2025-02-15

 早朝、早々に目覚ましが鳴る。時刻は4時20分。昨日寝てから5時間経っていない。相当に眠いが起きざるを得ない。今日は始発で出掛ける。
 最低限の身支度と荷支度をするともう出掛けるべき時間。外へ出る。欠け始めてた月がまだ天高い。膳所の駅まで歩く。
 下りホームに降りる。外側内側、両方に接近表示。先に通過の案内があって

 外側の列車線を2063列車が通過する。EF66-128号機牽引。そして内側にも始発電車がやって来る。
 湖国を背に逢坂を越え、東山を抜けて京都駅まで。八条口伊丹空港行きバス乗場へ向かう。始発のバスまで多少間があるが、ぼやぼやしていると行列が長くなる。早々にバス乗り場へ。
 並んだ後ろから行列が延びて伸びた頃に

 リムジンバス到着。行列が吸い込まれて行ってほぼ満席になったようだ。
 バスが空いていたら京王線恥辱の昨日の記事を書き足したい所だったが、ちょっと無理。諦める。まだ暗い下道から名神高速へと乗り西へ。外が明るくなる頃、伊丹空港到着となる。安定の所要45分。

 今日の出発案内。ずらっと満席を示す×が並ぶ。保安検査が大変混雑しており、早めの検査を呼び掛ける案内が流れる。まだ6:30になっていないが、7:05の羽田ゆき、出雲ゆき、鹿児島ゆきをご利用のお客様は係員まで申し出るよう案内。
 一方で上級会員の専用検査場は空いていた。こういう時にはありがたい。速攻で検査終了。ラウンジに入る。出発まで30分程余裕がある。とは言え、昨日散々飲んだ後であり、胃袋には余裕はない。

 朝食は後回しにして、ひとまず塩っ気だけ頂く。減塩だったのであまり塩分を摂った感じはないけど。
 間もなく搭乗開始のプッシュがやって来る。そろそろ席を立つ。今日は無駄に早い便に乗る。

JL102 JA602J B767-300ER ITM→HND

 今日は朝一番の羽田行き、102便に乗り込む。ラウンジでも目の前に見えていたB767が今日の102便。


 待っているのはJA602J。既に皆様ご案内中、という時間帯。行列は短くなっている。早々に機内へ進む。普通席の前方窓側、事前指定した座席に落ち着く。先程出発表示で見た通りに見た目、満席な機内に落ち着く。まだまだ乗って来る人がいて、ド満席になっただろうか。7:03、Doorclose。乗務員の紹介があり羽田までの飛行時間、45分と案内される。7:06、Pushbuck。機内に太陽の日射しが差し込んでくる。

 7:11、Taixing。飛行機は誘導路を南へ向かう。一斉に動き出した他の機体と列を作って滑走路端まで。少し間合いを置いてから7:18、Takeoff RWy32L。
 伊丹空港を中心に

 反時計回りにぐるっと廻ると機首を東に向ける。上昇する途中、7:22、ベルト着用サイン消灯。まだまだ高度を上げてゆく。窓外の景色、霞が掛かり春を思わせる雰囲気。

 琵琶湖の南湖、膳所や石山も霞に溶けている。
 飛行機は伊賀の山地を跨いでゆく。鈴鹿山地が雪に覆われている。先週来の雪がまだまだ残っているようだ。

 名古屋の南方、伊勢湾上空へと些細掛ると機内サービスが始まる。ワゴンが前の方から順番に。三河から浜名湖へと差し掛かる辺りで順番が来る。

 再度塩分補給。今度はしっかりした塩分でとりあえず満たされる。
 飛行機は静岡県内に差し掛かる。地上は低い雲が出ていて見えないが、富士山は見えている。段々と近づいてくる。

 近付けばそれなりに見えるが真冬のくっきりした富士山からはだいぶ雰囲気が違う。
 7:42、降下を開始しあと5分でベルト着用サインが点灯する旨、案内。サービスも終了との事。雲の合間に伊豆半島を見て飛行機は相模湾へ。7:47、ベルト着用サイン点灯。飛行機は北へ旋回。左手に三浦半島を見て降下してゆく。

