釣った魚を悉く凶暴な猫に食べられる、という夢で目が覚めた。1月2日だから初夢と言う事になる。妙な初夢だ。
 起き出すと箱根駅伝のランナーが権太坂を越えて戸塚に向かう所だった。外は明るい。お屠蘇を頂く朝。ゆっくりできればいいのだろうが、今日は自分の両親の所へ行く事にしている。あまりのんびりと構える訳にも行かない。
 12時過ぎに家を出て横浜駅へ。昨日は閑散としていた横浜駅。初売りの買い物客で賑やか。

 買い物帰りのお客さんに混じって相鉄で海老名方面へ。更に電車を乗り継ぐとドアからドアで所要2時間。
 お昼ちょうどに伺うのはいかにも食事を食べに来ました、って感じがしてどうかと思うのだが、14時に着いても結局食事は準備されている。こちらも出てくるだろうなぁと思っているのでお昼をずらしたからと言って食べてから行くわけではない。
 その食事、きりたんぽが出てきた。珍しく鶏ガラが手に入ったから鶏ガラから出汁を取ったというきりたんぽ。自分が幼い頃は比内鶏スープの素、なんて売っていなかった。きりたんぽをやる時は昼から鶏ガラを煮るのが常だった。あっさり味のスープは市販品より柔らかい味がする。

 夕方まで実家で。富士山が見えているが、昨年は大涌谷の噴煙も見えたそうである。小規模、ってイメージ戦略がうまく行っているのか、数十キロ離れた所で噴煙が見えていたとは知らなかった。
 結局夕食まで頂いてから19時過ぎにお暇頂き帰宅。21時には到着する。さすがに家で食べる気にならない。今年の正月、食材を減らしたつもりだったが、何かしら残る勢いのようだ。