週末の金曜日。夕方には横浜へ戻るので色々と身支度をしていたら少々時間が押す。あわてて出勤することになる。
 午前中は打ち合わせ一本。お昼の始まる間際に終わる。議事録を残させばならないが午後は講演会とやらに数合わせで出ることになっている。時間が取れなかった。
 午後になって会社の人から連絡がある。打ち合わせでこちらに来ているから一緒に帰ろうと。ありがたい話でお願いします、と言うことになるけど、今日は東名高速バスを予約している。帰宅してからその予約をどこか別の日に振り替えなくてはならない。
 講演会から直帰し、PCに向かう。東名高速バスの予約、発車二時間前から後は予約の変更もキャンセルもネット上では出来ないそうだ。キャンセルの場合は窓口で、とあるが、窓口は名古屋か東京か。静岡にもあるのかな?
 電話で聞いてみると、この場合、バスの運転士から不乗車証明を貰って後で窓口でキャンセル、だそうだ。う〜ん、バス停に行くぐらいならそのバス乗るぞ、と思う。
「お金の話は置いておいて、予約を消す事は出来ませんか」
「申し訳ありませんが、承りかねます」
 金曜日の夕方だし、空席は有効活用して頂きたい。予約で一杯だからと乗車を断る様子を先日見たばかりだ。
「じゃぁ、乗らない場合はどうなるのですか」
「乗り合いバスですので時間が来れば発車させて頂きます」
「じゃぁ、私がバス停に行かなくても貴社は困らないって事なんですかね」
「申し訳ありませんが、そう言う事になります」
「それなら結構です、お手数をお掛けしました」
 2時間前から予約が動かせなくなるのは、出庫以降に大々的に予約状況が変わるのを防ぐ為だろうと想像するが、もう少し何とかならないんですかね、と思う。
 何はともあれ、今日はクルマに乗せてもらって、横浜に戻る。まだ明るい時間に拾って貰えたから、

 珍しく明るい東名高速を東に向かう事になる。それでも秋の日暮れは早くて、先週バスに乗った本宿バス停、ちょうどバスがやって来たのと同じ時間だったが、を通過する頃には真っ暗になる。バス停には人影は見えなかった。
 今日は新東名で東に向かう。

 前回や前々回に乗った時より道が混んでいるかなぁと思う。話をしていると速度は落ちるけど、時間が経つのが早いそうで、ノンストップ3時間弱。横浜町田に20時15分過ぎの到着。この頃、乗るはずだった超特急30便は定刻でも日本坂である。だいぶ早い。
 近所まで送って貰えたので、帰宅すると21時よりも前。新幹線での帰宅と遜色ない時間になった。早めに出れたのが大きいが、これには驚いた。