2023-07-06

 目覚ましが鳴る前に一度、二度、目が覚める。今日はもう少し寝ていられるのだけど、と思いつつも少し早い目に起きだした。
 身支度少々。急遽入った出張。西に方へと出掛けるべく、6時40分過ぎに家を出る。
 歩いて膳所まで。東海道線の下り電車に乗る。この時間、上りは本数も少なく混んでいるが、下りは膳所を出た所で外側の列車線を新快速が駆けてゆき、大津で相互接続。都会の電車になっている。折角なので新快速に乗り換える。
 分割効果を得るべく、京都下車。改めて入場する。乗ってきた新快速には戻れないが、先程捨てた普通電車に乗ってもいいし、 一本後の新快速でも良い。

  しかしこの時間、内側を行く電車線が遅れている。何が起きているか分からないが、後で

JR京都線】 車内トラブル 列車の遅れ<第一報 06時59分>2023年07月06日 07時14分更新
6時59分頃、JR京都線長岡京駅で発生した車内トラブルのため、JR京都線(京都から大阪方面)の列車に遅れがでています。
影響線区
JR京都線 京都 から 大阪 まで 遅延

 車内トラブルというプッシュが来ていた。
 普通電車の目途が分からないので新快速のホームに並ぶ。この時間、新快速の1本前が通過、となっていて?と思う。東海道線の貨物列車は朝ラッシュを避けた設定になっている筈。湖西線から貨物列車が来るのかと思ったら、貨物列車が通過しますの案内。やって来たのは


 いわゆるロンチキだった。DD51-1191号機牽引。正確に言うと貨物列車ではないだろうが、そんなことに目くじらを立てても仕方ない。しかし次の新快速は「貨物列車遅れの影響により若干遅れて到着です」との事。しれっと他所に責任を擦り付けた感じがある。
 新快速で大阪まで。8時大阪着の新快速はさすがに混んでいる。もう1本前の新快速の方が楽だったなぁとは思うが、仕方ない。大阪まで運ばれ。梅田のバスターミナルへ。今日はこの後、バスで米子に赴く。
 急に決まった出張。先実の夕方、バスの予約だけ入れていて、発券は乗車間際。8:30の米子行き、空席少々との事だったが辛うじて窓側席で受け付けて貰える。一番後ろだったけど。
 少々間があって

 米子行きのバスが到着。3列シート電源付きだが、Wifiがないのが玉に瑕。前回で認識はあるので、そんなもの、のつもりで来ている。ひとまず電源を生かして遅れている京王線恥辱に手を掛ける。
 バスは御堂筋を北へ向かうのだが、今日はずいぶんと流れが悪い。むしろ停滞していて、千里中央のバス停に着くと9時を過ぎている。新御堂筋を離れるとようやく流れ始めたが30分近い遅れが出たそうだ。待ち合わせには若干余裕があり、影響はしないと思うが、バスはたまにこういう事が有る。
 時間が出来た分、京王線恥辱は順調に進む。難産だった6月24日のフライトがするっと抜けた。一気に巻き返せる目途が立った所で上月PA。休憩となる。

 中国道は飛ばしてきた感があるが、遅れを伴ったまま。今日は三宮からの便と並ぶことは無い。10分の休憩を8分ぐらいで切り上げただろうか。米子到着は12:20頃になる見込みと案内があって西に向かう。
 中国道はさすがに順調。米子道に逸れても滞りなく進む。 

 窓側を生かして少し写真を撮ってみる。随分と高い所を高速道路は通っているもの。
 12時を廻って米子が近付く。駅前には12:20の到着。

 30分遅れよりは巻き返した。待ち合わせにも間に合うが食事の時間はちょっとカツカツ。仕方ないので駅前のコンビニ、駅構内営業の代わりだと思うが、駅弁を扱っているので、そちらのお世話になる。

【今日の駅弁】幕の内弁当 伯耆物語 ¥1,188 株式会社米吾



 そんな訳で米子駅の駅弁でお昼ご飯にする。珍しく幕の内弁当にしたけど、実に手が込んでいる駅弁で、品数の多い事、多い事。こんな品数、自分じゃ作れないよね、と普段頂く手作り弁当をついつい比べてしまう。一品一品も旨かった。値段もそこそこするけど。
 約束の時間になり、担当営業と待ち合わせ。客席に赴く。不具合の関連での訪問なので平身低頭で押し通す。米子駅前に戻ると14時半。
 前回乗った京都行きのバスで帰るつもりだったが、それより早いバスに乗れる時間になった。15時発の梅田行きがあり、そちらをその場で発券して貰う。
 ちょっと間があるので近くのスーパーに足を伸ばす。鳥取県の米子にいるが、ここのスーパー、島根県出雲市の地場パン屋、なんぼうのパンを扱っている。バラパンが有名な店だが、今回はバラパン以外の品物を自宅への土産にする。
 駅前に戻る。間もなく

