十和田観光電鉄

 15時半の普通列車で三沢に向かう。まだ早いので十和田観光電鉄に乗ろう。ここは1990年に乗ったきりだから16年ぶりの乗車となる。
 三沢駅にて
 写真:十和田観光電鉄三沢駅にて 次の列車は16:13
 時間が来て改札が始まる。ここも電車は代替わり。昨年乗った弘南鉄道と同じ元東京急行7000系。いやVVVFに換装された車両だから元7700系か。比較的最近譲渡されたもの。高校生が中心のお客さんを乗せて発車。まずは古牧温泉の中を静々と進んでゆく。ホテルの宿泊客がカメラ向けているな。
 三本木原の大地は霞んでいる。ふと飛行機の離着陸が心配になる。ケータイでチェックを入れると天候調査が入っているようだ。やれやれ、飛ぶかな。ちょっと心配になってくる。十和田市行きに乗ってしまったから今更ジタバタ出来ないしけど、ちょっと気もそぞろ。
 30分ほどで十和田市着。ここはダイエーが中核のテナントになった駅ビルだったと記憶しているけど、やっぱりと言うか何と言うか撤退している。
 http://www.toutetsu.co.jp/profile.htm
 によるとフランチャイズだったみたいだけど。改札を出ると駅ビルの二階だし、中途半端に時間があるのでしばらく店内をぷらぷら。
 三沢駅前は時間潰すのに難儀するし、十和田市でお茶でも飲んで1本落とすか、車庫のある七百あたりで1本落とすかなんて思っていたけど、少し早い目に三沢に戻ろうかと思う。場合によっては行程を変えなくてはならないかもしれない。
 十和田観光電鉄
 写真 十和田市駅停車中の7700系電車
 っー訳で三沢へ戻ってきたのだけど、空港に行くには1時間待ち。時刻は17時半。まもなく羽田からの三沢行きが飛び立つ時間だけどまだ天候調査が入っているようだ。駅前には何にもないし時間を潰しがてら市街地の方へ歩いてみる。霧は……凄いなぁ。もう一度チェック、「欠航」の文字。三沢へ来る便が飛ばなければ三沢からの便も飛ばないわな。こりゃ、ダメだわ。
 手続きは空港行かなきゃだめかなぁとも思ったけどそれも詰まらない。取り合えず電話してみよ。何処に電話すれば良いのか分からんのでJGCのデスクに電話してみた。翌日の便に振替と仰る。それでは困る。青森辺りからの最終便に振り返られないかと聞いたけど、路線が違うのでダメだって。
 http://www.jal.co.jp/dom/info/irrinfo.html
 には、
>4. 経路変更
>同一区間への変更が不可能と当社が特に認めた場合、当社が認めた区間へ経路変更させていただく場合もございます。
>※上記取扱いは、搭乗日当日、出発空港において空席がある場合に限ります。(事前の予約ができかねますのでご了承ください。) 
 とあるのだけどなぁ。仕方ないので新幹線で帰ることにしよう。今からなら18時半ぐらいの新幹線で22時過ぎに東京に着くことが出来る。飛行機はキャンセル。新幹線との差額は持ち出しになるのが痛い。
 駅に戻って横浜までの切符を購入。新幹線代込みで16,000円ほど、思ったよりは安いな。それでも持ち出しには変わりない。翌日の仕事休むわけには行かないし、帰ることが出来るだけ良しとすべしかなぁ。