 雲を突っ切る。揺れも無いまま雲の下へ。窓外には房総半島が見えて来る。丘陵地帯を左に旋回すると、向こうに木更津、東京湾羽田空港が見えて来る。どうやら羽田への最終コース。

 君津の製鉄所を見て東京湾へと進む。高度を下げると対岸が近付く。8:00、Landing、RWy34L。減速すると誘導路へ。8:04、Spot in SP14。
 準備が整い降機する。今日は単純往復の修行。この先、乗り継ぎがある。

 JA602Jを見てから

 乗り換えの案内。通しで買っているので自分の乗継も出ている。この後、羽田でだいぶ時間が空く。もう少し遅く出て来たかったのだが、102便を後ろにずらすと急に高くなるもので、やむを得ず早起きした次第。
 次の出発、10:40まで2時間半。どうしようかと思ったが、制限エリアの中で過ごす事にした。ラウンジに入るとシャワールームの使用を願い出る。昨日は夜遅く帰って最低限度の身支度だけで寝ている。この時間に浴びておいた方が良い。
 現在満室との事で、準備整い次第呼び出しだそうだ。それならひとまずラウンジ内へ。

 今日この時間、那覇行きが3時間55分遅れとお気の毒な状況。そのせいかどうか知らんけど北ウイングのラウンジも混んでいる。普段待たされることが無いシャワー室が混んでいるのも、時間が余った人がいるからかも知れない。

 ひとまず空腹である。食事を済ませておこうと思ったところで呼び出しが光り出す。さて、どうしたものか。結局、味噌汁だけ飲み干し、おにぎりは後で食べる事にする。
 シャワーを浴びてすっきり。まだ時間はだいぶある。ラウンジに戻ったが、結構な混雑。窓際席は空いていない。ひとまず先程のおにぎりで朝食を済ませ、昨日の分の京王線恥辱を上げてしまう。今日のここまでの記事も少しまとめておく。
 途中、窓際席に空きが出来たので移動。少し写真を撮っとく。

 JA332Jがやって来る。B737-800がMD-81を追ったのは15年程前だったか。今度は終われる立場になるようだ。早い物だなあと思うのは自分勝手な感想で実際には自分が歳を取っただけ。

 伊丹と違いスカイマークがやって来る。JA737Z。

 伊丹と違いスターフライヤがやって来る。JA28MC。

 伊丹と違い国際線も飛んでくる。ガルーダのPK-GHC
 10時を過ぎてそろそろ席を立つ。わざわざ前日に出発30分前を目安に保安検査を、と注意メールが飛んできている。


>JL0575便(HND-OBO)をご利用予定のお客さまへ
>
>このたびはJALグループをお選びくださいまして、ありがとうございます。
>羽田空港では、駐機場の耐震性強化などのため、国土交通省による工事が実施されています。
>一部の駐機場が閉鎖されるため、飛行機を旅客ターミナルビルから離れた場所に駐機することがございます。
>ご不便をおかけいたしまして誠に申し訳ございません。
>
>搭乗口から飛行機までのご移動に通常よりも時間がかかりますので、
>以下内容をご確認の上、お時間に余裕をもって空港にお越しいただきますようお願い申し上げます。

 今日のフライト。搭乗口は31番、バス連絡となる。

JL575 JA339J B737-800 HND→OBO

 早めに席を立ちバスの乗車口に向かう。第一ターミナルの北側。サテライトの新築工事中でその関係か23、24番スポットは運用停止中。そのせいなのだろうけど

 昼間でも沖留めが発生しているようだ。ただこの時間帯、運悪く沖留めはこれから乗る帯広ゆきのみ。
 間もなく事前搭乗が始まる所。お手洗いに寄っている間に

 優先搭乗に切り替わる。グループ1の対象がほとんどいなかったのか、すぐにグループ2になった。慌ててバスに乗り込む。
 サテライト新築中の30番台スポットは運用停止中。飛行機はその先のうんと遠くに停まっている。だいぶ先まで運ばれて着いたのは39番スポット。

