2018-07-17

 24時に目が覚め、うとうとすると3時前に目が冴えてしまった。早いなぁと思いつつも眠れないので起きる。妻は寝ているので部屋の明かりをつける訳にも行かず、お手洗いに引きこもって京王線恥辱を進めておく。6時過ぎまで。
 7時近く。妻が目を覚ます。この夫婦、自分が時差に弱いのに対して妻は順応力が高い。いつもこんな感じだが、一晩おいての拒絶反応は初めての経験であった。
 身支度少々。今日は妻の買い物に付き合う一日になる。その前に朝食。ちょっと調べて近くの市場へ行く。

 外は曇っている。気温は25℃すら届いていないだろうか。肌寒い位の今日のロサンゼルス。陽射しがないと本当に寒い位の天候である。
 少々歩く。ダウンタウンはあくまで業務地区。朝のこの時間、スーツ姿の出勤客も目立つ。かと思うとホームレスらしい人もいたりして、断絶社会の混浴みたいなことになっている。その中を歩いて

 大中央市場という食料品店兼フードコートみたいな一角に着く。ここの人気店で朝食を。持ち帰りの人も含めて行列が出来ていて、そちらに並ぶ。こちらは出勤途中のホワイトカラーと観光客の混浴。順番が来てコーヒーとハンバーガーを注文。


 妻曰くサンドイッチらしいけど、自分の眼にはハンバーガーにしか見えない。昨日の夜に引き続き連速。まぁこっちの方が旨い。出勤途中のサラリーマンが食べてゆくことだけある。まぁ、旨かった。
 この市場、色々と食べる店があり、フードコート、というか、ペナン島の屋台街を思い出すような作り。今度は夕食を食べに来ようと誓う事になる。
 さて、もう一つ寄り道。大中央市場の真ん前。

 街中に突如、線路が現れる。坂道を上るケーブルカー。ゲートにはAngels Flightの文字。

 近寄ってみてみるとクラシカルな車両が昇り降りしている。
 急坂を昇り降りしなくて済むように、という施設かと思ったら、案外と歴史が古く、開通は1901年。ただのちの時代に今の所に移設されたものだそうだ。映画Lalaland にも出てきたそうだ。機内で見ているのだが、覚えていないのは残念。
 車両は1901年当時のものだそうで、乗ってみる。運賃は片道1ドル。TapCARDを使うと50セントに割引だそうだが、生憎手持ちのTapにはチャージがない。
 折角なので乗ってみる。客がいると動くみたいで、自分たちともう一人乗った所でベルが鳴り、動き出す。

 レールは3本。真ん中が共用で両端は各車輌の専用。すれ違い部も含めて可動部がないからメンテナンスも楽に違いない。良く出来ている。

 下って来る車輌とすれ違い。向こうにはお客さんはゼロ。
 上まで2〜3分。こちらには駅員というか係の女性がいて、運賃授受をする。1ドル払って下車。
 同じダウンタウンだが、高台の上は再開発済みのエリア。大きな会社のオフィスらしい高層ビルや劇場、美術館なんかが並んでいて、先程のまでいた下界とは世界が違う。

 大して段差は無いけど、高台に来た分、眺めは楽しめる。楽しんでいるとケーブルカーが動き出して、

 下からお客さんを運んできた。
 帰りは階段で降りる。大した距離ではないのですぐに大中央市場の前に戻る。ここから地下鉄の駅へ。

 メトロのレッドラインに乗ってユニオンステーションに向かう。今日は一日、基本的に妻の買い物にお付き合いする一日となるが、その起点は鉄道駅のユニオンステーション
 5分程で到着。

 街と反対側、といえばいいのだろうか、裏口というのか。そちらにあるバスターミナルに出る。簡素な駅の廻りには何の建物もない。交通の結節点というだけの場所。
 待つ事しばし

 郊外のアウトレットモールに向かうバスがやって来る。無料の送迎バスに乗り猛スピードで郊外に。30分弱で殺風景なエリアに広がるアウトレットモールに連れてこられる。これは一人じゃ帰れない所だ。

 10時開店の前に到着。中に入れてしまったが、まだ店は開いていない。開店をまって買い物行脚にお付き合い。日蔭にいればまぁ過ごしやすく、それでも時間が経つと、多少は暑くなり、少し荷物が増えて、疲れも溜まって来る。
 お昼はフードコートへ。いい加減、肉々しいものはいいやと思い

 フォーにする。牛肉のフォーなので肉ではあるが、塩っ気のあるスープ的な物が欲しかった。フードコートのものなので大したことはないが、それでも美味しく頂ける。
 再び少々のお買い物に付き合い、午後2時前にアウトレットを出てホテルに戻る。

 来る時と同じくバスで戻り。帰りはダウンタウンの各地までバスが行く。乗客数人。途中、

 アウトレットのすぐ裏手に線路があり、貨物列車が通るのが見える。それが消えると眠くなる。たっぷり寝てしまう気が付くとユニオンステーション。バスはホテルの近くまで行くので乗り通す。自室に戻ると15時近かった。
 だいぶ疲れたが、もう一か所、行きたい所があるというのでお供する。今度はロサンゼルスメトロが運営するバスに乗る。

 目的地までは50分程。今度も眠る。がっつり寝て到着したのはビバリーヒルズの手前、妻が行きたいというショッピングモール。

 何軒かテナントが入った中から気になる店をいくつか見て行って1時間ほど。少々荷物が大きくなると夕方。帰りは夕方のラッシュになる。同じようにバスを捕まえてホテルの最寄りまで、道が混んでいる分、時間がかかる。1時間ほどでホテルに戻るとそろそろ薄暗くなる時刻。
 明るいうちに夕食を済ませておきたく、改めて出掛ける。今朝出掛けた大中央市場に気になる店があったのでそちらへ。

 20時の大中央市場。観光客なのか地元の人なのか、食事を楽しむお客さんで溢れている。ますますもってペナンの屋台街だ。
 狙っていたクラムチャウダーのお店は20時でラストオーダーだった。他の店に転進するもこの時間、閉まる店が多い。随分な早仕舞いだが、遅くなると治安の問題とか、あるのかも知れない。

 22時まで営業していたメキシカンの店でタコスを頼む。ビールは隣のタイ料理の店から調達した。銘柄はバドライトだけど。

 ソース、マイルドかスパイシーの選択でスパイシーにしたら本気で辛い奴だった。明日の朝が少々心配になる奴。美味しかったけどな。
 時刻は21時を過ぎた。さすがのロサンゼルスもこの時間は日が暮れている。道を歩くと建物に凭れ掛かるように浮浪者が寝そべっている。パブの隣で物乞いをする人も。身の危険は感じないが、まぁあまり近寄らない方がいいエリア、らしい。
 営業が22時まで、というドラッグストアに寄り道。この辺り、コンビニエンスストアは無いし、店はあっても早めに閉まるし。ドラックストアにある程度の物は置いているので助かるけど。
 部屋に戻って京王線恥辱を進めておく。23時過ぎに就寝。明日は少々早い。

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