2019-05-02

 6時過ぎに目が覚めた。外は明るくなっている。日本時間なら5時で少々早い起床ではある。旅先ウラジオストクでむかえる朝。

 昨日は雨混じりの天候だったが、今朝は晴れている。スマホに来たプッシュ通知によると朝の気温は1℃。昼間は13℃まで上がるそうだ。
 今日もノープランだけど、ある程度何となくで、こんな感じのプランは出来ている。何れにせよ朝は朝食。昨日と別のスタローヴァヤに行く事にする。何だかんだと8時半を過ぎてホテルを出る。

 今日は平日なのでバスが普通に走っている。その様子を見て駅へと向かう。駅の近く、昨日ピロシキを買った近くのスタローヴァヤに。


 店の中は空いているが、多くのテーブルに食事が用意されている。団体さんでも来るのかしら。ひとまず注文。

 餃子を1つ、のつもりが1皿餃子になる。それとニシン。紅茶を頂く。

 餃子は65ルーブル

 ニシンは49ルーブル。そして紅茶が15ルーブルで全部で129ルーブル
 妙な組み合わせの朝食を頂いているとわざわざ団体がやって来る。ロシア人の子供の団体。小学生高学年か中学生か。荷物が大きくどこか遠くの街からやって来たらしい。
 彼らがあらかじめ用意されていたパンやベーコン、目玉焼きの食事を食べる間にこちらは食事が終わる。そろそろ移動しようか。時刻は9時半。ちょっと早いが次の目的地へ。
 一旦駅前に戻る。昨日の朝は駅前はがらんとしていたが、今日はバスがたくさん停まっている。

 今度の目的地は31系統でも49系統でも行ける。どちらも並んでいてさて、と思うが49系統に乗る。

 バスは後ろ乗り前降り。運賃は1乗車23ルーブル均一運賃。下車時に支払う。現金払いだけだそうだ。下車を知らせるボタンが見当たらないが、全停留所に停まるそうだ。
 バスに乗って目的地へ。誤って降りそびれたのはちょっと恥ずかしいが、一つ先のバス停からてくてく戻るのも、まぁ悪くない。どうせ時間はある。


 何の建物か、碇が置いているから海軍の関係かも知れいないけど、結局、何なのかよくわからない。
 目的地の場所が良く分からず、こんな所に迷い込む。

 が、これはこれで良かった。若葉萌え出すウラジオストクに春の喜びが感じられて。北国の春ってこんなだよね。秋田の4月を思い出す。でも滋賀の3月とはちょっと違うなぁ。

 元来た道へと戻るべく階段を登るのも軽やかな足取りになる。

太平洋艦隊博物館

 そんな訳で10時。開店というか営業開始と言うか、そんな時間に

 到着したのが太平洋艦隊博物館。また、と言われそうだが軍事博物館である。まぁウラジオストクはそんな街だから。
博物館の前、水雷艇だろうか、小艦船が飾られていて、現役の海軍兵士が研修か何かだろうか、見学に来ている。じゃぁ建物の展示を見て行こうかと思って入口に行くと日本人の親子連れがベンチに座っている。老夫婦とその娘さんという感じ。10時になっても準備が出来ていないから、と待たされているそうだ。しばらく一緒に待つ。
 10分程で開店。入場料は100ルーブル。そちらを払って館内‏に入る。

 入口早々にある銅像。ここの解説を翻訳する。翻訳といってもGoogleの翻訳アプリからカメラ入力でロシア語のテキストを撮影すると日本語に訳してくれるというもの。昨日の夜ぐらいからこの機能に気が付いて今回実践投入してみた次第。訳は完璧には程遠く、こんな感じ、ぐらいしかならないが、無いよりよほどまし。先程一緒に開店を待っていた親子連れに何をしているのか聞かれたので機能を教えると早速生かしている。
 銅像ソ連時代の海軍大将らしいが、ここの博物館もソ連邦の匂いがプンプンしている。