 待っているのはJA339J。機内へ進む。今日は普通席の最前列を取っている。席に落ち着くと次々バスが来て

 殿の4台目が来た所で定刻を過ぎる。10:43、Doorclose。乗務員が紹介される。副操縦士が2名いて、3名体制の操縦室というのはあまり聞かない厚い体制。

 タラップが離れて行って10:46、Pushbuck。10:51、Taiing。
 南風運用ならば滑走路はすぐそばなのだが、今日は北風運用。そして北行きのフライトなので海側のC滑走路からの離陸となる。大羽田の真逆からの離陸となる。
 延々第一ターミナルの前を行く。運用中の22番から1番の全てのスポットを見て、さらに2タミの70番から遡り、そして滑走路端へ。なのだが、離陸待ち機がいる様子。
 11:01、離陸の許可待ちである旨、案内。3機目の離陸で5分程掛かるとの事。

 先行機が飛び立ち、ようやく順番が廻って来る。11:07、Take off RWy34R。

 すぐに右旋回すると大井埠頭と多いの車両基地を見て上昇してゆく。

 ついで有明埠頭。大きなカーフェリーが停泊している様子が見て取れる。
 先行機の都合なのか、思ったよりも早く左に旋回。新木場を見下ろしたが、TDRは見えなかったからまだ東京都区内の上空である。後で航路を確認したら荒川の真上を飛んでいる。
 今度は左手に東京都心の景色。

 一際高い東京スカイツリーが影を落としている。ツリーというより日時計だなぁ。
 飛行機は東京郊外へと飛んで行く。広大な関東平野。鉄道で行く時はそれなりの街中を行くように見えるが

 上空から見ると街が面で広がっている訳でなく、田畑が中心とよく分かる。
 なかなかベルト着用サインが消えないまま宇都宮に差し掛かる。遠くに雪景色の中禅寺湖。雪山が見えるようになった11:21、ベルト着用サインが消灯する。

 窓外は那須連山。そろそろ平野も雪景色になっていて、白河の関を越えるにふさわしい、らしい景色になった。この先、真冬ならば雪雲が沸いてきて地上を隠しそうだが、今日は白河以北も良く晴れている。

 猪苗代湖がしっかりと見えて、

 蔵王もしっかり見える。その向こうには山形の市街地。遠く日本海も見えていそうな透き通る空気の東北、冬の景色としては最上級の空を行く。
 飲み物のサービスが廻って来る。それなりの時間が掛かる路線なので意思をもって日本茶をお願いする。

 温かいお茶を頂いていると操縦席から飛行状況の案内が入る。時刻は11:38。現在高度11,900mを飛行中。羽田空港出発機混雑の影響で遅れている旨、お詫びされる。帯広到着は10分遅れて12:25になる見込みとの事。帯広の天候、晴れで気温は2℃だとか。
 東北を北に飛ぶ飛行機。北に飛びつつ少しずつ東に逸れている。窓外の景色。平地から雪が消える。どうやら北上川の流域に差し掛かっている様子。間もなく岩手県内に入りまた雪が復活する。飛行機は北上山地を越えると太平洋へと進む。

 三陸の海岸を見て飛行機は太平洋へと出てゆく。11:55、降下を開始し10分後にベルト着用サインが点灯する旨の案内が入る。先程東北を離れたばかりだが、

 その10分後、見えてきたのは襟裳岬日高山脈が荒々しく落ち込む様子を見て北上してゆく。今度は断崖絶壁が見えて来る頃、12:07、ベルト着用サインが点灯する。
 飛行機は高度を下げつつ北上すると大樹の辺りから内陸に入る。

 雪化粧した畑地をずっと見て高度を下げる。真っ白な大地が近付いてきて12:20、Landing、RWy35。減速すると誘導路へ。遅れのお詫びが伝えられて12:24、Spot in SP3。
 準備が整い降機する。

 意外と寒さを感じないお昼の帯広。ここまでお世話になったJA339Jを見て制限エリアの外へ出る。今日は単純往復だが、帯広では1本落とす。一旦市内に出るつもりだが、少々遅れての到着。

 航空便の接続を取るリムジンバスは飛行機が遅れた以上に出発が遅れる。意外と混んでいて満席近くに。定刻より15分遅れての12:45、空港を離れる。帯広市内までは20㎞少々。途中、今でも有名な旧広尾線幸福駅跡地で1人下車、また途中で下車という感じで途中のバス停でも少々降りる人がいて、少しずつ遅れが広がったようだ。帯広市内に入り、根室線の高架が見えると帯広駅前。

