JN2345 JA8888 Saab340B ITM→IZO

 先ほどの便が若干早着したので、ちょっとまとまった時間をラウンジで過ごす。その間に多少、今日のフライトをまとめておく。15分前を見計らって搭乗口へと進む。今度はまだ搭乗開始となっていない。
 
 写真:3度お世話になるJA8888
「出雲行、2345便ご利用のお客様にお知らせ致します」
 何事?って感じだけど、急遽車椅子を使う人が乗ることになったが、既に前方席を他の人に割り当ててしまった。故に席替えに協力してね、という趣旨のお願い。係員があつまりバタバタしている。チケットを持って走ってゆく係員がいたから席替え、うまく行ったのかもしれない。
 バタバタして少し遅れたが11:00すぎ、搭乗開始となる。チケットを通して飛行機に向かおうとしたところで係員に止められる。
 「●●さまでございますね」「はい」「8Cの席を8Aの席に替えていただけないでしょうか」
 1-2列配置の2列側の窓側を1列の窓側にという申し出。席替えの関係で2人並びの席が欲しくなった、って事でしょうけど、まぁ悪い申し出ではない。「今代わりのチケットをお渡ししますので、しばらくお待ち下さい」代わりのチケット、運賃種別が変わったりしたら大損害になるなと思う。今まで得をしたこともあるし、損をした事もある。でも渡された半券、しっかり先得割引のもの。結構スキル高いなぁ、伊丹の係員、なんて考える。
 何はともあれ今日3度目のJA8888、同じ乗務員さんに迎えられての搭乗となる。「またお世話になります」と。
 11:12、Doorclose。プロペラが回りだす。出雲までの飛行時間は1時間との事。ぱっと見た感じ座席は殆ど埋まっているようだ。11:16、Taixing。今度も渋滞する事無く11:19、Takeoff、RWy32R。少々揺れながらの上昇。11:24、西宮の駅を視認。緩やかに右へと旋回、眼下に六甲山、そして神戸を眺めた11:28、ベルト着用サインが消灯する。出雲到着予定時刻は12:15とのこと。
 
 生憎の逆光だけど。瀬戸内の海が少しずつ離れてゆく。
 早速キャンディーの配布。ついでルートマップ。てきぱきとサービスが進んでゆく。窓の外には遠く姫路の街並み。この辺りまでは先ほどの但馬ゆきとあまり変わらないルートかなと考える。出雲までは一度乗ったことがあったけど、あの時は雲に覆われたフライトだったから、殆ど始めての航路と言っても構わない。でも、少し雲が出てきた。雲の合間に見える山並みには白いものが目に付くようになる。
 11:48、ベルト着用サインが点灯する。結構早いなぁと感心していると今度は、あと15分で着陸いたしますの案内。11:52のこと。出雲の天候は曇りで気温は7℃なのだそうな。
 雲が切れて海が見えてくる。海岸線も。海は凪いでいて鏡のよう。小さな漁船が何隻かみえている。砂洲を横断すると今度は中海。意外と大きな松江の街を通り過ぎると宍道湖の登場となる。海が如き湖の上をどこまでも飛んでゆく間に高度を落としてゆく。12:07、Landing、RWy25。今度は滑走路に余裕があるからかマイペースで速度を落としてゆく。12:08、Spot in SP2。