 展示にあった地図。ソ連解体時に独立した各国のエリアが白く、ロシアに残った所が赤くなっている。どことなく無念さと心残りが透けているような気がする。
 ビートルズのBack In The U.S.S.R.が頭の中でぐるぐるしつつ展示物を見て回る。

 やっぱり日本関連の展示もあって、写真に乗せたのは日露戦争だけど、ノモンハンの戦いや第二次大戦の日ソ戦についても触れられている。こちらの認識だと国際法違反だと思うのだが、そこは堂々としていた。図太い相手だ。

 そんな訳で小一時間で展示を見て回った。なかなか強かな相手だなぁということが分かる。最後はちらっと屋外の展示品を見る。

 ちゃちな戦車が飾られている。ホノルルの外れに展示されている96式戦車を思い出したが、こちらはソ連時代のものだった。

鷲の巣展望台とケーブルカー

 さて次の訪問地へ。太平洋艦隊博物館から海岸段丘を一つ登る。その途中の坂道。

 ロシア正教会じゃないキリスト教会が見える。ロシアの教会と言えば玉ねぎ頭、と思っていたがそうでないのもある。もう少し歩くと、

 建物にぶつかる。ここは駅。正確にいうとケーブルカーの駅。この上、鷲の巣展望台へと通じるケーブルカーがある。
 駅は無人で改札もなく、すぐにホームに通じる。

 丸っこい、ファンシーな感じの車体が停まっている。発車のベルが鳴ったので乗り込む。

 ガタンと動き出すと斜面に沿って上って行く。おばちゃんが一人、車内補充券発行機みたいなものを片手に廻り運賃を徴収する。バスより安い14ルーブル。ものの2~3分で展望台側の上の駅に到着。

 上の駅も似たような感じ。ここから更に歩いて登ると鷲の巣展望台。

 目の前には金角湾とそこに掛かる大橋。

 視線を右へと動かしてゆくと、

 ウラジオストクの駅も見える。こうしてみるとウラジオストク駅はシベリア鉄道と船舶の結節点だという事が実感として伝わって来る。

 団体さんが去って少し落ちついた展望台から改めてウラジオストクの街を一望する。半島と湾が入り混じり複雑な地形が良く分かる。

 そんな傍らを先程からケーブルカーが行き来しているのが見える。先程乗ったのと色違いの、青いケーブルカーがやって来る。
 そろそろ下に降りる。先程乗って来たケーブルカーの駅に戻る。折角なのでどこかケーブルカーの写真を撮れそうなところを探してみる。

 道端のささやかな草原にはタンポポの花が咲き揃っている。昨日の氷雨、寒さが嘘みたいな今日の春めいたウラジオストクの街。
 こんな道端で妻と話をしていたら、日本の方ですか?と日本語で日本人に話しかけられる。展望台にはどうやって行けばよいのか?と。確かにここは分かりにくい。ケーブルを降りて左手に展望台が見えるけど、向かうべきは右手なのだ。逆側に行くと展望台に通じる通路がありますよ、と教える。

 ケーブルカー自身は綺麗に撮れる所を見つけられずに退散する。下に降りる事にして駅に戻る。
 駅に戻り、先程登って来たケーブルカーに乗る。

 真っ白なケーブルカーの駅は小奇麗だが異質。思い込みかも知れないけど共産圏の名残みたいなものを感じる。
 下山して一旦市内に戻る。先程のバス停まで来ると待つほどもなく、

 31番系統のバスがやって来る。こちらはウラジオストク駅前ゆき。昨日、メーデーのパレードを眺めた中央広場まで乗る。1人23ルーブル。手持ちにちょうどのコインがないので2人分を50ルーブルで払うとお釣りをもらえる。あまり大きい紙幣だと無理だろうが、こういう支払い方もあった。
 中央広場、昨日のメーデーの片付けが進んでいた。資材を引き上げるトラック。


 よくよく見ると日本語が書かれている。日本の中古車ばかりが走るウラジオストクでは珍しくも何ともないけど「車が女房よ」なんて意味通じる?なんては思う。
 昨日は閉鎖されていたグム百貨店裏のエリアが今日は入れるようになっている。少し歩いてみる。

