寝返りを打つと痛さで目が覚める。いい加減病院で見て貰おうと思いつつ朝がくる。一応会社には出勤する。普通に仕事、歩くと腹痛がする以外は日常である。
 夕方、定時で仕事を切り上げ、近所の個人医院に寄り道。
 病院というと午前中と午後のちょっと診療しておしまい、という印象が強かったのだけど、いざ自分が掛かろうとして調べてみると、夕方に診療をやっている所もあって認識を改めさせられた。就職して以来、保険証を使う機会なんて殆どなく、病院なんて小学生の頃以来殆ど縁が無かったのだ。その頃を基準に考えると、銀行のATMだって営業時間が延びているのだから、病院だって変わっていても不思議はない。
 とはいえ、ネットの情報では17時から19時だった営業時間が実際には17時から18時だったのは、ご愛敬なんですかねぇ。
 病院自体は空いていて割とすぐに見てもらえる。二三の問診と触診。これで一週間分の薬をくれる。薬を飲んで様子を見て、それでも変わらないようなら検査をしましょうと。こんなので分かるの?と正直不安になる。

 そんな訳で薬を貰う。薬の情報を一緒に貰えるのはありがたい。胃炎や十二指腸、感染症の薬らしい。さて、どうなる事やら。