4連休の最終日。朝を松山のホテルで迎える。台北市松山なら幸せなのだがここは日本国内、愛媛県の松山市。例年なら海外に出かける絶好の休みに今年は国内旅行をしている。
明日は仕事なので当然のように帰宅する。ここまで鉄道で動いてきたが帰宅は松山から飛行機を予約している。朝一番の便であり、そんなに時間は残っていない。
外は雨が降っていた。
松山城の堀を眺めているとそろそろ6時。街が動き出す。眼下を路面電車が行きかうようになった。
気にしだすとキリがないけど、少し撮る。
この広告電車は湘南色っぽくて落ち着いているけど、
オレンジ一色の電車はやっぱりどうかと思う。
JRバスの一般路線も走ってゆく。松山高知急行線の残党、久万高原ゆきの系統だろう。昨日まで使っていたバースデーきっぷでも乗れたはず。
空港に向かうバスは7時過ぎ。それに合わせてホテルをチェックアウトする。この時間、雨は止んだ。バスを待つ間
大手町のダブルクロッシングを高浜線の電車が行く。元井の頭線3000系も市内電車やバスと同じく、オレンジ一色。吉祥寺でまみえた中央線みたいな恰好をさせられている。
低床電車の導入が早かった伊予鉄道は低床車も代替わりしている。10年間ご無沙汰だったのでこの車両は初めて見た。
空港へ向かうリムジンバスがやってくる。こちらもオレンジ一色。空港まで560円は現金精算。10年前に伊予鉄道のICカードを買っていたけど、存在すら忘れていた。
JR松山駅と空港の間を直結する道路ができたようで松山駅から空港まではわずか15分。市駅から空港ノンストップ12分というバスも設定があるらしい。もともと市内に近い空港がさらに近づいている。
7:40には空港到着となる。飛行機までは1時間近く待ち時間があるけど、まぁいいや。
空港は空いている。オレンジジュースのディスプレイーも暇そう。
手続きを済ませて荷物を預ける。秤に乗せると15㎏とでる。結構重たくなった。文字通り身軽になった。
搭乗便は9:05。だいぶ間があるが保安検査を受けてしまう。幸い、松山空港にはサクララウンジがあるから時間はつぶせる。
松山のラウンジも改装が終わっていて、昔ながらの日航サクララウンジというより、新生JALのサクララウンジっぽくなっている。ビールサーバも一人前に4社の銘柄が揃う。国内線では4社揃うのが標準になって来た。
1杯だけ飲んで、時間までラウンジで過ごす。出発20分前に合わせて席を立つ。
JL2302 JA228J ERJ-170 MYJ→ITM
出発20分前。優先搭乗が始まり、機内へ進む。長い搭乗橋の先、待っているのはERJ-170。70席クラスのリージョナルジェットだった。ERJのシリーズは伊丹拠点のJ-AIRが運用していて、伊丹から地方に行くと乗る機会が多いのだが、170の方は何気に今回が初めてとなる。
写真が撮れないのでドア手前で。
よく見ると副操縦士が女性だった。
ERJ-190はクラスJの設定があるが、ERJ-170はモノクラス。一番前の窓通路2席並びに座る。飛行機は座席が3割埋まるか否か程度の寂しい乗り具合。8:54にはDoorcloseとなる。8:58、Pushbuck。
雨の中、ゆっくりと飛行機が動き出す。隣にいるB737は羽田行き。9:02、Taixing。飛行機は海側へと誘導路を進むと
あっさりと滑走路へ。9:07、Takeoff RWy14。松山市内を左に見て空へと上がる。右にカーブして郊外で高度を稼ぐようだ。
松山西郊の坊っちゃんスタジアムと思しき野球場、松山駅高架化工事に伴い移転した松山貨物駅が見て取れて、飛行機は四国山地の方へと張り込んでゆく。そして雲。
9:15、ベルト着用サイン消灯。
窓外は一面の白。雲の世界だった。飲み物のサービスが始まる。松山-伊丹で飲み物が出るとは思っていなかったが、
パックのお茶なので手間かからず。これなら50分のフライトでも十分に対応できる。喉は乾いてないからお持ち帰りにしたけど。
9:20、揺れが予想されるそうで3分後にベルト着用サインを点灯させる旨の案内が流れる。
雲の向こう、讃岐平野か何かが見えている。昨日雨を心配しつつ通ったエリアだ。再び雲が出てきて9:22、ベルト着用サイン点灯。
雲が切れると
関西空港が見えている。
飛行機は内陸に入りつつ高度を下げてゆく。
生駒山地が見えてどうやら伊丹への最終コース。大阪市街地一望となる。
左手にいるので大阪城が見える。午前中に飛行機から大阪市街を見るのは久しぶりだ。伊丹空港がすっかり帰ってくる空港になってしまったのである。
大阪駅を眺めて淀川を渡るともう伊丹。9:46、Landing、RWy32L。26番に到着しますと案内があり、9:50、Spot in。ターミナルへはバスで案内との事。
タラップが近寄ってきて、ドアが開く。
バス1台で余裕な程度のお客さんが降りたつ。バスはターミナルの荷物受取所すぐ近くまで行ってくれる。24番搭乗口について歩くよりは早いかも知れない。
この時間、到着便に余裕があるからか、荷物も案外と早く出てくる。乗れないと思っていた京都行きのバスに間に合った。
京王線恥辱を綴りつつバスに揺られる。いつの間にか京都南まで来ていて、1時間掛からないうち八条口到着。思ったよりも順調。人との接触も最小。
10:50過ぎに京都到着。ぱらっと雨が降る中、駅まで駆け込むと11時の新快速に乗車というタイミング。石山まで行ってしまうと
京阪電車に乗り継ぎ。午前中には自宅に着いてしまう。かなり早いが、20時に伊丹に着いても翌日疲れるだけなので。
午後は洗濯やら片付けやらをして京王線恥辱を書き綴って過ごす。旅行初日の夜に起動しなくなったスマホは結局そのまま起動しないまま。いい機会だが次の端末を買おうか。決断は早い方が良いが、今日は付きかねた。
ちなみに。昨日利用した土讃線。
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26日は終日運休。27日も始発から運休との事。25日は偶然、運よく、大層運よく乗れたらしい。
【サイトアップ アクセスカウンタ】
サイトアップはお休み
アクセスカウンタは機能せず
万歩計は未計測