2009-03-19

 早々と寝る。普段より1時間弱早いだけでもなかなか寝付けない。それでも何時の間にか寝て起きると4時半。まあまあ良く寝た。今日は休暇。つまり4連休な訳で意図する所は旅行ではあるけど。
 京急で横浜から羽田空港ゆきに乗り蒲田で降りる。
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 さらに乗り継ぎ品川。品川からJRで上野。そして
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 京成。つまり行き先は成田空港。最初からバスに乗れば1時間少々の所、倍の二時間以上。その代わり運賃はバスの半分以下。最後はスカイライナー乗ったから半分以下では無いけど。
 上野で同行者と合流する。ほぼ満席のスカイライナーに揺られて1時間ほど。成田空港には8時前到着。
 搭乗手続。今日も乗り継ぎだけど最終目的地までまとめてチェックインできる。荷物も預けっぱなしでよい。
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 航空券を二枚受け取り、出国手続き。意外と混んでいてついつい自動化ゲートの登録をしてしまう。指紋を取られるのは少々抵抗があるけど、列に並ばなくてもいいのは確かに楽。
 出発まで2時間少々。ラウンジで休憩となる。ひとまず
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 朝食を。ホテルのバイキングみたいな朝食だけど何気にお酒の友達が多くて酒が進む進む。乗る前にへべれけになりそう。
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 そんなわけで和食系お酒の友達を地元秋田の日本酒と共に頂きます。信じられないほど身の引き締まった鯖も秀逸でしたが、白魚とほうれんそうの和え物もまた秀逸。これがセルフサービスでなければ、CXの香港、ファーストクラスラウンジよりも間違いなく上だなと思いつつ。