 梅田行きのバスがやって来る。来る時と同じ車両だ。30分前に座席指定を受けたが、2-1列の2席側、1席側、両方の窓側が選べる程度には空いていた。来る時よりは余裕があるらしい。
 順光側になる2列席の窓側席を選んでそちらに落ち着く。定刻出発。半分少々の乗り具合だろうか。

 15時ちょうどに出発。隣席は空いている。ひとまず電源を生かして京王線恥辱の巻き返しを進める。バスは米子市内を抜けて高速道路へ。来た道を巻き戻すように進む。

 来る時とは逆側の景色を見て梅田へ向かう。どうでも良いけど

 の話は大いに共感するのだが、行きがA席、帰りはD席という話に一瞬?となる。考えてみると飛行機やバスは行き帰り同じ側の席で窓の景色は逆になるが、列車の場合は行き帰りで座席と車窓の位置関係が変わらない乗り物なのだった。
 とにかく、来る時には見えなかった大山を眺めて中国山地を越え、さらに東に向かうバス。休憩は米子から2時間経たない上月パーキングエリア。下りのバスと同じPAになる。このバスの15分前を行くなんば行のバスが入れ替わりに出てゆくのが見えた。

 休憩10分。お手洗いに行って写真を撮るともう殆ど時間は残らない。大人しく自席に戻る。出発間際、次の少路駅での降車客に関する確認がある。梅田発のバスは停まらないバス停だが、夕方大阪着のバスはモノレールの少路駅近くで降車扱いがある。誰も降車を申し出なったので通過となったが、正直、少路で降りてモノレールと阪急を乗り継いで帰宅するのもありかな、とは思う。
 バスは引き続きがら空きの中国道を東に向かう。遅れる要素は全くなく、順調に東に向かう。関西圏に入っても流れは変わらず、順調、本当順調に中国道を池田までは来る。とは言え下道に降りると午後6時前。とたんに流れが悪くなる。
 少路駅を何事もなく通過、緩々進んで御堂筋に入ってなおノロノロ千里中央の扱いで桃山台に停車。ここで多少の降車がある。
 引き続きバスは御堂筋を。朝のバスよりは道が流れているが、それなりのノロノロ。新大阪で下車できれば楽なんだろうけど、淀川を渡って、梅田へと緩々近づく。

 ずいぶんノロノロだと思ったが、梅田に着いてみると定刻18:35。渋滞を見越したダイヤ設定だったようだ。バスを降りて梅田のバスターミナルからJR大阪駅へ。乗り換え10分。新快速に余裕をもって間に合う。
 夕方の東海道線。ダイヤは定刻通り。新快速も心地よくかっ飛ばして京都まで向かう。30分で京都到着。一旦改札を出て分割購入を成立させた後、同じホームに戻る。 

 ちょうど鳥取から来たHOT7000が入替でエンジン音を立てると同時に、別のエンジン音が聞こえて来る。ふとみると東海道線下り線をHC85系、特急ひだが出発する所だった。出発するところを見ると、電車面しているHC85もディーゼル・エレクトリックだなぁと認識することになる。
 さて、東海道線上り。 

 米原、永原と並ぶ行先は似ていてややこしいと聞いた事があるが、並べてみると確かにね、と思う。どうでも良いけど、3番線に永原ゆき、2番線に野洲ゆき、そして0番線に柘植ゆきと並ぶと、京都のターミナルは滋賀にゆくための駅、なんて気がしてきた。
 3本並んだ滋賀方面電車の先頭に立った野洲ゆきは東山から逢坂を越えて滋賀へと進む。膳所まで戻り、歩いて自宅まで。まだ薄明りが残っている。とは言え朝から12時間以上が経っている。ほぼほぼ移動だけに費やした12時間だけど。
 帰宅してから夕食と京王線恥辱。Wifiが使えない環境で書き溜めた記事を公開する。停まっていた時が一気に進む。少しの所で追いつかなかったけど。

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