2025-05-05

CX566/JL7050 B-HLT A330-300 HKG→KIX


 1時を過ぎてそろそろ搭乗口がわさわさしてくる。目の前というか眼下が搭乗口なので確認するにはちょうどいい。そろそろ席を立つ。階下の搭乗口へ。この後は深夜便で香港から関西へと飛ぶ。香港時間1:55の出発、関西には6:40の到着。フライト時間はわずか3時間45分。

 出発30分前、そろそろ搭乗が始まる。機内へ。レジは見えなかったが後で調べてB-HLTと知る。エコノミークラスが多めの輸送力に振った機材。前後の運用を見ると短距離路線ばかりに使われている機体。
 48時間前のオンラインチェックイン開始時に指定した、窓から2列並びのエコノミー席に座る。後ろがお手洗いという席なので、後ろに遠慮せずにリクライニングを倒せる席である。
 普段、前の座席の下に入れる荷物も今日は荷物棚に。その代わり、モバイルバッテリーは別に出す。先日、モバイルバッテリーが機内で発火したという事故があり、いくつかの航空会社でモバイルバッテリー持ち込みに関するルールが変わっている。

 モバイルバッテリー、カメラの予備電池、そんなものも個別に袋に入れて荷物棚にはしまうな、というルール。日系航空会社よりも厳しい。
 そんな対応をしていると客室乗務員が挨拶に来る。英語は余り分からんが、所要時間、2 hr 47 minというのは聞き取れた。Really? Too short.って眠い頭で辛うじて答えられた。先任乗務員もご挨拶に。あくまで他社の上級会員であり、キャセイの収益には何の貢献もしていない人間だが、厚遇して貰う。
 ドアが閉まったタイミングは気付かないまま、1:51、Pushbuck。1:56、Taixing。

 飛行機は誘導路をどこかに向かう。気が付くと寝ていたようだ。離陸の瞬間だけ気が付きメモする。2:20、Takeoff RWy07L。
 メモを最後に寝落ちる。次に気が付いたのが、機内食用のボックス配布。食事は詰められた箱を妻の分と2つ。飲み物を訊かれたような気がするが、No Thanks youと答える。乗務員は前に向かったようだ。順番が来た訳じゃなく、ワンワールドエメラルド会員向けに真っ先に対応して貰った、と思われる。そのまま寝落ちる。
 テーブルに機内食ボックスを置いたまま寝ていたようだ。途中、目覚めて現在地だけ見たら台湾上空だったと思う。次に目が覚めると窓外が明るくなりかけた所。

 時刻は香港時間で4時過ぎ。離陸して1時間半ちょっとだが、もう夜が明け始めている。というか、日本時間なら5時だ。
 急速に明るくなる中、ウトウトとする。何となく目が覚めて来て、改めて目の前の機内食を眺める。


 前に成田行きの深夜便に乗った時は、紙パックの紅茶が入っていたと思うが、今回は食事だけなのね。だから飲み物を訊かれたのか。
 東から昇る太陽を迎えるフライト。外は急速に明るくなる。 

 すっかり朝となった4:56、ベルト着用サイン点灯。飛行機は四国の右下をかすめると紀伊水道へ。

 翼の先に加太の辺りが見えて大阪湾へ。5:15、Geardown。5:18、Landing、RWy06R。香港から3時間掛からずに到着。何度かred-eye flightは経験しているが、3時間掛からないred-eye flightは史上初。
 時計を1時間戻す。日本は朝の6時台。6:21、Spot in SP18。以前、国内線が発着していた辺りだろうか。
 準備が整い降機する。降りるところも写真は撮り辛い感じ。そのまま入国審査に向かう。以前だったから新交通に乗ったところだろうが、今日はすぐに入国審査場。関空は成田と同じく、国際線のための空港になったんだなぁと改めて感じる。
 荷物を受け取り、税関を抜けると時刻は6:50。早着した分、制限エリアの外に出るにも早かったのだが、この時間、特急はるかは6:40に出たばかり。次は7:41まで空く。じゃぁバスと思ったらこちらは6:45の次が7:40。
 到着案内を撮ったんだけど、写真のピンが甘い。どうもまだ寝惚けている感じがする。 
 はるか4号の座席指定券を取る。普通車指定席で京都まで850円。乗車日当日と前日にだけ購入できる格安のJ-WESTチケットレスで確保。
 時間があるので、目覚まし代わりに

 アイスコーヒーを頂いた。こちらも写真のピンが甘め。
 少し早い目に駅に向かう。帰国の途につく外国人観光客で混雑しているが、発券窓口は空いている。早朝便で着いた外国人はまだ入国に至っていないと見える。あるいはさすがに5月5日の日本到着便は日本人観光客の帰国がメインなのかも。指定券券売機にも行列が無かったのでチケットレス特急券を発券しておく。えきねっとエクスプレス予約チケットレスだと完全にチケットレスなんだと思うが、JR西のe5489ではチケットレス特急券という紙の特急券を発券できる。その発券画面。

 自社以外にもJR東海JR九州のインターネット予約した切符も受け取りができるのだが、それと共に並ぶ選択肢に目が行く。サイバーステーション

 まだやっていたんだ。各社のネット予約が普及する前にネットで列車の空席を確認するために、時々空席案内だけ使った事はあるけど、存在自体忘れていた。
 利用している人にお目に掛かった事がないぐらいレアな予約手段だが、マルスの胴元みたいな存在だから、地味に続いてゆくのかも知れない。
 駅構内へ。京都を朝出て来たはるか2号が既に到着している。

 281系と271系の混結。真新しい座席と電源を期待して増結9号車を指定した。増結車が必ず271系とはならないのだが、今日はギャンブルに勝つ。

 既に折り返し準備が終わっていて車内へ。前6両、1994年製の281系は座席のクッションがへたり、お世辞にも座り心地は良くないのだが、後ろ3両。できて間もない271系の座席は座り心地が良い。同じ価格を払うのなら、増結車に限る。京都駅で余計に歩く事になる事を差し引いても、こちらが良い。
 京都まで1時間半。睡眠不足解消には寝てゆくべきだろうが、関西空港のホームを出てただひたすら明るいだけの海上橋を行くとどうも寝付けなくなる。電源があるから京王線恥辱を綴ってみたが、どうにも進みは良くない。新大阪を出たあたりから、もう続けられなくなる。かといって眠れるわけでも無く。結局京都までぼっとして過ごす。
 京都に9時過ぎ。後から東海道線の普通電車が来ているのだが、京都駅の北端から2番線に行く間に普通電車は出発時間。15分待ちの後、膳所まで。 


 最後は京阪電車に乗る。やって来た701-702編成。京阪特休、鳩を象るGWマーク付きであった。電車に揺られ、最後はスーツケースを引っ張り自宅到着。関空に着いたのは6:20だったが、そこから4時間以上掛かっている。う~ん、関空は遠い。
 荷解きをしておく。瓶もいくつかあったが無事お持ち帰り。洗濯を進めたりしつつ、この連休を括りに掛る。
 午後、妻は疲れが出て昼寝。自分は少し歩数を稼いでおこうとちょっと歩くことにする。貨物列車は来ない連休なので、京阪電車を少々。鳩のマークの特休電車を撮っておきたい。
 膳所界隈を少々歩く。この時間、少し日が翳っていて写真を撮るには残念なコンディション。

 707-708編成。

 701-702編成。再び、京阪特休
 帰宅して夕食。なのだが、妻の体調が少々良くない。夕食は簡単に香港で買ったパンなどを。早い目に寝ておく。

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