 帯広駅前まで着くと13時半前になっている。小一時間持ち時間があった筈が30分強になってしまった。空港に戻るバス、14:05となる。
 やるべき事はたくさんあるができる事はそんなにない。そんな帯広滞在になりそうだが、優先順位付けをして取り組む。

 帯広の街中、歩道に雪が堆く残っている。

 先日、歴史的な大雪に見舞われたばかり。だいぶ溶けたようだが、それでも歩道は歩きづらいし、車道もアイスバーンになっている。そんな中を歩いて向かったのは

 六花亭の帯広本店に。店内、喫茶室の順番を待つ人が目立つが、買い物客は少なかった。すぐに対応して貰える。我が家の定番、大平原と季節の菓子。それと帯広限定のサクサクパイを買い求める。

 2012年には140円だったサクサクパイは2025年には280円。ちょうど倍になっている。まぁ物価も上がっているし、美味しい事は間違いないし。
 賞味期限3時間というサクサクパイ。帯広で食べるべきだが、今年は持ち帰りにした。保冷剤を付けて貰える。お会計には含まれておらず、サービスらしい。有難い。
 六花亭が思ったよりも順調。時間が残ったので、次の目的地へ。六花亭本店から駅に戻る途中、今度はインデアン本店へ。

帯広のソウルフードと言われているけど、帯広ではついつい豚丼に行ってしまいがちで、今まで食べた事が無い。
 時間が無いので一番早いメニューを聞いて、ノーマルのインデアンカレーを頂く。味は普通から極辛まで5段階選べる。辛口は得意だが、今日は時間が無いので無難に中辛にする。

 ご飯にカレールーを掛けるだけだから提供は早い、早い。すぐにやって来る。テーブルには福神漬けの他にガリがある。C&Cカレーに紅生姜があるのと一緒か。意外と合う。
 カレールー自体は小麦粉が強いドロッとしたもの。とは言えカレーはカレー、飲み物である。10分弱で食事は完了し会計も済ませられる。残り15分ちょっと。まだまだ時間はある。あると思えば、ある。
 帯広駅前のバスターミナルに赴く。そのすぐ手前、

 セイコーマートへ。時間に限りがある中、適当にちくわパンやら干し氷下魚やらを買い求める。そろそろタイムアウト。バスターミナルへ向かう。

 池北線代替バス陸別ゆきが姿を見せる帯広駅前のバスターミナル。待合室で空港までのバス乗車券を買うと1,000円であった。この値段は何気に2012年と変わっていない。

 間もなく帯広空港ゆき、14:05と言うバスがやって来る。駅前滞在37分。短いが意外と充実している。とは言え、駅を離れて空港に向かう途中、「なごやか亭」なんて看板を見るとやり残した事があるように思える。帯広はもう少しゆっくりすべきところである。
 バスは十勝平野を南に、来た道を戻る。途中、

 朱色の気動車、キハ22が姿を見せて幸福駅跡。今度は乗って来る人はおらず、30分少々で帯広空港まで運ばれる。

 飛行機で着いた時には気が付かなかった展示物。ばんえい競馬で活躍するばん馬であった。ここまで近付いてみる事はないから、模型と言えども大きさに圧倒される。

 羽田行きの飛行機はこの後15:35の出発。到着便の案内があったので展望デッキに出てみる。すると

 ちょうど到着便がスポットに入って来る所であった。JA340J。折り返しの搭乗機となる。
 館内放送が早めの保安検査を呼び掛けている。次の羽田ゆき、ほぼ満席での出発となるとの事。ならばさっさと保安検査を受けて、制限エリアの中に。ミッションはコンプリートしたが、やり残したことはまだまだあって、一つ済ませる。

 北海道に来たのにサッポロクラシックを飲まずに帰るのは、惜しい。せめてと思い1杯だけ頂く。

JL574 JA340J B737-800 OBO→HND


 帰りも羽田経由の伊丹となる。先程見かけたJA340Jが折り返し、JL574として羽田に向かう。今度は翼に掛かる右手窓側席を指定した。当日になって窓側で隣が空いている所を探したら選ぶ事になった席。若干後ろになるが、羽田の乗継には余裕があるし、問題ないだろう。搭乗する。
 足元には潰されたくない六花亭の購入品とセイコーマートの購入品を仕舞い、鞄とコートは頭上の荷棚に仕舞いこむ。15:35、Doorclose。乗務員の紹介があった後、15:37、Pushbuk。15:43、Taixing。飛行機は誘導路を南に向かうと滑走路端で待機となる。

