電車に乗って運ばれる。12:45ぐらいにはサテライト側に着く。ラウンジもこちらに引っ越している。当たり前か。

 開放的な雰囲気は前のラウンジのまま。

 蕎麦があるのは初めて見た。かなりの人気ですぐに無くなり補充が入る。ビールが缶からサーバに変わった。アサヒなのは遺憾。
 ひとまず時間まで軽く飲みつつ、恥辱を少々進めておく。
 搭乗の案内が流れてラウンジのお客さんもあらかた搭乗口に向かう。こちらも、そろそろ。

 ここに居る人は良く分かっていると思いますよ〜
 改めて搭乗口。

 既に搭乗開始。待っているのはJA813J。2006年 YS-11の為に福岡通いをしていた頃に何度か乗った機材だ。機内に広がるススキ模様の内装がちょっと懐かしい。今日はアップグレードクーポンを行使したからビジネスクラス。ジャンボの機首にお月様も輝く。
 本日は満席と案内。3連休の最後、明洞を歩く日本人の数を考えると当然か。順調に搭乗は進みL1のドアが離れて行く。13:59 Door close。成田までの飛行時間、1時間35分だとか。羽田から福岡まで飛ぶのとあんまり変わらない。併せて11月1日からの韓国人通訳サービス実施の案内があって、続いて流暢な韓国語が流れ出した。14:03 push buck。お馴染みの安全ビデオがKALに乗った後だと何か凝っているように思えて不思議と新鮮。隣は外国人だけど、あの人の眼にはどんな風に映るかなと思う。14:08 Taxing。
 出国してから搭乗口までが遠かった分、出発してしまえばかなり早い。もうCXと行き交うともう滑走路端だ。14:16 Take off RWy33L。
 ぐるっと旋回しながら上昇して行くと漢江の流れが眼に飛び込んで来る。金浦空港、南山のあたり、ソウルの街を一望。綺麗に見えているけどベルト着用サインは灯いたまま。次第にソウルの街が後ろへ遠ざかり、赤く染まる山々、そして日本海が見え出した14:36、ベルト着用サイン消灯。比較的順調な上昇だったけど、意外と引きずった。

 眼下には辛うじて朝鮮半島

 写真が撮れるようになったので改めて機内の様子を。お月さま、お久しぶりです。
飛行時間は短くてもビジネスクラスである事は間違い無く、サービス開始にあたり、まずはおしぼりのサービスから。

 ついでウェルカムドリンクが提供される。この頃にはもう日本海上空。眼下は一面の雲だ。
 着陸まであと一時間と言う頃。機内食の提供が始まる。ラウンジで軽くぱくついて来たけど、出されるものは頂く。

 ワントレーにまとめられたビジネスクラス機内食。韓国線では和食一種類のみ。一緒にワインをお願いしたら小瓶で出てきた。
 機内食を食べていると機長さんから飛行状況の案内。時刻は14:59。高度12500mを対地速度1010km/hで順調に飛行中との事。成田到着は16:00を見込んでいるそうだ。成田の天候は曇で気温は15℃。降下中には揺れると告げられる。
 ワインの小瓶二本で昼食を頂き最後はコーヒー。若干慌ただしい成田への帰り道。外は何処までも雲の羅列で何処までも飛んで行きそうな雰囲気。でも確実に終わりは近付く。15:25、機長さんから案内。あと35分で着陸する旨が案内された。あと10分でベルト着用サインが点灯するそうだ。併せて客室乗務員向け「あと10分で業務終了の事」の業務放送。これからどうやら揺れるらしい。

 眼下に見えてた雲が次第に忍び寄る。雲の中に、一度。一瞬青空が見えてまた雲の中へ。15:37、ベルト着用サイン点灯。雲の中に潜ると機内、薄暗くなる。結構な揺れ。揺れ。そして揺れ。

 気が付いたら富士山がはるか向こうに。視線を手前に移してゆくと

 あっ、銚子だ。時刻は15:46、あと15分で着陸と案内が改めて。そして電子機器が使用禁止となる。少しずつ左へ、左へ旋回してゆきながら降下。だんだんと地上が大きくなる。不意に風車の羅列が目に飛び込んだ。16:03、Geardown。16:08、Landing、RWy16R。
 成田は着陸してからスポットまでが遠い。今日はどこまで行くだろうと気長に見ているとするすると妙な所に入る。16:11 Spot in SP205 バス連絡である。

 これはびっくり。

 さすがにジャンボ。下から見上げると迫力が。

 貨物のエリアらしく貨物機が近くにいます。

 大人げも無く少々はしゃいでしまいました。バスでターミナルまで運ばれると意外と早く入国。下手にサテライトに着くよりも良かったかも。
 荷物を受け取り税関を抜けて入国すると到着から35分ほど。

 到着機が多い時間だとは思うけど案外と早い。帰りは京成にしてみた。ホームに入ってから特急券を買ったけど、余り混んではいない様子。

 やって来た電車に乗り地上に出ると既に日は暮れていた。さっきまで明るかったから全く意識しておらずこれには驚く。
 日暮里からは京浜東北線は209系

 48編成で。昨日の分を携帯で綴りながらの小一時間はあっと言うまに帰宅の道へ。

サイトアップ アクセスカウンタ

 サイトアップはお休み
 アクセスカウンタはチェックせず
 万歩計は8,881