2025-11-01

 月が替わって11月は3連休から始まる。月初であり、父の月命日でもあるので、母のご機嫌伺いを兼ねて上京する。3連休の初日は色々と混むし、料金は高くなるし、避けたいところ。とは言え月命日と秤にかけて動く事にしている。
 とはいえ、やはり、3連休の午前中、航空券代は高かった。それならと飛行機は帰りだけにして、行きは新幹線と決める。割引運賃が取れればありがたいが、なんだけど、そこは3連休であった。 普通席の割引運賃は瞬殺。そんな訳で、ひねくれた東京行きになる。いや、普段よりは真っ当か。
 新幹線の動き出しに合わせるから朝は少し遅い。5時h半に家を出て膳所の駅へ。米原からの始発電車に揺られて京都まで出る。乗り換えに余裕があるから

 55列車を迎える。EF210-106号機牽引。膳所から少し通過時間が遅い分、明るくなって撮りやすくなっている。
 さて、東海道新幹線の乗り場へ。

 始発は6:14に出ているが、その後、数分おきに東京ゆきがやって来る。のぞみ、のぞみ、ひかり、とあるが今日乗るのはひかりの方。634A。ちょっと間がある。この時間の上りホーム。実に賑やか。数少ない営業開始済みの売店には行列が出来ている。ミル挽きコーヒーの自販機にも、行列。
 そんな中へ予約した電車がやって来る。

 634A、G22編成。今日はグリーン車を取っている。普通席の割引運賃は瞬殺だったが、グリーン席の割引運賃は残っていたので。のぞみ普通席≦ひかりグリーン席 ぐらいの感じだったので、それならとグリーン車にした次第。そしてグリーン車ならサンドイッチぐらいは買えるだろうと、朝食は用意してきていない。
 京都時点ではひかりのグリーン車は空いている。先週の始発のぞみ普通席の混み具合が嘘みたいだ。

 使い捨てのおしぼりを頂き、気分よく東に向かう。電源を生かして京王線恥辱を綴る。一気に加速しt新幹線が通勤経路を一瞬でなぞり消し去り、琵琶湖の湖南から湖東へと。米原に停車した辺りでモバイルオーダーサービスのメニューを見る。そしてえっと思う。メニューがあまりに貧弱。

 定番のスゴクカタイアイスの他はつまみ少々とちょっと。日持ちする簡単ンものしか置いていない。モバイルオーダーサービス縮小、みたいな記事を見た記憶もかすかに蘇る。結局、

 りんごパイにアイスコーヒー。緊急避難的な朝食となる。どこか停車時間が長い駅のホームで、と思わなくはないが、駅ホーム上の売店も縮小傾向。車内供食は負のスパイラス。
 遅れている京王線恥辱に手を掛けつつ東に向かう。浜松でも自笑亭の駅ホーム上売店は閉じていて、朝食難民が確定した感じがある。京都駅ホームの売店を今更ながらに思い出す。
 Radikoを聞きつつ、京王線恥辱に向き合う東海道新幹線。ちょっとブレイクが入るのは静岡を出てしばらく経った所。

 富士川を渡って富士山が見える辺り。新富士の駅辺りでは富士山が見えていたのだが

 吉原を過ぎて東に向かう頃には見えなくなる。なかなか気難しい様子を最後にもう一度パソコンに集中。
 この後のことを考えると新横浜で降りれば十分なのだが、何故か品川まで予約していた。品川から京王線新宿を見て母と合流できるぐらいのつもりだったようだ。しかし634Aの品川到着は9時過ぎ。JL102で羽田に着いてから品川に着くのよりは遅い。
 さて母と合流なのだが、その前に朝食は済ませておきたい。どうしようかと思う。京王線新宿まで行くのは難しいので山手線を渋谷で下車。井の頭線へと乗り換える途中に

【今日のC&Cカレー】モーニングカレーA(辛口) ¥470 渋谷店


 渋谷のC&Cカレーでモーニングカレーを食べておく。20年近く前、カレーを食べてから京王沿線で写真を撮る週末を思い出す。
 20年前だったらこの後、がっつり京王に浸かる2時間となるのだろうが、今日は目的がそもそも違う。井の頭線に乗り、下北沢で

 1709F

 1731F
 自動運転対応編成は車両番号を右上に移したり、帯を一本追加したりと塗装のマイナーチェンジをしているのは知っていて、何回か見かけた事もある。2本だけ抜粋して並べてみると、小変化の割にはインパクトがあるなぁと思うことになる。
 いい加減、先を急ぐ。新幹線で上京した方が時間に余裕ができるかと思っていたが、飛行機で来るのとそんなに変わらない。
 小田急で西に。母と待ち合わせる。この三連休、最初の予報は雨模様だったが、迎えてみると晴れているのは幸い。
 母は変わりないようで何より。足取りも変わらずで、見た目は問題ないように思える。最近の話をしながら父の眠る霊園までアップダウンを歩く。父の墓前で手を合わせて帰りはバス。駅から往復歩きだとちょっと歩きすぎなので。10時台に待ち合わせると帰りに数少ないバスを捕まえられるので、都合がよい。
 墓参の後は実家へ。先月母にお願いしたビールの本数を減らしましょう、という件はちゃんと記憶に残っていた。頭がしっかりしているのは幸い。手料理を頂きつつ、昔話を交わしたが、2本頂くと眠くなる。普段も眠くなることはあるけど、今日は早い。10月は妙に忙しかったが、疲れが溜まっているのかも知れない。
 15時半過ぎにお暇頂く。帰りは羽田経由のフライト。小田急の駅に出ると大人しく


