2009-03-01

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 朝遅くまでぐっすり眠った。札幌の街、良く晴れて光輝く雪が眩しい。今日はホテル、夕方まで滞在出来る。少しゆっくりした後、荷物を部屋に残したまま観光する事にしたい。ゆっくりしていたら10時を大きく廻ったけれど、ひとまず出掛ける。昨夜は凍り付いてた道も今日は気温が上がって、緩んでいる。
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 新札幌からバスに乗る。適当に出てきたのだけど、20分ぐらいの待ち時間でバスがあった。向かった先は北海道開拓の村。
www.kaitaku.or.jp
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 中学校の修学旅行で開拓記念館を見学したと思う。同じ場所にあると思い込んでいたけれど、開拓の村と開拓記念館は別の施設である様子。運ばれた先、全く記憶が無い。入場料金は¥680。冬季割引のお値段となる。
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 中に入る。青空に光る雪が眩しい。まるで雪山に放り出されたに等しく、これなら曇り空の方が嬉しい。
 雪道を歩いて点在する建物を見て廻る。各々、中も見学出来るから本気で見て廻ると相当時間が掛かる。その上、
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 さくら餅何てものを振る舞われる。これが美味しい。ボランティアの人にお茶をご馳走になり話しを伺っているとどんどん時間が過ぎる。
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 こちらの建物はお医者さん。
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 中には診察室がそのまま。
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 写真館のスタジオは自然光を生かした優れもの。
 こんな調子ではいくら時間があっても足りない。少なくとも半日。出来れば一日しっかり時間を掛けるべきだった。
 どうでも良いけど、こんなものが売っていて懐かしく頂く。
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 あげいも ¥300
 これも中学の修学旅行の話しになるが、中山峠の名物とされていたのがこのあげいも。
hokkaido-labo.com
 ジャガイモに衣をつけて揚げたというものだけど、これ1個目はすごく美味しい。2個目を食べると感動が薄れ、3個目はハッキリ言って不味い。だから3人で買って分けた方が良いよ、と修学旅行前にレクチャーされた事を未だに覚えていたりする。
 今度も3個。そのうち2個を食べたけどやっぱり最初はとても美味。2個目はそうでもないですねぇ。
 まだ見ていない建物もたくさん有るし、馬そりにも乗っていないけど、バスで新札幌に戻る。14時過ぎ。昼食を頂くべく入ったのはスープカレーの店。食事をするには中途半端な時間だけど、意外な程混んでいて注文したものが出て来るまで少々時間を要する。
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「ありがち」何て名付けられたスープカレー。野菜をたっぷり入れて貰って¥1,080。スパイシーだけど辛さは余り感じない。それでも食べている間に少しずつ汗ばんで来た。
 ホテルに戻り荷物をくくるとチェックアウト。空港に向かう。新札幌からなら新千歳空港まで30分掛からずに行けるから便利だ。
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 空港客と地元客の混浴状態な快速エアポート。赤味を帯びた光に沿線の白樺が良く映えている。30分揺られて空港に着くと17時前。飛行機は19時だから2時間ちょっとの待ち時間。まずは搭乗手続き。アップグレードのキャンセル待ちも依頼する。
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 時間があるので空港の様子を少しだけ。
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 じゃがポックルが山積み。新千歳のお土産No1の座を花畑牧場の生キャラメルに奪われたから、にしても盛者必衰。遠くで祇園精舎の鐘の声が響く。
 ラーメン道場に行ってみた。オフシーズンだからか、割と空いている。一番奥の店に行きたいけれど、呼び込みが煩い。
 奥の店だけは混んでいる。スープカレーを食べてから余り間が経っていないから、普通の味噌ラーメンを。
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 少々辛味を帯びた感じのスープに太めの麺。まずまず美味しいかな。
 あと一時間程。ラウンジに入る。比較的狭い千歳のラウンジだけど今日は空いていた。
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 軽くビールを飲みながら今までの分、恥辱を公開してしまう。

JL538 JA8907 B747-400 CTS-HND

 キャンセル待ちの結果発表に間に合うようにカウンタに行く。幸いキャンセル待ち、拾う事が出来る。しかも窓側通路側を選ばせてくれた。まだ行列の長い538便の最後尾に並んで搭乗。待っているのはB747-400。大きな機材だけど搭乗率は良いようでラウンジで見ている限りは空席表示、△と×を行き来していた。
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 今日の機材、待っていたのはJA8907。行きと違い国内線用のごくありふれたB747-400B747自体全盛とは言えない状況ではあるけど、まぁ今のところは当たっても特に感傷を覚えない機材ではある。宛てがられたのは一番前の区画のクラスJ。決して早々と乗った訳ではないけど、まだほとんど無人状態。
 とはいえ満席の筈だからだんだんと人が増えて来て19:02、Doorclose。羽田までの飛行時間は1時間15分との事、合わせて仙台付近から先、大きな揺れが予想されるという案内が付け加えられた。
 19:05 Push buck。19:10 Taixing。機内は薄暗くなる。窓外、スポットに黄色いジャンボがちらっと見える。どちらに向かったのかチェックを怠ったけど右に曲がって19と知れる。19:14 Take off RWy19R。穏やかに上昇して行くと苫小牧の灯りが見えて19:18 ベルト着用サイン消灯。
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 NHKニュースが始まる。こちらはパソコンを出して恥辱の続きに手を掛ける。
 ドリンクのワゴンが来る。コーヒーを頼んだ後で茶菓子が差し出された。昨日と同じ煎餅だ。ならばお茶の方が良かったか。
 ついついコーヒーを飲み干してから気が付いた。写真を撮ってない事に。
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 慌てて撮影。飛行機は小川原湖に差し掛かった。高度11600m 対地速度850km/h。機長さんから飛行状況が案内される。只今八戸の上空を飛行中との事。羽田到着は20:30を予定しているそうだ。この先20:00ぐらいまでは順調な飛行だそうだが、その先は強い揺れを予想していると言う。先行機からの報告だとか。
 19:51 あと10分でベルト着用サインが点灯すると改めて案内が入る。ちょっと身構えて、それでもノートパソコンは出したまま、その時を待ち構える。20:01、軽く揺れた。そろそろかな。もう一度揺れ。外は街灯りが見えたり隠れたり。雲がそれなりに広がっている事はわかる。でもベルト着用サインは消えたままだ。20:12、一揺れ。20:15、初めて強く揺れた後で始めてベルト着用サインが点灯する。20:17。着陸まで後20分と案内。意外と掛かる。機内減光すると外の様子が良く分かる。真っ黒闇な雲と宝石の大地のパッチワークだ。
 不意に海が現れる。もう東京湾だ。20:27、Geardown。あと20分と言われたよりは早く着陸しそうだ。浮島が見えてくる。モニタには羽田の滑走路。20:31、Landing RWy34L。20:37、Spot in SP12。
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 言われたよりは穏やかなフライト、無事に羽田に到着。割と良い時間に横浜直通があるのでスムーズに帰れる。雨も降っていないから歩くのも問題なく。

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