 古いレンガ作りの建物群をリノベーションしたカフェやショップが並ぶ、というと在り来たりかも知れないが、そんな建物群の中、キリル文字もモチーフとした気の利いたグッズを売るショップを眺めた後、お茶休憩。ウラジオストクの街、感想しているのかちょっと喉が渇く。

 今日は紅茶にしてみた。ロシアはコーヒーよりも紅茶の国のようで、値段も半分ぐらい違う。コーヒーも高くは無いけど、ルーブル建ての物価に馴染んでくると高級品に思えてくる。
 観光客の多い喫茶店で少々休憩をすると13時近くになる。順番が変だが、食事を志す。日本未進出の店を志し、少し歩く。

 先日来の噴水通りを歩いてさらに丘の方へと。

 こんな建物を撮っていると急に空が翳り出す。風が吹いて冷え込む。雨がぽつんと落ちてきた。体感的に5℃ぐらい一気に冷えた感じ。春とは言え、ウラジオストクの気候は侮れない。

北レス体験

 傘を持ってこなかった事を悔いつつ急ぎ足。まもなく目的地付近に到着。周りを見渡すと、目的地を発見する。

 キリル文字と共にハングル文字が見えるこの店。時刻は13時半近く。店内に入ると客は数組。店の半分は営業中。ここの店、いわゆる北朝鮮レストランである。

 店内。北朝鮮の人らしいウェイトレスは数人いるけど、写真を撮ると怒られるらしいので写さない。黒いワンピースに黒いストッキングという黒づくめの装いであった。
 地理的にも北朝鮮から近いウラジオストクには北朝鮮からの出稼ぎ労働者が多いようで、出掛ける時、成田の空港で読んだ新聞でもウラジオストクの空港で北朝鮮からの出稼ぎ労働者を写真に写したら、責任者らしい人とトラブルになった、みたいなコラムが載っているのを読んでいる。そして、北朝鮮レストランも3店が営業中、らしい。
 カニが1kgで1900ルーブルと有り、昨日食べた店よりも安いのだが、お昼だから軽めの一品で。注文は片言の韓国語が通じる。それにビールを頼む。銘柄を聞くと、アサヒ、ハイト、ハルビンとのこと。それぞれ、日本、韓国、中国のビールである。北朝鮮のビールは無いんだ。

 ハルビンを頼んだらアサヒのグラスでやって来た。味はあっさり目なので極度乾燥(しなさい)では無い。

 そんな間に冷麺がやって来る。冷麺の読み方。韓国だと「ネンミョン」だが北朝鮮だと「レンミョン」になる所がちょっと不思議。
 冷麺の本場は平壌であるらしいしが、辛い方向にぶっちぎった感じでは無く、旨みのあるスープで好感を覚える。
 単品注文だったからか、韓国料理店でよくあるおかず数品が無条件に出てくる方式では無かった。セットメニューか何かだと無料のおかずがあるらしい。そんな訳で

 単品でキムチを頼むと結構な量が出てくる。しっかり漬かっている酸っぱいやつ。

 カルビタンか何かを頼む。ごはんが一緒に出てくるが、短粒種なのにジャスミンライスみたいな香りがする。何だろうかこれは。
 めい一杯頼んだ訳ではないが、結構いい値段がした。全部で1400ルーブルぐらいだったか。ウラジオストクの物価に馴染むと高いと思える値段。しかし現金払いにしておく。こんな店でカード決済したら、何に使われるか分かったものじゃない。