JL719 JA732J B777-300 NRT→SIN

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 向かい側に佇むJALの機材を眺めてながら、飲んだり食べたりしているうちに搭乗時刻。まず向かうのはシンガポール。今日の出発はサテライト側、85番搭乗口からなので少々早めに動き出す。
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 搭乗口に着く。既に搭乗は始まっていて短い列の後ろに並んでもそんなに待たされない。待っている飛行機はB777-300。JA732J。予約した時はB747-400だったけどいつの間にかB777-300に変更されている。機材は本来欧米線に使われるものらしくJALスイート筆頭の4クラス機。本来エコノミーの予約だけどあてがわれた席はプレミアムエコノミー。前後も左右もちょっと広くなった座席となった。クラスJみたいだなと思いつつひとまず落ち着く。
 ほぼ定時の10:56、Doorclose。シンガポールまでの飛行時間は6時間40分と告げられる。比較的距離の短いとされる東南アジア線だけど、さすがに時間が掛かる。到着すると夕方だ。離陸後1時間ほど経つと揺れが予想されるとのこと。身構えるような話だけどひとまず11:02、Pusubuck。11:07、Taixing。
 誘導路を淡々と西側へと向かう、相当遠くまで。前後に縦列に離陸機が連なっているらしい。ようやく滑走路端。1機前の離陸を待ってから滑走路端へ。11:23、Take off RWy16R。上昇してゆくにつれて雲交じりの景色なり、九十九里浜が後ろに流れながら雲に紛れて行く。軽く揺れながら多分上昇。11:33、ベルト着用サイン消灯。朝7時のNHKニュースがモニタに映し出される。
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 お手洗いに立つついでに機内の様子を。機材変更を食らうぐらいだから空いているのかと想像していたけどまぁそれなりには乗ってた。とは言え同じ時間帯を飛ぶシンガポール航空A380に乗ってみたいと思わないといえば嘘になる。今日の様子を見るとJAL、意外と善戦というべきか、よく分からない。
 軽い揺れが来る中、NHKニュースを見ているうちにまずオシボリの配布から機内サービスが始まる。っーかエコノミーでも一応、まぁ一応、布のオシボリくれるんだ。へぇ。
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 飛行機は遥か洋上をぐるり。三宅島かどこかの上空を過ぎて西に向かう。見えているのは雲か何か。その前に翼の上だったわな、この席。 
 軽く揺れを伴いながらの西へのフライト。高度10,360m、対地速度800km/h。ひとまずドリンクサービスから始まった。
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 またビールから再スタート。はい、リスタートです。席だけプレミアムエコノミーの権利を生かしてパソコン、電源を取りつつへべれけの続きを。
 へべれけにへべれけにと落ち込んで行く途中、12:16、機長の挨拶。紀伊半島の南側を飛行中で高度10,400m、対地速度880km/h。1時間後に南大東島の上空、3時間後にルソン島の上空を通過してシンガポールには現地時間17:05に到着とのこと。現地の天候は曇りで気温は30℃と告げられた。30℃、夏そのものだ。っーかシンガポールはほとんど赤道直下だっけ。
 ついで、機内食が出てくる。時刻は12:40過ぎ。せっかくなので二種類別々に頼んでみる。
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 メインが違うだけだけど。そりゃラウンジの飯に比べれば、↓でしょうけど、、、決して悪くないんじゃないでしょうか。
 フライトは順調に進む。つーか流石に長い。映画を見て、従ってどこ飛んでいるんだか分からない間に2時間以上が過ぎて、どこまでいっても翼の上だからどこ飛んでいるんだか分からない。映画見終わったのが16時半過ぎ。飛行機はボルネオ島の北側を飛んでいる。
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 再びオシボリが配られてアイスなんて出てきてどうやらそろそろフライトの終盤戦。あと何時間が聞いてみると1時間半ほどと仰る。長かったようで短いようなフライトもおしまいが近づく。
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 17:37、雲が出てきてちょっと揺れる。窓外が霞んだのはこの一瞬だけでその後は夏の様な青い空。既に着陸態勢に入っているようで高度6,000m、対地速度750km/h。
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 ボルネオのあたりか、このフライトで初めて地上が見えた。17:48、ベルト着用サイン点灯。あと12分で着陸とのこと。地上、赤土の大地だ。17:58、Geardown。18:00、Landing、RWy02C。
 明るい光と青い空。見るからに暑苦しそうな大きな空港をTaixingしてゆく。シンガポール時間で17:02と案内された。日本とシンガポールの時差は1時間。ほぼ同じような経度のバンコクは時差2時間だったけど、不思議な事にそういうことになっている。
「飛行中に嬉しいニュースが入ってきました」
 珍しい案内。
WBC ワールドベースボールクラシックの日本対キューバ戦は5-0で日本が勝ちました」
 機内、拍手。
 17:03、Spot in SP D44。
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インターバル

 ほぼ赤道直下のシンガポール。さすがに暑いので日本から着てきたジャケットは脱いでしまう。
 今日はこの後、クアラルンプールまで乗り継ぎ。飛行機の出発は20:10。シンガポールチャンギ空港羽田空港と同じように到着と出発が同じフロアなので乗り継ぎは楽。搭乗手続きも成田で済んでいるからそのままラウンジに引きこもる。シンガポールのラウンジはJAL単体ではなく各社との共用ラウンジ。出発機が少ない時間帯だからか比較的空いている。
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 奥側のカレーは結構美味しくいただける。ビーフンとかもあったけどちょっと微妙なお味。
 少しビールを飲んだり、恥辱や地獄を上げている間に時間が経つ。
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 そろそろ出発便も増えるのか少々混雑してきたところで19:30が過ぎる。搭乗開始は19:40。そろそろ搭乗口に向かう事にする。搭乗口までは少々距離がある。

