三週連続宇都宮

 無理矢理引きはがされたように起き出した。まだ真っ暗な午前5時過ぎ。今週も木曜日は出張である。3週連続だがだからといって5時起きに慣れる訳で無く、辛い。
 真っ暗な街を駅へと歩く。鐘の音が6時を告げる。凛とした冷たい空気の中やってきたのは

 21運用1643編成。横浜を経由して東京駅に出る。東京駅には6:40過ぎの到着。横浜の接続が良ければ東京駅は想像以上に近いもの。

 新幹線。今日もなすのになる。251BはK41編成。今月3度目の200系だからさすがに懐かしさも新鮮さもない。またかという印象。モバイルスイカを活かしての指定席で寝て行く。大宮に気付いたが寝入ってしまい小山到着の案内で目覚めた。ここからは在来線。
 宇都宮は寒い。氷が張っている。クルマに拾ってもらって客先に向かう。一連の宇都宮出張の最後の一日となる。早く終われば競馬場線に寄るつもりだったが思ったより手間取って気が付くと暗くなっていた。長々と続いたトラブル案件、ようやくケリが付いた。最後の最後、退出する時に設備に向かって一礼。そんなつもりは無かったのだが自然に出てしまった。ちょっと恥ずかしい。
 帰りは宇都宮の駅まで送ってもらう。
 しばらくは宇都宮まで来る機会がなさそうだからおみやげに冷凍餃子を買って帰る。宇都宮19時。今日の夕飯にはならないが、そのうち食べる機会があるだろう。

 新幹線は154B。P18編成とL63編成のペア。つばさ側の指定席に座る。E3の2000番台に初めて当たる。硬すぎない座席はなかなか座り心地がよい。普通席だが窓側には電源設備もある。N700系より印象がいい。

 電源はあるが仕事の準備はしていないから、結局ビアホールつばさ。350ml缶2本を買った後で、足りないなあと思って500ml缶を買い足した。500ml缶は宇都宮発車と同時に空になったから確かに足りなかった。車内に流れる運行情報。大船駅線路火災とかで東海道線横須賀線が止まっていることを告げている。品川からの京急は生きているだろうが、こんな時の品川駅は大混乱に違いない。3本目を開けながら「なるようになれ」と開き直る。実際、新幹線の車内であれこれ思いを巡らしても仕方がない。
 東京駅に着くと東海道線は運転を再開している。再開後何本目か知らないけど東京始発で最後尾に座れた。横浜まで快調に走ったから無事に京急線に乗り継げる。

 47運用656編成。4両普通車。う〜ん、混みすぎ。