2013-04-06

 朝、愛知から横浜へ移動すべく、5時過ぎに目覚ましを鳴らした。勿論鳴って目覚めた訳だが、目覚めると起きると言う行為は全く別の行為である。起きあがれずにzzzz。結局、始発に叶わない。何とか6時に動き出し、50分遅れだったろうか、動き出す。豊橋には7時半過ぎの到着。
 今日と明日、暴風雨の影響で運転に乱れが予想される旨、繰り返し案内が入る。さわやかウォーキングは中止です、身延線のイベントも中止です、とそんな案内も添えられる。そんな中を今日は東に向かう。
 この先、浜松から静岡の間でホームライナーに乗れる。ただ、浜松での乗り継ぎ時間が短いので、浜松から先で食べるための駅弁を豊橋で買っておく。そしてホームへ。
 浜松行きの列車。案内には6両とある。何が来るかと思ったら

 やってきたのは373系であった。思いがけず浜松までリクライニングシートに身を委ねる事になる。そして、先程買い求めた駅弁も食べてしまう。

【今日の駅弁】助六寿司 ¥500 合資会社 壷屋弁当部

 この時間の豊橋駅。駅弁売場には幕の内と稲荷寿司が並んでいる。季節によってトッピングが変わる不思議稲荷もあったのだけど、ごくごく普通の助六にしておく。


 稲荷ばかりが続くと美味しい稲荷であっても味が単調になってしまうが、海苔巻きと交互に頂くのであれば変化があって、楽しく美味しく頂ける。

373系2題

 浜松までの列車は特急型の373系。時間帯から言って一応はラッシュ時であり、土曜日とはいえ、通学の高校生や通勤らしい人も見える。座ってしまえば楽なリクライニングシートでも、隣に人の居る席は敬遠されているから、席が半分埋まると、あとはデッキを選ぶ人が増える。そして各駅毎に人が降りたり乗ったり。

 デッキに人が溢れる、と言うことにはならずに浜松へ8時半前の到着。乗り継ぎは静岡行きのホームライナーかその後の熱海行き普通列車。静岡へはホームライナーが早い到着だが、その先の乗り継ぎが良くないから最後は熱海行きの列車にお世話になる事には変わらない。ひとまず静岡まではホームライナーを選ぶ。

 再び373系。今度は3両編成。¥310の乗車整理券が必要な列車だからか、そんなに混んではいない。すぐに発車時間が来るので、乗車整理券を買う間もなく乗り込むことになる。
 先頭、3号車に乗ったが車内は空いている。乗っているのは10人少々だろう。ただし乗車整理券は1号車から売り始める筈で、今座っているのは一番空いている車両の筈である。先週を反芻しつつ恥辱を綴って東に向かう。さっさと乗車整理券代¥310を車掌に払ってしまいたいが、なかなか検札はやってこない。平日夕方のホームライナーだ車掌二人乗務で、しっかり無札客をチェックするのだが、休日朝のいわばお買い物ライナーだと、そこまでする需要が無いのかも知れない。一人、磐田で降りていったお客さんがいたけど、整理券持っていたものか、どうか。
 少しずつお客さんが増えてゆき4割ぐらい席が埋まっただろうか、菊川を過ぎてから車掌がやってくる。みんな310円を払い車内精算となる。お互い馴れたものだ。
 列車は藤枝が最後の停車駅。この先は静岡まで停まらない。お手洗いのために車内を歩いたが、2両目はほぼ50%のお客さん。そして全てが全て車内補充券の持ち主であった。
 静岡に9時27分の到着。始発で出るより30分遅れまで追い上げたが、この先は接続が良くない。まずは三島行きに乗換。列車はきわめて空いている。そして再び「悪天候のためダイヤ乱れが予想されます」の案内を聞くことになる。まだ外は日差しがあり、車内は暑いぐらいだが、注意を促す案内は途切れない。

 列車は興津で特急に抜かれる。静岡を10分後に出てきた、373系のふじかわ、甲府ゆきである。休日乗り放題きっぷなら特急料金別払いで乗れるので、豊橋から甲府まで、373系の乗り継ぎで辿れる事になる。単身赴任中に一度やってみてもいいかなと思う。


