廃墟&廃車

小滝集落の跡

 終電で出かける。橋本まで行く。途中多少眠れたので助かる。橋本にはちょっと遅れて1時3分ごろに着いた。今日はこれから友人と足尾に行く。時間があるのでナビに従って下道。入間まで16号。高萩の辺りから坂戸を通って東松山〜熊谷〜太田〜大間々。昼間は灼熱の印象がある熊谷も夜中は涼しい。だんだん山間部に入り、明かりが無くなってきて道が右に左にクネクネする。空が気持ち白んでくる頃、見覚えのある足尾の街に入る。

 本山の精錬所まで来て夜明け。写真を軽く撮ってから仮眠。目を覚ますと7時半だ。ここから小滝抗の跡地に向かう。クルマで入る事が出来、公園があって駐車場もある。谷間に不自然な平地、石垣、レンガ積みの遺跡もあったりする。共同風呂の遺構は道路のすぐ脇に説明文付きであった。ここを紹介したサイトを見ている限り山の中にひっそりとあるような気がしていたけどね。

 足尾温泉に行く。日帰り入浴は10時半からとのことなのでそれまで待つ。正直眠くなる。温泉はアルカリ質みたいで入るとヌルヌルする。露天風呂と内風呂で泉質が少し違うような気がする。露天はヌルヌル感一杯だけど内風呂はそんなでもない。でも内風呂も入っていれば肌がなんかツルっとして来るので単なるお湯で無い事は確か見たい。

 昼食。鹿刺を話しのタネに食って見た。カツオに似た味だけどちょっと生臭さが強い。激しく美味しい、というものでもなく、それこそ話しのタネかなぁ。

 午後、もう1回精錬所のほう、その奥の本抗跡に行く。説明文のあったところでクルマを降り、歩く。説明文と照らし合わせると目の前にある廃墟は共同浴場だそうな。反対側にコンクリの通路が残っており、歩いて行くと鳥居が見えた。そこから先は草が生い茂り歩けない。周りを見ると風呂場のタイルが残っている。水道栓も残っている。

 帰りに館林に寄ってもらう。案の定、京王6007Fが居る。小田急の4000系と並んでいた。

 帰りも下道。お盆だし、道路がどんな様子か、混んでいる様なら高速でとも思ったが、案外と空いていて、館林から橋本まで3時間。時速30km/hで帰って来れた事になる。国道16号も流れていた。

 橋本で飯を食って電車で帰宅。さすがに疲れた。アクセスカウンタは194,317@23:10。

 写真は小滝集落跡で。青々とした木々に埋もれるレンガ詰の遺構