2023-12-26

 少し目覚ましが鳴り出す時間を遅らせた。普段よりもぐっすり眠れた感じがする。起き出して身支度。今日は出張。普段は着ないスーツを着て、ネクタイを締めの出勤。6時過ぎに家を出る。膳所の駅まで向かい、下りホームに。朝ラッシュの始まりみたいな時間だが、電車はそんなに混んではいない。もちろん座れるわけではない。
 今日は新大阪まで。思ったよりも順調で少し余裕ができる。
 新幹線乗り場へと緩々向かう。京都では無く新大阪まで来たのは

 今日向かうのは西方面だから。普段は縁がない山陽新幹線を志す。鹿児島中央なんて普段は見ない行先案内を眺めて構内へ入る。
 年末になったせいか駅構内は混雑気味。ホームに上がると

 もはや最古参となった500系が姿を見せている。乗りたいところだが、こだまにのってしまうと予定の時間に客先には着かない。

 隣に九州直通のN700がやって来て短い8両編成が並ぶ。でもこちらにも乗らない。乗車するのは

 531A。博多行きのひかり。X55編成。僅かに残った博多ゆきのひかりを選んで乗る。土曜日と同じくS Work車両にしたが、今日は結構な混雑。隣も埋まった。思ったのとちょっと違う。
 京王線恥辱を進めつつ西に。途中、岡山、福山と多少降りるかな、程度だが、案外と混んだまま。広島で多少余裕が出来た。次は、新下関だそうだ。のぞみが停まる徳山、新山口をぶっ飛ばすなかなかの走り。何気にのぞみ並みの俊足である。
 今日は小倉で降りる。


 「ひかり」「博多」の表記を改めて眺めてから改札の外へ。この先は日豊線に乗り換えなのだが、ちょっと時間に余裕を持たせている。まずは切符の引き取り。インターネット予約で割引切符を抑えたのだが、

 JR九州の窓口は指定券券売機も含めて混んでいる、という話を耳にする。余りギリギリの接続だと切符を受け取る余裕が無さそうで、小倉で1時間の待ち時間を設定した。実際にはそこまで運んでおらず、すぐに出発するソニックでも十分に間に合った感じ。
 とにかく、小倉で時間が出来た。

 モノレールが行き交うのを見ていても仕方ない。そんな訳で小倉駅からほど近い

 シロヤの開店に並ぶ。妻が喜ぶであろうサニーパンとオムレットをお土産替わりに。
 シロヤには行列があったが、1時間を費やす程の行列ではない。そんな訳で


 もう少しモノレールを見てから駅構内に戻る。 

 まだ乗車列車は表示されていないけど。
 出発案内に日田彦山線が出ていたので

 キハ47の姿をちらっと見ておく。ついで

 関門トンネルの交直切替区間に残る415系も眺めておく、国鉄末期に導入された新車と言いたくなる1500番台もJR東からは消えて、すっかり古びた感じを受ける。

【今日の駅そば】かしわうどん ¥450 北九州駅弁当株式会社


 小倉駅ホームではうどんのスタンドが盛業中。駅を出て資さんうどんに行くという選択肢と大いに迷ったが、今日は駅うどんが勝つ。お昼にはちょっと早いが頂いて行く。

 もしかすると、着いた先でもう少し食べるかも知れないので、軽くかしわうどんを。
 乗換に撮った1時間はちょうど良かったかも知れない。間もなく予約した列車がやって来る。

 特急ソニック。今日はこの先、大分まで行かねばならない。小倉で方向転換となる電車。乗り込んでみると座席の向きを変える真っ最中であった。自分の席も向きを変え、落ち着く。車内は6割ぐらいの乗車だろうか。外国人観光客の姿も見える。
 列車は定刻に発車。日豊本線を南下する。日豊線のこの辺りを特急で移動するのは初めてかも知れない。最初に乗った時は18きっぷだったし、その後は大分に行くのは飛行機ばかりだった。今日も伊丹から飛ぶつもりだったが、出張が決まった段階では既に飛行機は満席であった。年末年始の移動が多い時期だし、仕方ないのかも知れない。
 そんな訳で20年ぶりぐらいの日豊本線を下る。今日の北九州は山陰地方の続きみたいな暗い天気。そんな中を右に左に良く揺れる振り子電車でかっ飛んで行く。電源があったのでそれを生かして京王線恥辱を進めながら、南へ下る。一瞬、左手に海が見えたが、工業地帯の港湾という雰囲気。内陸に入るとちょっとした峠越えになる。あんまり峠という認識は無かったけど、国東半島の根元を横切るのだった。
 再び海が見えてくるとフェリーが停泊しているのが見えて別府到着。観光客が降りてゆくと車内は閑古鳥が啼く。

 いつの間にか青空が広がっていて、別府湾の青い海が車窓を流れる。間もなく終着大分に到着。

 時刻は12時40分。今日はもうちょっと先まで行って担当営業と待ち合わせ。中途半端な時間がある。軽く食べられる所があるなら、と思ったが、全国チェーンの店に入る気にはなれず、地場の店は混んでいる。昼食は先程のうどんで済んだ事にする。改めて駅構内へ。

 ちょっと間があるがホームに上がる。幸い、この時間の大分。良く晴れて風も吹いていない。

 見慣れない列車が停まっている。「あそぼーい!」と列車名が掲示されている通りのいわゆるD&S列車なのだが、車両自体は複雑な変遷を辿ったキハ183系国鉄末期前後に流行った展望席が付いた形の車両もだいぶ少なくなった。熊本から別府まで来た後、大分車両センターに引き上げる所だった様子。別のホームにはキハ185系の5両という列車がやって来たが、こちらはゆふいんの森の代走だった様子。
 特急が相次いで出発した後に