JL721 JA604J B767-300 SIN→KUL

 19:40を過ぎる事数分。搭乗口へ戻る。先ほどの隣だから結構遠かった。で、
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 まだ30分前なんですけどねぇ。乗れたから良いけど。
 この便は大阪からシンガポール経由のクアラルンプール行き。大阪からの到着が早かったのかもしれない。成田からの到着も定刻より30分早かったし。
 機内は空いている。シンガポールである程度降りたからかもしれない。エコノミーの前から2列目に座る。プレミアムエコノミーに座った後だと流石に狭く感じる。座ってまもなく挨拶があったり紙パックのジュースが配られたり。入国書類も貰う。19:55、Doorclose。クアラプンプールまでの飛行時間は35分と案内された。19:58、Pushbuck。20:04、Taixing。入国書類を書いていると滑走路端にたどり着く。20:11、Take off RWy02C。シンガポールの夜景がどんどん遠くなる。順調に上昇して行って20:16、ベルト着用サイン消灯。
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 さきほど貰ったジュースを飲む。JALの機内ではあまり見た覚えの無い紙パックのジュース。日本の製品だったから大阪から積んできたのかと思う。テレビ画面にはマレーシアの入国書類の書き方ガイドが流れる。
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 機内の様子見たさに一度席を立つ。席の主がいるのは概ね半分程度と言った所。後ろの方は分からないけど、まぁ推して知るべしでしょうか。
 軽い揺れを一度感じたあと、20:34、ベルト着用サイン点灯。あと10分で着陸という。本当に早いけど、シンガポール−クアラルンプール間は東京−名古屋とそんなに変わらない距離。確かに早い。意外なほど大きな街明かりが見えてきている。もうクアラプンプールの近郊なのだろうか。天候は晴れで気温は29℃と案内。
 テレビモニタが行く先を映す。空港が見えている。クアラルンプールの空港だ。だんだん大きくなって20:45、Landing、RWy32L。滑走路の先に想像以上に大きなターミナルが二つ。どちらに行くのかと思ったけどどうやらサテライト的な所に着くようだ。20:52、Spot in SP C6。
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 成田から11時間。途中3時間の乗り継ぎを挟んではいるけどクアラルンプールは意外と遠い。

マレーシアの洗礼

 香港やバンコクよりはちょっと大人しめのクアラルンプールの空港。器だけは大きくてサテライトから本館側へは新交通のような電車で移動となる。電車は相当速くてカーブで思いっきり振られる。そして本館はかなり遠い。相当走ってようやく到着。入国審査はすんなりと。簡単にスタンプを押される。JL721の荷物が出て来るまで6分50秒なんてカウント表示があるから、その間にと両替を済ませる。さらに市内へ向かう電車の切符まで買えた。ちょうど出てきた荷物を受け取るといつの間にか制限エリアを出ている。税関は、どこだったのだろう。
 やはり少し規模が小さめ、人も少な目の空港ターミナルから地下にある市内ゆきの電車乗り場に行く。
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 既に電車は出発を待っている。3両かそこらの電車、向かい合わせのボックスが並ぶ様子は特急というには少々物足りない感じ。時間が来て動き出す。クアラプンプール市内、KL Sentralまで停まらない。最初は街明かりの見えない真っ暗なところ。15分ほどするとマンション群が立ち並ぶ都市近郊という雰囲気になり、隣に線路が現れたりすると大きな街になる。速度が緩んで終着、KL Sentral。
 KL Sentral。日本風に言うとクアラルンプール中央。KTMを名乗るマレーシア国鉄の長距離線始発駅であり、国鉄線の近郊区間を走るKTMコミューターの駅でもあり、LRTが乗り入れ、モノレールまで顔を見せる。つまり大ターミナル駅。今日は駅に程近いホテルに入るところまでが行程。無事チェックインを済ませて部屋に入るとこちらの時刻で22時半近く。
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 意外と街明かりが少ないなぁと思いつつも、さて、ビール、、と思ったら冷蔵庫、冷えてないでやんの。いろいろ見たけど冷蔵庫自体が動作していない様子。フロントに電話を掛ける。すぐに行くと仰るのでシャワーも浴びずに待つ。待てど暮らせどう〜ん、来ない。いい加減、シャワー浴びなくてもいいから寝たいんだけど…。
 1時間ほど待ってようやく係員が新しい冷蔵庫を持ってやってくる。そのまま入れ替えて終了。もう時刻は24時近く。日本時間なら1時だ。さすがに疲れた。軽くシャワーだけ浴びてからzzzzz。

サイトアップ アクセスカウンタ

 サイトアップは惜別6746Fに写真を追加
 http://www.geocities.jp/podaka8525/6746/6746.htm
 もう一つ、京八準特に6736F英字併記幕
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 アクセスカウンタはチェックせず。
 万歩計は10,273