 着陸機はこないまま、2分、3分。羽田空港周辺混雑のため管制から離陸時間を15:55に指定されている旨、お詫びと共に案内される。定刻なら17:20の到着。この数年あまり聞く機会が無かったが、羽田が混みあう時間である。
 少々停止の後、改めて滑走路へ進入。15:54、Take off RWy35。

 浮かび上がると十勝平野の白い世界が一面に広がる、飛行機は機首を北から東へ、そして南に向けるとさらに上昇。十勝平野は逆光となり、そして

 日高の山並みが続く様子を見て南へ。16:01、ベルト着用サイン消灯。
 日高山地が海へと落ち込んでいって飛行機は太平洋上へと差し掛かる。逆光の中に広がる海を見つつの南下。16:14、飛行状況が案内される。現在高度10,500mを飛行中、羽田空港混雑の影響で出発が遅れた事、お詫びされる。羽田着陸は17:30頃を見込んでいるとの事。羽田の天候は晴れ、気温は13℃と伝えられた。
 機内サービスが始まっている。コーヒーを頂くと共に

 先程、六花亭の帯広本店で買い求めたサクサクパイを頂く。購入してから2時間半ぐらいか。まだサクサクしていて、十分に美味しく頂ける。
 飛行機は岩手県、久慈のあたりから内陸に入り込んでゆく。太平洋の白波が北上山地の冬景色に変わった筈だが、良く分からないまま飛行機は南下。そして日は傾き始める。
 16:52、乗務員から再度案内。羽田空港バードストライクがあり、滑走路が閉鎖された時間があったため、現在、上空待機を命じられているとの事。ベルト着用サイン点灯は30分後の17:20。着陸は17:45になる見込み、とお詫びと共に伝えられる。そのぐらいならまぁ接続にはあまり影響はしない。機上では何もできないので行く末を見守るしかない。

 上空待機との事だが、しばらくは南下している様子。阿武隈山地を越えて白河の関を南に破ると地上から雪が消える。そして


 飛行機が右に左にと翼を傾け、真っすぐ飛ばなくなった。どうやら飛行機は茨城県大子上空でぐるぐると旋回している様子。2周ぐらいしただろうか。ようやく針路を南に変える。17:14、間もなくベルト着用サインが点灯する旨を伝えられた後、17:16、ベルト着用サイン点灯。
 飛行機は笠間の手前で右に旋回。また迂回し始めた感がある。下館近くまで飛んで改めて南下。南へ向かいつつも少しずつ西に逸れてゆく。どうやら都心上空を通過する様子。

 とは言え右手の翼に掛かる席では都心と言ってもなかなかに分かり辛い景色となる。17:43、Landing、RWy16R。減速すると誘導路へ。現時点で20分遅れと伝えられ、改めてお詫びされる。17:45、Spot in SP6。
 降機。17:55の福岡行き乗り継ぎの方と呼び出しがある。この時間、帯広からは

 西日本各地への乗継客。自分も伊丹へ乗り継ぐが、羽田で少し余裕を持たせている。地上からも特にフォロは無し。

 最後にJA340Jを撮る余裕もあった。JA340J、この後は18:15の高松ゆきとの事。滑走路閉鎖がどの程度だったのか分からないが、今日は終日、遅れを引きずりそうだ。
 羽田1タミ。南端の6番スポットに到着した。次の出発は15番から。延々歩いて朝も訪れた北ウィングのラウンジに。予定よりもだいぶ短い滞在にはなるが、

 飲み過ぎなくて済むからかえって良いのかも知れない。ひとまずビールを少々頂く。その間に18:45に出発する137便の搭乗時刻が近付く。このフライト、定刻との事だが、滑走路閉鎖の影響は受けないのだろうか。