ウラジオストク路面電車

 食事をする間に雨は上がる。午後の行動は傘なしで問題なく進める事が出来る。中央広場に戻って今日三度目のバスに乗る。

 31系統に乗る。先程よりも郊外へと足を延ばす。20分程走ると

 か細い、ぼこぼこの線路が現れる。
 バスは更に進む。隣の線路を

 走って行くのは路面電車
 この線路、ウラジオストク路面電車。以前は市内各地を走っていたそうだが、廃止の方向で1系統だけ残っているそうだ。

 PCCカーと思しき車両も見える。
 グーグル先生に指定されたバス停で下車する。

 この辺りまで来ると郊外という感じ。香港かどこかの高層マンション的な建物がちらほら。
 ここから少し、目的地へは歩くことになるはずだが、実際にはバス停の場所がマップの位置と違っている。降りなくても良い所で降りたかなあと思いつつ、

 妻帯同中だが電車を撮りつつ少し歩く。とは言え、途中にスーパーがある。こちらには夫帯同で妻が行く。ホテル近隣のスーパーよりは相当大きい。
 さて、路面電車を乗りつぶす。路面電車の始発点は一停留所先。少し歩くことになる。 

 歩く間にも電車と何度かすれ違う。車輌はガタガタ。線路もガタガタ。状態が良くないと推測される。この線路沿いに歩いて10分少々。

 路面電車の起点、サハリンスカヤ駅に着く。売店があったりして、ちょっとしたターミナルの風情がある。

 サハリンスカヤから延びてゆく線路。こうしてみるとボコボコも良い所。全く手を加えられていないのではないかと思える。
 電車が来るまでしばらく待つ。一緒に待っていた人は先に来たバスを見てそちらに転進していた。よく見ると31系統。バスに乗ったままサハリンスカヤ駅まで来る事が出来たようだった。

 ようやく電車がやって来る。お客さんを降ろすと、

 折り返し点のループ線に入って行く。ちょっと間があって、

 電車が戻って来た。運転士はおばちゃん。

 他に一人、客席に座っていて、何?と思ったら車掌のおばちゃんだった。
 進行方向に向いたクロスシートに腰かける。なんて書くと高級車だが、

 シートの隙間から木製の背もたれが顔をのぞかせている。至って簡素な電車が走り出す。車掌に見えないおばちゃんが車内補充券発行機をもって切符を売って廻る。運賃は16ルーブル。お金を払うとレシートみたいな切符をくれる。
 先程の線路を電車は走ると揺れる。こんなガタガタ電車でもそれなりに愛されていて、お客さんが増える。途中、バスの中でも見かけた車庫の手前でストップ。運転士のおばちゃんが長い鉄の棒を持って外に降りる。どうやらポイントの切り替えらしい。戻って来ると何事も無かったかのように走り出す。

 市内の方に少し戻るとショッピングセンターみたいなものが見えてきて、乗って来た人が降りてゆく。その代りに乗って来る人もいて、車内は賑やかなまま。

 再び車掌さんの巡回。16ルーブルの切符を売って廻る。でも降りる時に回収はしないように見える。
 先程31系統のバスから眺めた辺りを外れると坂道になる。ウラジオストクは坂の街。結構な登り坂を登る途中、ループ線が現れる。ここが終点のミーニーゴドロク。

 ループ線の周りにちょっとした市場や何やらがあるけど、妙に中途半端な所。ここでお客さんを入れ替える。 

 サハリンスカヤに戻る線路はまた物凄い状態でカーブしている。待つことしばし、

 先程の電車が戻って行く。こうしてみるととんでもないカーブ。

 そしてガタガタな線路。
 さてウラジオストク駅に戻ろう。バスを調べると近くからウラジオストク駅行きの直行便があるようだ。そちらに乗るべく少し歩く。

 線路のその先、市場がある。食料品何かと一緒に花が売られている。この花、よく見るとみんな造花。これほど需要があるの?と思うが、寒い間に華やかな気分になるには最適なのかも知れない。

 バスに乗ってウラジオストク駅を目指して丘を下る。来る時とはまた違うルート。少しずつお客さんが増えて立ったままの人が増えてくると、どこかで見かけたようなエリアになる。昨日雨に打たれて歩いた辺りだ。中央広場の近くでお客さんが大量に降り、ウラジオストク駅まで乗り通すのはわずか。

