いつもの時間に起き出した。今日は昨日順延になった打ち合わせのため再度出張。午後に大阪に行かねばならない。
 時間がとても中途半端で会社に行っても1時間ぐらいで出なくてはならない。都内の便利な所から出かけるなら午前中いっぱいまで仕事が出来そうだが、残念ながらそういう環境にはない。
 そこでいつもと同じ時間に出て途中まで新幹線、そこから先は在来線に乗る事にする。少し交通費を浮かすにしてみた。
 地下鉄で新横浜。一昨日より30分程遅い時間である。ホームに上がって乗り込むのは  
 
 461A、C15編成。静岡、浜松停車で岡山までゆくひかりを選ぶ。車内は比較的すいている。C席が埋まる程度だから60%ぐらいの乗車率だろうか。
 持参したおにぎりで朝食を済ませるとPCを取り出しちょっとした仕事を。今週から来週にかけて出張が嵩むのに何か色々と仕事を突っ込まれて、宿題を持ち歩く事になっている。
 静岡でお客さんが少々入れ替わる。浜松まで来ると1時間10分が経過。一昨日の501Aなら1時間少々で豊橋到着だが、このスジは静岡浜松でのぞみに抜かれる、あまり嬉しくないひかりである。 
 浜松でひかりを捨てる。ここからは在来線。まずは
 
 岐阜ゆき、と言う電車に乗る。梅雨の中休み、良く晴れた空の下を電車は走る。季節は早いがもう夏のような雰囲気。18きっぷのシーズン、みたいな錯覚を覚えるがまだ7月には少々早い。
 
 豊橋で先行する快速大垣ゆきに乗り換え。普段降りるいわゆる三河のエリアを通り越し、尾張も通り越して大垣まで乗り通す。少々疲れを覚えて寝て起きると名古屋を出たところだった。大垣に着くと11時。在来線乗り通していると思えば早いが、まだ先は長い。
 
 大垣に11時。今度は米原ゆき。行先だけ並べると殆ど進んでいないなぁ、とも思える組み合わせ。
6月の平日、大垣から米原へと文化圏を跨ぐ普通列車。そこそこに席が埋まっている。社会人らしい団体がいて、IPMだSPMだなんて会話が聞こえてくる。二つの文化圏を跨ぐ流動の担い手が新幹線だけではない事が如実に現れているようだ。
 米原で12時ちょっと前。お昼時なので3分の乗り換え時間にお弁当を買い求める。ここから先はJR西日本のエリア。
 
 電車の顔だちも大きく変わる。辛うじて空席に座ると列車は間もなく出発。