【今日の空弁】とり唐小結び ¥699 日本エアポートデリカ株式会社

 最近は朝食持参で出張する事が多いのだが、今日は折角準備して貰った朝食を持たずに出てしまった。仕方ないので搭乗前に慌てて買った空弁を頂く。普段、7時半に会社で朝食を食べる所から考えると1時間半はずれこんでいて、いい加減空腹である。
 
 
 1000円クラスの重たい空弁を食べる気にはなれないので、比較的安価なものを。羽田空港では何故か名古屋名物の天むすが売っているのだが、その天むすインスパイア、とでも主張しているかのような品物。唐揚げでももちろん合う事は合う。
 
 食事が終わって、食後のコーヒーという体裁で飲み物を貰う。飛行機は天竜川を見て遠州灘沿いに西へ。9:07、機長さんから案内があってサイン点灯まであと10分とのこと。伊丹の天候は晴れで気温は30℃と告げられる。
 先程から長く続く海岸線は田原半島だったようだ。9:11、伊良湖岬をみて三河湾へ。まもなく伊勢へと飛行機は渡るとフライトも後半戦。予告通りの10分後、9:17にベルト着用サインが点灯する。あと15分で着陸とのこと。
 
 真横に見事な積乱雲が見えている。揺れそうな予感だが、飛行機は雲の切れ目を巧みに選ぶ。視界が遮られてもさほど揺れないままに高度を落としてゆく。
 大阪への最終コース。市街地の上空まで来てようやく地上が見えてきた。
 
 遠くは霞んだままで、消えてゆくような眺め。でも日差しは強い不思議な景色である。大阪城大阪駅もこんな調子。淀川も途中で消えていた。もう着陸間近だが、今一つ外の景色がはっきりしないまま、着陸だけは迫る。
 9:28、Landing、RWY32R。リバースが掛かって速度が落ちる。減速度から解放されると滑走路を右へそれた。飛行機はゆっくりとした足取りでスポットへ向かう。9:32、Spot in SP18。
 
 機内がとたんに慌ただしくなり、我先にとお客さんが降りてゆく。人の流れをはみ出て、今日は一枚だけ。自分も目的地に向かう。

 今日は滋賀まで行く。まずはモノレールから
 
 阪急に乗り換え京都まで。このままだと目的地には着けないから、
 
 地下鉄で京都に出てJRに乗り換え。ずいぶんと遠回りをした気がするが目的地には余裕を持っての到着となる。1時間後の飛行機でも十分間に合っただろう。
 午後から打合せ。お客さんを交えて夕方まで。最後は内輪の打ち合わせをやると17時半過ぎになる。明日は明日で関西方面の打合せがあり、今日はこちらに宿泊である。
 関西も外国人観光客によってホテルが占拠されている。ギリギリにホテルを探しても、予算オーバーの高級ホテルか、超低価格の簡易宿泊所、或はゲストハウスしか出てこない。春先だと大阪近郊のようにちょっと外せばホテルがあったのだが、今回は滋賀県内で探しても予算オーバーの所しか開いていなかった。偶然、1室開いていた東横インに泊まるべく新大阪まで1時間少々。さらに地下鉄に乗り換えて二駅。移動だけだが、妙に疲れ切る。
 地下鉄の中津から歩いて少々。草生した線路が見える近くにホテルがあった。線路、何となく阪急かと思っていたけど、よくよく考えると梅田貨物線だった。
 ホテルの部屋に荷物を置いて夕食兼軽い飲み。地下鉄の駅に戻る途中に何軒が飲み屋があった。大阪でサッポロの店を引き当てるのはなかなか難儀なんだけど、
 
 瓶だけど置いている店があったからOKとする。中瓶で500円。まぁまぁの値段か。
 
 
 しめサバと焼きナスを頂く。それに枝豆。最後は一ノ蔵があったから、そちらを頂く。滞在は40分程だったか。お通し含めて2700円ぐらいだった。
 コンビニで買い物だけしてホテルに戻る。普段よりはずっと早いoffの時間。ずっと出張の方が仕事は楽ではある。
 明日は目覚める時間、成り行きで良い。ベットに横たわると気が付いたら意識を無くしていた。