 快速急行で登戸まで。南武線に乗り換えるどこにも寄らずに羽田空港へと向かう道を取る。

 南武線は各駅停車であった。1408F列車、E233系N14編成に乗る。川崎先着だからか結構な混雑。途中。武蔵小杉で座って、ふと気になる。尻手からの浜川崎支線、接続はどうなのだろう?と。調べてみると2分乗り継ぎ。余りに接続が良く、八丁畷へ行くことを決める。そんな訳で、

 寄らない筈の寄り道を発動。八丁畷京急乗換なら寄り道とはならないけど、つい駅前からほど近い角打ちに寄る。

 サッポロ生ビール黒ラベル。スイングカランの1度注ぎを頂く。膳所では飲めない逸品を頂く。実家で飲んできても、この1度注ぎは不思議とすっと体に入ってゆく。折角なので今度は3度注ぎを頂く。5分程お時間頂きますと言われて出てきたのが

 こちら。落とし蓋のようなしっかり硬い泡に覆われたビールはまた別物。そういえばヱビス記念館では3度注ぎを推奨していた。瓶ビールでも時間を掛けて3度注ぎすると、こんな表面張力を無視した硬い泡になる。
 いくらでも飲めそうだが、角打ちでは長居無用。2杯でお暇頂く。駅まで戻る途中に普通車が出てゆくのが見えたので10分待ちが確定。既に日は傾き、街中には翳りが忍び込んでいる。大人しく羽田空港へ。

 川崎まで普通車、41運用1349編成から

 川崎からは急行、3D運用1113編成。途中、天空橋で急病人発生とか連絡でバタバタ。最後尾からお年寄りが車椅子に乗せられ運ばれてゆく。御付きの人みたいな一回り若い人の荷物にはJGCタグがちらっと。
 トラブルがあったが、羽田空港には到着する。搭乗便まで少々。

 夕方の出発ラッシュ時を迎えて羽田空港は混雑している。そこからちょっと人気が少ない専用検査場を抜けてラウンジに進む。

 赤く染まった西の空がすぐに暗くなる中、窓際に居を構えて、しばらく過ごす。

 夕方から出て来る唐揚げを頂きつつ、ビールを少々。こういう夕方限定メニュー。伊丹や他のDPラウンジにもあるのだろうか。

JL137 JA615J B767-300ER HND→ITM

 今日の搭乗便は137便。1週間前の25日に乗ったばかりのフライトに繰り返しのように乗る事になる。

 先週と異なり、今日はB767-300ER。JA615Jが担当する。国内線仕様のB787-8は4機しかないから都合が付かない事も多々あるのだろう。けど、伊丹線は機材繰りの優先順位が低いよね、とは思う。

 あと20分で定刻と言う時間。まだ搭乗は始まっていないが、遅延の案内も出ていない。多分、定刻を目指すのだろう。搭乗口近くで少々。
 18:30頃に搭乗が始まる。機内へ進む。搭乗は順調に進むが18:45、機長さんから準備に時間を要している旨のお詫びが伝えられる。伊丹までの飛行時間、50分との事。
 18:50、Doorclose。乗務員が紹介されてエマージェンシーデモが映し出されると18:58、Taixing。

 機内減光。薄暗くなった機内から空港の夜景を見て南へ向かう。整備地区を過ぎると窓外はほぼ真っ暗。海を渡って滑走路まで進むとそのまま進入。19:12、Take off RWy05。東京湾上を旋回して

 羽田空港の灯りを見てさらに上昇。今日は天気が良かった分、東京湾の夜景も綺麗に見えている。

 今度は横浜の夜景。いつまでもベルト着用サインが点灯したままならいいけど、19:20、ベルト着用サイン消灯。機内の灯りが戻る。
 飛行機は南西から西へと向きを変えて伊丹を目指す。19:28、機長さんから案内。伊丹空港への到着は20:05に到着する旨、お詫びと共に伝えられる。
 飲み物のサービスが廻って来る。

 ラウンジで飲んだ後だったからついコンソメスープを頂く。
 19:40、降下を開始する旨の案内。飛行機は伊勢湾を越えての伊丹への後半戦。19:46、ベルト着用サインが点灯する。機内が薄暗くなると窓外、ちらほら街の灯りが見てとれる。奈良盆地から

 生駒山地を越えると大阪市街地の街明かりが一面に広がる。今日は右手だから郊外側だが、それでも眩い。その眩さの中に淀川の暗がりを認めると伊丹空港へ。20:04、Laoding、RWy32L。
 遅れた事へのお詫びが伝えられる。現在の伊丹の気温は17℃との事。20:08、Spot in SP17。
 降機。どうせ20:10のバスには間に合わないので

 ゆっくりとJA615Jを見てから制限エリアの外へと向かう。

 遅れたと言っても元々20:00到着、と余裕を持った設定。遅れ9分ならあまり文句は言えない。
 この時間になると膳所まで最速で帰りたい。新大阪行きのバスがと京都行きのバスと、判断に悩むところだが、先発の京都行きを選ぶ。

 割と前の方に並べる。やってきたバス、座るときは余裕で座れる。当然ながら後から乗る人で出発する頃にはほぼ満席。隣に人を来させないのは下品と思うので来るもの拒まず。身を小さくして名神高速を東に向かうと東海道線へ。帰宅は22時前。単なる墓参りと実家の日帰りなのだが、案外と疲れる。軽く飲むともう眠くなった。

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