JL146 JA317J B737-800 NGO→HND

 15分程前に案内が入った。搭乗開始と仰るのでPCを片付け移動開始。ちょうど同じぐらいにクラスJ空席待ちのお客様と案内があって「ご予約をお持ちのお客様で」との事。先週は週末の金曜日で混雑していたが、今日は三連休の初日。それでもそれなりに混雑するようだ。ちょっと気になって調べてみると羽田-中部の搭乗率、1月実績で73.0%とある。実数では6,517人だから羽田を発着する路線としては下から数えた方が早い搭乗人員数だが、案外と定着したものだと思う。

 20:30ごろ搭乗開始。中部空港のこの辺りは写真が撮り辛い。羽田到着後に撮らなきゃと思いながらB737の小さな機体に吸い込まれる。指定した席は翼の切れる辺りの窓側。既に2人、初老の夫婦が通路側から並んで座っていたので断って入れてもらう。

 ここで初めて今日の機材が太陽のアーク塗装であることを知る事になる。
 20:38、Doorclose。メモが一週間前の搭乗と同じページなので、ついつい比較してしまうが同じ時刻である。20:41、Pushbuckも同じ時刻。Taixingは20:45で1分遅れる。そういえば先週はオープンスポットで荷積みをしていたドリームリフターの姿がない。だから全く同じ動き、とはならない。
 誘導路を進み、滑走路端で一旦停止。やり過ごした着陸機はCX542。そしてこちらも滑走路に歩み出る。20:51、Take off RWy36。
 翼に隠された街灯りは、隠し切れない部分だけで瞬いている。飛行機は180度旋回すると南側へ、そして東側へと機首を向け、一路羽田へと進路を決めたはずだ。20:57、ベルト着用サインが消灯する。

 闇の中に太陽のアークが鈍く光る。
 お隣がパーソナルモニタを弄り出したのでこちらも試しに操作してみる。すると現在地の表示をすることはできた。

 それにしても地球サイズと比べると名古屋と東京なんて近いものだなぁと思う。3年間、この間を行き来する事に時間を掛けてきたつもりだったが、このサイズで見せられるとちっぽけな事に思えてくる。
 さて、飛行機は名古屋から近い東京にある羽田空港に向けて高度7000mを対地速度712km/hで飛行している。国際線機材の間合運用であるが故、パーソナルモニタ付きの座席では慣れたお客さんがゲームをやったりして過ごしたりしている。

 飛行機は東海道の南岸、遠州灘を真東から少々南にずれた方向へと向けて飛行中。短い水平飛行の間に、乗務員が機内販売をやったり、飴のサービスをしたりと。


 先週の搭乗機ではドア部分でご自由にお持ちください状態だったのだが、今日はフライト中に配布と相なる。この辺りは予想される飛行状況に応じて臨機応変なのかなぁと思う。
 21:14、ベルト着用サイン点灯。揺れが予想されるそうだ。この時点ではまだ電子機器がダメとは言われていない。

 飛行機は新島だか利島の辺りに来ている。先週よりちょっと南側通っているのかなぁと思わなくはない。飛行機はさらに大回りする形で、それでも徐々に進路を北へと変えてゆく。
 21:22、あと15分で着陸と案内があって電子機器の使用が制限された。羽田の天候は晴れで気温は8度だそうだ。飛行機は房総半島上空をかすめて東京湾へ。左側に座っていれば先週同様に横浜の夜景が見れたかも知れない。右へと旋回しつつ先方に着陸機の灯りを望む。
 21:34、Geardown、左に旋回してゆくとD滑走路が、そして格納庫群が現れる。21:38、Landing、RWy34L。スポットは5番だそうだ。よりによって辺鄙な5番か。21:45、Spot in SP5。


 一番写真の撮り辛い5番スポットに到着。こんな仕打ちを喰らうとは思ってなかった。あまりに残念なので

 隣に駐機していた飛行機でも撮っておく。全く関係ない写真である。

 預けた荷物を受け取ると外に出る。22時ちょっと前になっている。今日は三連休の初日。京急線は休日ダイヤ。地下のホームに降りると待っていたのは9C運用2011編成。京急久里浜までゆく特急である。
 空いた電車で恥辱を綴りながら自宅へ向かう。京急蒲田では品川方面からの特急が先発だったが、このまま乗りとおす。車内は一際空いたのでPCを拡げるのも遠慮しなくても良い。助かる。
 新町からは1運用

 827編成で南太田まで。帰宅すると23時が近い。