 三島まで定刻で到着。乗り継ぎは10分待って熱海行き。この熱海行きは浜松の駅でホームライナーの次に発車する熱海行きである。ここまで順調に来たのにいつの間にか後続の列車に追い上げられ、かつ結果は一緒という何とも残念な事になっている。10分待って乗り込んだ熱海行きは座れない程度に混んでいる。まぁホームライナーに乗った方が楽ではあるから、¥310の支払いは良いのだけど、ね。

 熱海まで来る。日差しは影を潜め、空は重たくなる。いつ降り出してもおかしくない天気。風も強まってきた。不穏な雰囲気が高まる中、今日は横浜を通り越して川崎まで。さらに南武線なんぞに揺られて立川へ。多摩モノレールに乗り換えて着いたところが多摩動物公園

 駅から見下ろしたところ。京王れーるランドの新築工事が進捗しており、平山にいた3両の他、どこぞやに隠していた6000系と3000系も運ばれてきている。完成は12月との事だが、車両が並ぶと何か博物館の匂いがしてくるから不思議だ。
 多摩動物公園に来た目的はもう一つ。今日発売の鉄道コレクションを買っておく。限定2000セットとのことだったが14時過ぎでも普通にまだ売っていた。

 さてこの時間の多摩動物公園。雨がぽつんと落ちてきてどうやら嵐に追いつかれた様子。晴れていれば少々写真を撮っていきたい所だけど、今日は諦めて横浜に帰る。何となくモノレールで多摩センターまで脚を伸ばす。そういえばお昼ご飯がまだだったので

【今日のC&Cカレー】フィッシュフライカレー(辛口) ¥530 多摩センター店

 新装した多摩センターのC&Cと書いたが、新装開店って随分前だったような気もする。
 店の前にあるタッチパネル式の券売機で注文する。その時点で辛さまで選ばされるので少々戸惑う。この時点で注文が厨房に通るようだ。カウンタでカレーを受け取り各席で頂くという、有楽町か昔の桜上水のようなスタイル。難しいわけではないけど、予備知識が無いと戸惑う。

 カレーを頂くと横浜へ戻る。18きっぷがあるから橋本まで出て横浜線に乗ってしまう。ダイヤ改定以後、相模原線に乗るのは初めてだから、そちらも興味がある。

 この時間の相線、各駅に停まる快速と区間急行がきれいに10分毎。その合間に特急が20分間隔となる。2001年以後の5分ー15分というか、橋本からみれば1分ー19分みたいな不等間隔ダイヤがようやく解消した訳で、これだけ見ると改正と言っていいような気もする。
 嵐が近付き、外出を控えるよう呼びかけられている土曜日の午後だから電車は空いていて、がら空きの区間急行に揺られて10分少々、橋本まで。間もなく後続の特急が到着となり、こちらからは沢山お客さんが降りてくる。
 区間急行が折り返り、長々と停まるのに対して、特急は早々に快速として戻って行くようだ。
 雨風が強くなって根性の無い横浜線が運休してしまう前に横浜まで出てしまおう。横浜線は直前で各駅が出ていったので10分待っての快速となる。昼間時間だといずれにせよ桜木町へは快速先着だったか。

 205系H20編成の快速は立客少々。横浜線から自宅に向かうときは新横浜から地下鉄とか、東神奈川から京急とか選択肢が色々あるが、何となく桜木町まで乗り通してしまった。そうなると地下鉄か、バス。今日は雨が降っているから自宅の近くまで行けるバスを選択。もっとも、桜木町でバス停に行くまでに傘が必要になってしまったのだけど。
 鎌倉街道を西に向かう系統、船20か港61を思い浮かべて神奈中のバス乗り場に向かったところ、156系統の滝頭ゆきがやって来る。こちらは平戸桜木を前里町で左折し、滝頭まで行くと言う系統だけど、まぁ良いかと乗ってしまう。野毛から日ノ出町、前里町を経由するバスは比較的早く自宅近辺まで行ってくれる。
 ほかのバスとどちらが早い、というのは比較が難しいだけど、15分ぐらいで自宅の近くまで来た。関内を廻る系統よりは早かったかなというところ。雨は大して降っておらず普通に自宅まで帰れる。
 外出を控えるように呼びかけられている中、愛知から多摩動物公園経由で横浜なんてバカな事をしつつ何事も無く帰ってこれたもので、今回の爆弾低気圧は不発だったのかなとも思ってしまうのだが、夜のニュースを見ると結構な雨が降っているわ、予告通りに東海道線は運休になるわで結構大変だった事がわかる。単純に運がよかった、だけらしい。

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