青空を貫くエンピツ

 何とか目覚めた。寒いなぁと思いつつ出勤。昨日の酒、まだ残っているようだ。
 駅で降りて会社へと歩く道、空を見上げると鉛筆のような飛行機が飛んでゆく。あっ、DC-9だ。
 ガキの頃、夕方の決まった時間に飛行機が北へと飛んでゆく事に気付いてそれ以来良く空を見上げてた時期があった。あの頃の飛行機がレッドアンドグリーン、TDAのDC-9。エンジンの横に書かれたDC-9のロゴも見えたように覚えているのだけど、記憶違いかもしれない。それから20年が経って、JAノLのMD-81(かな)を眺めて突然そんな記憶が蘇った。妙にしんみりしながら会社へと向かう。
 会社に着く。相変わらず酒の残った感じ。何か酔いながら仕事をしているみたいだな。昨日に引き続き、新規案件の計画設計を進める。正式に決まるまでに長々と打ち合わせがあったから見てくれはそれなりの計画図はあるのだけど、モノを作る事を前提で見て行くと中々難儀。あちらを立てればこちらが立たずで手こずる。しばらく難儀しそうだ。今日は18時過ぎで終了。また明日も仕事なのである。
 帰り道、今日は断酒をしようと誓う。ココのところ飲みすぎの感じだから一日ぐらいは飲まない方がよさそうだ。