 30分弱で振り出しに帰って来た。既に17時半。夕方と言う時間だが、

 経度と時間設定の関係でまだまだ外は明るい時間帯。

 昨日は雨の中で霞んでいた玉ねぎ頭のロシア正教会も、今日のこの時間は日を浴びて輝いている。
 一旦ホテルに戻る。駅前からの段丘を上がるその途中、

 この人も陽を受けて暖かそうだ。
 ホテルの自室で増えた荷物をまとめる。空になった充電池は部屋で充電をして荷物を減らす。時刻は18時過ぎ。まだ明るいが、昨日の食事が混んでいたのを踏まえて早めの夕食を心がける。
 18時半過ぎにホテルを出る。この時間、まだ外は明るい。 

 若葉に日が当たり綺麗に輝いているけど、これで19時にほど近い所。ウラジオストク駅に出て坂道を上がり、繁華街へと向かう。

 途中。改めて綺麗に映えていた玉ねぎ頭に敬意をこめて。
 噴水通りまで来て目星を付けていた店を見てみるが混んでいた。各国の観光客が目立つ。日本のゴールデンウイーク、中国のメーデーがらみの連休、とウラジオストクの滞在客、多くなっている様子。仕方ないので、その次の候補にしていた店へ向かう。

 スポーツ湾に出る。昨日から同じような所を歩いているように思えるが気にしない。他の観光客も同じらしく、昨日見かけた人を今日も見かける、なんて事もある。
 今日は平日の筈だが、この界隈、出店も目立ち、遊園地のお客さんも多い。そんな界隈にあるロシア伝統料理の店に入る。こちらは比較的すいていた。

 それでも観光客がちらほら。日本人もいる。今年の10連休は近隣諸国の経済にも影響を与えたに違いない。
 メニューにあるビールを頼んでみたらないと仰る。仕方ないのでロシアワインをグラスで。ビーフストロガノブもメニューになくて、こちらはただのストロガノフになる。ビーフになると伝統の枠外らしい。ひとまず気になるものをいくつか注文。

 真っ先にパンの盛り合わせが届く。ちょっと待っていると

 やって来たのはサーロ。320ルーブル。殆ど豚の脂身。寒いロシアでは手っ取り早くカロリーを取れる食材が喜ばれるようで、こんなものが食べられるらしい。

 ボルシチを頂く。頼んだのは1つだが、2皿に分けて出してくれた。380ルーブル。さすがに大衆食堂のスタローヴァヤで食べるものよりしっかりしている。

 ようやくワインが届く。ロシアワインは甘いと聞いていたが、確かに甘目。でも甘すぎる訳ではない。口当たりが良い、ぐらいだろうか。

 ウラジオストク風のポテトサラダというのが来る。420ルーブル。日本語のイクラはロシア語由来。極東ロシアの代表的な食材らしく、他にもイラクのめにゅーがある。

 こんな感じに。ベーコンにもイクラを付けちゃう。オヒョウのベーコン巻きイクラ添え。670ルーブル
 1時間ほど食事を楽しみ、お会計をお願いする。すると 

 こんなものを渡された。中身が

 レシート。お値段は2,290ルーブル。5品と2ドリンクで日本円換算4000円なら、安いもの。為替レートのマジックもあるが、ウラジオストクは日本人の財布にも優しい街である。
 時刻は21時近くになっている。さすがにこの時間、

 スポーツ湾は残照が映えている。

 ちょっと向きを変えると要塞の砲を向けられているホテル。
 昨日は配車サービスを使ってホテルに戻ったが今日はまだ明るい。先程歩いてきた噴水通りをぶらぶら歩いて戻る。

 すっかり暗くなったけどこの時間も観光客で賑やか。治安の不安は感じないぐらいの街。

 昨日、寒くてセーターを買ったテラノバを横目に坂を下ってウラジオストク駅。今度は坂を上る事になる。途中、スーパーで軽く買い物をしてホテルに戻る。
 明日は帰国日。荷物を作る。少し早い目に就寝する。
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