JL1298 JA8268

 空港には25分ほどで到着。発券カウンターに向かう。元々ANAの方が強い空港のためかJALのカウンタは隅の方にこじんまりと設置されている。自動チェックイン機も無い。1日2往復では必要なしと言う判断だろうけど、ちょっと意外。今日は荷物を預けてしまう。暗くなってどうせ写真も撮れないのだし。Doorsideタグを付けてくれる。
 JALが18:50、ANAが19:10という時間設定のせいかセキュリティチェックは混んでいる。今日はちょっとした小物と搭乗券しか持っていないからチェックは非常に楽。簡単に通り抜け。搭乗待合室も混雑している。搭乗開始は18:35過ぎを予定していると案内が入った。後方座席の方を先にという案内も同時にある。復列機で後方優先の案内を聞くのは初めてだけど、今日は混雑しているからかもしれない。
 今日は文句無く後方座席なので早いうちに搭乗する。待合室では確認出来なかった機体番号もJA8268と分かる。オーディオのダイヤルが物語る通りの加齢機だ。B767って新鋭機という印象が付いて廻るけどあくまで自分が子供だった頃の新鋭機、なんだよなぁ。
 18:48 Door close。新潟上空を離陸20分後に通過、羽田までの所要時間は50分との案内がある。
 18:49 Push buck 18:52 taixingを始める。機内は減光される。機内モニタに前方カメラの映像が映る。どうやら誘導路が無いらしくそのうち滑走路端のターンパッドをぐるぐる廻る様子が映し出される。
 18:56 Take off RWy 。先ほど通ってきた市街地が広がる。すっかり暗くなり灯りが瞬く富山の
街。まもなく富山駅が小さく見えた。そして前方には富山湾の暗がりが見えてくる。軽く揺れる。右へと旋回を始める。
 19:06 ベルト着用サインが点灯する。そして照明が元に戻った。眼下にはところどころに街の灯りが見えている。新潟へ向かうそうだから糸魚川上越の市街を見下ろす事になるのだろうけど、葉klきりどことは分からない。時々スキー場のような灯りが見える。時計を見ると19:12。離陸後16分が経過しているからかなり新潟市に近づいているのだろう。その後も何度かスキー場が見えた。
 ふと思い立って新聞を取ってくる。通路を歩いて機内を見渡すと後方まで割と席が埋まっている事が分かる。搭乗率8割ぐらいかなぁ、そんな見立てをする。新聞は東京版。今朝は羽田からか。運用はちょっと図りかねる。
 大きく揺れだす。ローリングだ。19:27。どの辺りなのか良く分からない。地上の灯りが大きく広がっており関東平野まで飛んできたことは確かだ。ベルト着用サインは点かないもののしばらく続く。サインが点いたのは19:32。あと10分で着陸しますと案内が入った。定時よりもかなり早い様子。19:35には幕張の千葉マリンスタジアムが見えたから本当に羽田がもう直ぐそこまで近づいている。東京湾へとそのまま進み、旋回を始める。右手前方に斜めに傾く羽田が見えた。どうやら着陸機が少なく最短ルートで南側に回りこんだらしい。19:40 touch down RWy32L。
 spot inは19:40。14番スポットだった。後ろからなのでゆっくりと降機。この機材、これで今日の運用は終わりかと14番の出発案内を見ると20:50の千歳行きと案内がある。JL1043、千歳への最終便。千歳到着は定刻22:20だ。なんとも大変なことである。
 荷物を取りに行く。降機が遅かったからもう出始めているかと思ったけどまだ。数分待つ。荷物が流れ始めてびっくり。自分のカメラバックが一番最初に出てきた。Doorsideタグ、威力まざまざである。