 乗るべき普通列車がやって来る。2両の座席が適当に埋まり、適当に立客が出るぐらいの乗り具合。数駅移動。指定された駅に着く。担当営業と合流して今日の客先へ。詳細は省くけど、なかなか不条理な事で怒られに行き、感情を殺して対応する。滞在2時間弱。宿題も貰ったので年明けにまた行く事になるらしい。
 最寄駅に戻る。大阪まで戻る担当営業は小倉までのキップを買い求めているが、自分は既に予約済。大分駅まで戻ると小倉に行く担当営業とは別れて改札の外に出る。戻りは飛行機で伊丹に向かう。来る時と違い逆方向だからか、大分-伊丹は予約が取れている。
 バスは17時25分の出発。帰りは何か大分らしいものを食べられるかと思っていたが、大分駅前ではその余裕はない。

 空港行きのバスは3割ぐらいの乗車だろうか。少なくはないけど多くも無い。既に夕方。渋滞の大分市内を抜けて高速道に乗る。大分空港は国東半島にあるから案外と遠い。山腹の高い所を通る高速道路から別府市街の街灯りを見て山間を進む。1時間以上走りようやく大分空港に到着する。

 時刻は18:40。大分からソニックに乗っていたらそろそろ小倉に着く頃、か。
 預ける荷物も無く、乗り継ぎも無い単純利用なのでそのまま保安検査場に向かう。

 出発は19:15。もう30分程であり、空港でも軽く1杯、という時間は無かった。多少、何かは食べたかったけどなぁ。そんな訳で、制限エリアの中に入ってから、搭乗待合室にあるBLUE SKY改めJAL PLAZAの店舗で

 丸天うどん売店で売っていたサッポロ生ビール黒ラベルと共に頂く。どうせなら、日田工場産のジョッキを飲み干したかったけどなぁ。
 しかし、2食連続うどん、か。

JL2366 JA225J ERJ-170 OIT→ITM

 伊丹ゆきのフライトは19:15の出発。

 うどんとビールを頂き、出発を待っていると19時を過ぎて事前改札が始まる。次いで優先搭乗。

 外に見えるのはERJ-170。今日はJA225Jが充当されている。
 今日は中程の窓側席を予約している。ギリギリの予約だったが、空席状況をちらちら見ながら、隣がいなさそうな所を選んでいる。8割ぐらい席が埋まったが、隣は来る事無く、19:13、Door close。乗務員の紹介があると

 19:16、Push buck。順調に出発への準備が進むと

 19:22、Taixing。暗い中、地上係員がこちらに手を振り、飛行機は誘導路を進む。この先の目的地、伊丹は混雑する時間だが、管制からの指示は特にない様子。滞りなく進むと滑走路へ。19:26、Take off RWy19。
 穏やかに上昇してゆくと左に旋回。機首を東に向ける。窓外は既に暗闇。船の灯りも見えないままに19:32、ベルト着用サインが消灯する。
 時刻表上で1時間という大分-伊丹のフライト。サービスは飲み物では無く

 キャンディとなる。頂いたけど、既にビールを飲んだ後。甘い物という気分ではないのでその場では頂かず。
 19:42、あと15分でベルト着用サインが点灯する旨の案内が入る。窓外も見えないので何となくシートポケットに入っているリーフレットの類を見る。J-AIRオリジナル品が並ぶ中に、2024年のカレンダーがある。23年のカレンダーはHACのものを買ったけど、24年は売っていないようで、それならばと思い至り、カレンダーを頂く。
 客室乗務員にお願いすると
「私もこれに載れるよう頑張りたいと思います」
 なんて言われてカレンダーを渡される。

 740名のうちの7名だから相当な選抜度合なのだろう。一緒に写っているのはシール。JALのものではなく、客室乗務員が個人的に集めている飛行機柄のシール、だそうだ。カレンダーのお礼だそうだが、恐縮してしまう。

 別の乗務員からもカレンダー購入のお礼とキャンディと絵葉書を頂く。
 20:00、ベルト着用サイン点灯。飛行機は紀淡海峡を渡って和歌山から北上している。少し東に逸れたが、伊丹渋滞という感じでは無く、そのまま最終コースに差し掛かるような動きをする。

 街灯りが一面に広がるようになって、大阪郊外に差し掛かった事をする。高度を下げて大阪の中心地へ。

 翼の向こうに光の海が広がって、徐々に近づいてくる。20:11、Geardown。黒々とした淀川を渡るとすぐ先に伊丹。20:14、Landing、RWy32L。20:18、Spot in SP25。
 ターミナルへはバス連絡となる。中程座席からの降機なので

 1台目のバスには乗れず、2台目。

 バスの着席位置は選びたい放題になったので飛行機が見える側に座って見ていると

 最後に客室乗務員が2人とも外に出て来てバスに向かって深々と一礼。手を振られる。手を振り返してJL2366とお別れ。ターミナルに向かう。何ともJ-AIRらしいウェットな接客を楽しんだが、その代わりに

 ターミナルに出てみると20:31。京都ゆきのバスは1本遅れる。

 15分待って京都行きのバス。半分少々埋まった感じで名神道を流れるように進む。名神を降りた後の下道も空いていて、21時半にしっかり京都駅八条口に着く。順調で有難いのだが、有り難くないのは東海道線

 微妙に遅延。定刻となっていた普通米原ゆきも遅れた新快速の影響を若干受ける。膳所に22時前着。歩いて自宅まで戻ると普段よりだいぶ遅い時間帯の帰宅となる。
 明日も仕事。5時前に起きようとすると辛いが、軽くお腹にいれて荷解き少々。明日の支度だけ簡単に済ませると早朝の起床に備える。

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