 羽田混乱が影響しているのか、搭乗口変更となる便も相当でている。その中で目立つのはJL921の3時間40分延。これは夕方の滑走路閉鎖が原因ではなく、朝から機材整備でJL905が遅れた事の影響らしい。921便のお客さんも可哀想だが、折り返し920便のお客さん、羽田に着くと何時になるのだろう。

JL137 JA846J B787-8 HND→ITM

 出発20分前が近付き、そろそろ席を立つ。搭乗口は15番。そこで待っているのは


 JA846Jであった。18時半を過ぎて優先搭乗が始まる。機内へ。今度はクラスJと普通席の境目。B767B737と違って、B787には仕切りがあるので前席下側を収納として使えない。サクサクパイを荷棚に収納する事はかなり不安だが、やむを得ず仕舞いこむ。
 搭乗が進む。今までの3便は満席近いフライトだったが、4便目の伊丹ゆきはちょっと空いているようだ。定刻を過ぎて18:46、乗り継ぎ待ちをしている旨、お詫びと共に伝えられる。今日の羽田ではやむを得ないかも知れない。
 3列並びの真ん中が空いたまま。通路側の人が突然、荷物を降ろして中央席の座席に当然のように置いてベルトを掛ける。バルクヘッドの通路側を事前指定するぐらいだから上級会員なのだろうが、こういう我が物顔な振る舞いはみっともない。反面教師と言い聞かせ、ぐっと我慢。
 18:53、Doorclose。遅れている事のお詫びがあり、乗務員が紹介される。18:59、Pushbuck。動き出しが遅いが、或いは管制から指定があったのかも知れない。19:05、Taixing。飛行機は誘導路を北に向かう。そのまま滑走路端まで。19:14、Takeoff RWy16R。
 飛行機は東京湾上を上昇してゆく。右手の窓外には京浜工業地帯。

 横浜の海際を見て右に旋回してゆくとさらに上昇する。街明かりを遮る雲が街明かりを受けて光っている。一面の光の海を見ていると19:18、ベルト着用サイン消灯。間もなく機内の灯りが戻り、外の様子は分かり辛くなる。
 隣は空いているが、荷物は上だし、疲れているし、パソコンは出さずに薄ぼんやりとして過ごす。
 飲み物の順番が廻って来る。

 飲み過ぎてはいないが何となくコンソメスープを頂く。19:38には間もなく降下を開始しサービスを終了する旨の宣言。飛行機は三河湾に差し掛かったところだろうか。19:49、ベルト着用サイン点灯。
 機内が減光する。窓外の灯りがまた分かるようになる。疎らに見えているので奈良盆地らしい。伊丹も上空待機が心配な時間だが、そんな不幸の案内は告げられないまま、生駒山地の暗がりが見えて来る。そのまま大阪の市街地へ。

 郊外の灯りでも十分に煌びやかな大阪の夜景を見て飛行機は降下してゆく。淀川を越えて伊丹空港への最終コース。20:07、Landing、RWy32L。20:10、Spot in SP18。
 多少巻き返しての到着。降機すると5分ぐらい経っていただろうか。


 ここまで乗って来たJA846Jを見て制限エリアの外へ向かう。正式に5分延着の20:10到着。外に出ると20:19で次のバスは20:30。ちょうどいい時間かも知れない。先日、同じぐらいの時間に京都ゆきのバスで乗り残しを喰らったが今日は列はそこまで長くない。そしてバスが来れば普通に座れる程度の乗り具合。勿論、隣が空いている、なんて幸運は無く、普通にほぼ満席になっての出発。
 僅か4レグ、と言ったらそれまでなのだが、意外と疲れた。バスの中では疲れもあるし、隣もいるからパソコンは出さずにぐったりと過ごす。バスの良い所は座ってさえいれば、疲れていても何しても京都駅八条口までは運んでもらえる。

 しかも京都駅八条口までは安定の45分で到着。東海道線に乗り換えると自宅に22時前。帯広で13時半に買ったサクサクパイ。賞味期限を5時間半過ぎているが折角なので頂く。さすがにサクサクではなく、しっとり。食感は惜しく、食感以外は美味しい。次回は乾燥剤を持って行った方が良いだろうか。

サイトアップ アクセスカウンタ

 サイトアップはお休み
 アクセスカウンタは機能せず
 万歩計は15,279