JD1038 JA8941 B777-300 SPK→HND

 羽田へ戻る飛行機は時間に余裕をみて20:50。でも2時間待って帰り着くのが23時過ぎと言うのはちょっとしんどい。少し早い便にならないかなと志してみたけど最終便まで満席だそうな。何かめんどくさくなって予定通りの便にする事にした。この時間帯、羽田ゆきは19:30、19:55、20:20.20:50と言う調子で本数がおおいけどみんな満席と言うのは、札幌で何かイベントでもあったんかしらん。予定の便を待つ間、ラウンジで恥辱を綴る。
 時間が来たので搭乗口へ向かう。10時間ほど前に那覇ゆきへと搭乗したときと同じ16番搭乗口。待っている機材は、西遊記、ってことは朝と同じJA8941。満席なためか、搭乗に時間が掛かる。列が少なくなってから乗ったはずなのに、ダラダラダラと搭乗が続いている。Doorcloseは20:57。その後の動きはスムーズ。21:03、Taixingが始まる頃に羽田までの所要時間が1時間15分である旨、案内された。21:09、Takeoff、RWy19R。直ぐに地上が雲に包まれる。若干の揺れ。それも治まるとベルト着用サインが消灯する。21:30。テレビモニタには今日5度目のNHKニュース。今度は19時のニュースだ。
 21:40ごろ、離陸した後に初めて外の明かりが見えた。割りと大きな街明かりだ。仙台かどこからしい。街明かりが後方に遠ざかってゆく。雲が出たのか山か海が見えているのか、漆黒の闇しか見えなくなる。21:53、高度11,000m、対地速度877km/h。あと10分でベルト着用サインが点灯するとか。
 その10分後。窓の外には関東平野が見えてきた。ここで操縦席から案内。「羽田空港混雑のため、15分ほど東京北方にて待機します。羽田着陸は22時45分ごろとなる見込みです。」突然左旋回を始める。ナビゲーションマップの表示によると霞ヶ浦の辺り。180度旋回して機首を北側に向けてしまった。左、左へと廻ってゆく。ベルト着用サインは点かない。高度がだいぶ落ちている。2,500m。対地速度は470km/h。羽田から77kmのところ。
 22:21、ようやくベルト着用サインが点灯する。間もなく着陸の案内が流れた。機内減光。外の明かりが眩く見える。東京湾へと出る。22:45、Touchdown、RWy34R。Spotin、22:52、SP15。
 ドアを開ける前、先任乗務員、「客室乗務員はドアモードをディスアームドに……」と言いかけて「マニュアルポジションに」と言いなおしている。やっぱり「Operetion JAL Dom」だったのねん。
 思いがけず遅くなってしまった。京急は23:08の久里浜行き。何とかその日のうちに洋光台にたどり着く。