JA8771 その4

 鹿児島からの最終便が来るのでスポットインの様子を撮影する。淡い夕日に照らされた機体はやはり美しく、締めを飾るに相応しかった。
 ほぼ定時にドアが閉まる。満席という案内だったけど所々空席があり、実乗は55人程度ではないかと思う。今度もRWy13。離陸するとすぐ野間の商店街が眼下に広がる。今日ハンドも行き来した道だ。
 離陸後軽い揺れが続き、ベルト着用サインはなかなか消えない。消えないうちに鹿児島到着予定時刻と鹿児島の天候を案内するので、これは着陸時までサインが消えないのだなと思ってもみたけど、まもなくサイン消灯となる。到着まで20分弱しかなく当然、10分ほどで再びサイン点灯となった。そして揺れ。例のピッチングとローリングを繰り返すような揺れで乗り慣れていればあぁまたか、と流してしまえそうだけど、「揺れておりますが飛行には差し支えありません」とフォロが入る。