2021-12-31

 喉が渇いて目が覚める。大晦日の朝、東京都内、新宿のホテルにいる。朝までもう少し。寝ておく。
 6時を過ぎて外がだいぶ明るくなる。

 目の前の都庁。向こうに住友ビル。新宿副都心の朝は目覚めが遅い。とりあえず起きだした。
 起きたけどしばらく予定はなく、のんびりというか、ダラダラと言うか。朝食も今回の滞在では付けていない。昨日来の食べ過ぎでまだ空腹も来ていない。
 明るくなって少々身支度。折角新宿にいるので京王線を見ていこうと思う。昨年の12月31日にちょっと見て以来、まるっと一年、京王線とはご無沙汰している。
 妻とは後で合流する約束で先にホテルを出る。
 ホテルから歩くと新線新宿の改札口。急行高尾山口という案内が出ていたのでひとまずそちらに行ってみる。

 やって来たのは9749F。急行高尾山口ゆき。さすがに大晦日に高尾山まで行く人はいないのか、空いていた。
 京王線新宿に廻る。

 8:37の特急に8:43の準特という案内には何とも馴染めないが、これが2021年の京王か。そのホームには

 7000系7727Fがいる。特急京王八王子ゆき。

 1番線に8000系8702Fが来る。各停高尾山口ゆき。

 3番線に7000系7806F。準特高尾山口ゆき。

 3番線に8000系8706F。特急橋本ゆき。なんだけど京王多摩センターから各駅停車、だそうだ。そんな列車があるのか。2021年の京王には。

 1番線に9000系9707F。各停京王八王子ゆき。

 2番線に新5000系5735F。Mt.TAKAO3号 高尾山口ゆき。

 京王線新宿で全車指定席、なんて文字を見る日が来るとは思っていなかった。字面で分かっていたけど、実際に目で見ると改めて驚く。

 3番線に8000系8713Fが来る。準特京王八王子ゆきがやって来る。

 Mt.TAKAおより先に準特が出発してゆく。全車グリーン車と全車指定席の出会い。

 2番線に準特橋本ゆきがやって来る。こちらも京王多摩センターから普通列車橋本ゆきになる。

 1番線に8000系8728F。各停京王八王子ゆき。

 3番線に7000系7728F。特急京王八王子ゆき。

 1番線に8000系8725F。各停高尾山口ゆき。

 2番線に7000系7805F。準特橋本ゆき。

 3番線に8000系8709F。準特高尾山口ゆき。

 3番線に7000系7721F。特急京王八王子ゆき。旧フォントの番号表記がまだあったか。まぁお客さんには関係ない、利益を生まない部分だからなぁ。それで放置なのかも。

 1番線に9000系9705F。
 1時間強京王線を見た。駅の様子、入る電車。だいぶ変わったように見えて、時々変わらない所もあって、浦島太郎感と懐かしさの混ざる不思議な気持ちになった。数少ない懐かしい部分が優勢で気持ちは高まる。
 妻と10時に約束があるのでそれに合わせて移動する。新南口なのだが、様子がだいぶ違うので戸惑う。で向かった先は

 香港の飲茶屋(嘘)
 まあ添好運だから香港の飲茶屋には違いない。
podaka.hatenablog.com
 8年前に北角あたりで行った気がするけど、いつの間にか日本にも店が出来ている。
 妻が30分前に行列をしてくれたおかげで、開店と同時に入店できる。申し訳ない。
 注文は現地と同じく紙に記入する方式。まぁランチョンマットみたいな写真付きメニューもあるから、注文のハードルは限りなく低い。ひとまず色々と頼む。

 季節の温菜とあるもの。芥蘭が出て来る。大蒜の効いていて朝から旨い。

 海老の蒸し餃子を頂く。香港と変わらぬ安定の旨さ。

 デザートにしたいマーライコウが先に来る。温かいうちに頂いちゃう。

 久しぶりの大根餅。もう少しカリカリの方がいいかな。

 添好運の名物、叉焼包。8年ぶり2度目の美味した。

 湯葉オイスターソース蒸し。初めて食べたが思った以上に美味しいし湯葉もしっかりしている。

 豚と海老の焼売を頂く。外しようのない美味しさ。

 最後に粥が出て来た。これがドロドロに溶けるまで煮込まれた中華粥。これも旨かった。
 いつの間にか日本人観光客で満席。待たされている人もいる中、

 振り返っておや、と思う。この店、昔のクリスピークリームがあったところじゃないか。
podaka.hatenablog.com
 やっぱり同じ建物。
 さて、時間を妻に委ねる。京王線に時間を貰えたお礼みたいなもの。で向かったのは東口。元の京王新宿駅跡地にあるビル。今かイケアの街中小型店になっている。中に入ると意外と狭い。そりゃ、14m車2両編成が行き交うターミナルだからささやかだよなぁ。今でいえば石山寺の駅にデパートがあったような所だものなぁ。
 お買い物にお供した後、年越しそばを食べに行く。新宿三丁目から地下鉄。


 郊外まで出る千代田線の電車に乗って先へ向かう。地上に出てしばらく。終点の我孫子までくる。目的は年越しそば、そんな訳で

 我孫子駅構内営業、弥生軒さんに並ぶ。いや、凄い行列で15分程待つ。立ち食いそばだから回転は早いけど。
 順番が来て唐揚げそば。飲茶から3時間ぐらいしか経っていないから2個入りは無理。1個にしたけど

 箸で持ち上げられない程の唐揚げそばを頂く。食べている筈なんだけど、衣が汁を吸うからどんどん重たくなる。半分ぐらい食べた唐揚げが一番重たくなった。
 年越し唐揚げ、じゃなかった年越し蕎麦は人生史上初めてのジャンク年越しとなって終える。さて、我孫子から都内に。一人なら大回りをしたかも知れないけど、いったん改札を出る。改めて都心へ。途中、変化をつけたくてJRとメトロの結節点、北千住で降りてみる。改札の外に出た事が無い街。せせこましい商店街に都会を覚える。昨日のラーメン屋と同じなのだが、煌びやかな景色よりも雑多な景色に都会を感じるらしい。

 商店街の途中、スーパーマーケットで検索掛けたら引っ掛かった店に入ってみる。今日は18時までだそうで、正月用品は殆ど売り切れらしい。こんな店も滋賀には意外とないからなぁ。
 駅に戻ってメトロに乗る。途中で丸の内線に乗り換え。

 やって来たのが方南町ゆきなんて列車で驚くが、丸の内線の支線にも6両が入れるようになったんだっけ。そういえば千代田線にも北綾瀬ゆきがいたなぁ。
 新宿に戻る。

 日が翳る時間。きつい日差しが一気に翳って夕暮れと知る。ホテルに戻り軽く休憩。その間に日が沈んだ。

 向かいの都庁も今日はさすがにどのフロアにも灯りは点らない。
 東京は夜の6時になる。色々と貰った食事もあるので外に食べに行く気はないけど、ホテルに籠る気にもなれず、少し新宿を歩く。

 西口から東口。そろそろ店も閉まり始めていて、人の動きと街の動きのバランスが取れていない。
 小一時間歩いてホテルに戻る。有り物とビールで軽く夕飯。引き続き飲みつつ、大晦日のテレビを見て過ごす。

 23時半を過ぎて辺りも暗くなった。あと少し、起きていられるだろうか。

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