JN2323 JA8703 Saab340B ITM→TJH 

 早いけど疲れたので空港に戻る。15時ぐらいからラウンジで今日の分の恥辱を進めておく。1時間ちょっとで書き上げ残りの30分ほどはひたすら休憩。だいぶ疲れが引いてくる。
 朝と同じ23番搭乗口へと向かう。搭乗口へ着くとちょうど優先搭乗の放送が入っているところ。今度も当然ながらバスで機体まで運ばれる。運ばれた先にいたのはJA8703。JAC塗装のSaab340B。乗り込んでみるとSaabなのに客室乗務員が二人いる。一人は新人さんらしい。
 指定してもらった座席は今度も前方窓側。前方まで席を埋めていい程度の搭乗率らしい。もう一台バスが来て乗客が全員揃う。新人さんが操縦席に報告する声が聞こえる。乗客25名との事。16:57、Doorclose。プロペラが一つ、もう一つ廻りだす。17:00、定刻ぴったりにTaixing。滑走路へと向かう。離陸待ちの渋滞も無く滑走路へ。左側に夕暮れの空が広がる。エンジンが大きく震え、そして疾走。17:03、Takeoff、RWy32R。輝き始めた大阪の街が斜めに広がってゆく。左旋回。180°ターンしてさらに右旋回。神戸の街のその向こうは赤く染まった西の空。
 早くベルトサイン消えないかな、なんて思う。幸い飛行は順調。17:09、ベルト着用サイン消灯。西の地平線、まだまだ真赤に染まっている。早速撮影。但馬到着は定刻よりも早く、17:35の予定、と案内される。
 夕焼け
 写真:沈む夕日が西の水平線を赤く染め上げる
 新聞サービスが始まる。折角なので全国紙を選んで受け取る。まずは地方面へ。へぇ、鹿児島版だ。どこをどう通って伊丹まで来たのかな。ついでキャンディのサービス。その際に所謂「ご挨拶」と受ける。「●●さま、何時もご搭乗頂きまして有難うございます。何か御用がありましたら何なりとお申し付けください」きっとこれがマニュアルにある「ごあいさつ」なんだろうな。
 伊丹-但馬の飛行時間は短い。17:16、もうベルト着用サイン点灯。まもなく着陸する旨案内が入る。但馬の天候は曇り、気温は8℃との事。高度を下げると夕空が消えてゆく。翼の光と、地上のところどころ見える灯り。灰色に沈む雲が流れてゆく。17:26、左手前方に滑走路が見えた。但馬空港だ。どうやら今度はRWy19からの着陸になる様子。豊岡の街の上でGeardown。旋回してゆくと前方に滑走路が見えてくる。集落の灯りがだいぶ近い。17:30、Landing、RWy19。17:34、Spot in。
 今日二度目の但馬は霧雨。再び傘を差し出されてターミナルへと向かう。