JL3086 JA8995 B737-400 NGO→NRT


 出発20分前に搭乗口に向かう。指定されたのは7番搭乗口。まもなく搭乗開始なのに辺りのベンチは閑散としている。お客さん、50人ぐらいだろうか。まもなく搭乗開始となる。

 待っていたのはB737-400。JAL EXPRESSのロゴが入った機材だ。機内に入ると待っているのはJTAの乗務員。搭乗券にはJTAによる運航とある。予め指定してきた普通席、7ACという並びに座る。クラスJと普通席の境目になるこの部分、通路がクランクになる関係で普通席だが二人掛けとなっている。
 乗客には国際線乗り継ぎらしい外国人の姿も目立つ。少ない乗客が機内全体でも機内全体に満遍なく座るとそれなりに埋まったように見える。17:33 Door close。ブリティッシュエアウェイズ、エールフランスエミレーツとのコードシェア便だそうだ。アライアンスを跨いで賑やか、というよりフラッグキャリアで括った方が理解が早いのかも。そして運航は日本トランスオーシャンエア、JTAである。機内誌もJALのスカイワードではなくJTAのコーラルウェイが入っている。
 17:38、 Push buck。17:43、Taixing。搭乗前は西の空、鈴鹿山脈の上がほんのり紅く染まっていたが、この時間はもう真っ暗。先ほどとちょっと陣容が変わった国際線エリアを眺めて滑走路端へと向かう。途中で右に折れ止まることなく右に折れるともう滑走路である。おもむろに速度を上げて17:47、Take off RWy36。すぐに左へ、そして左へ。空港を見下ろしつつ3/4周すると左の窓、手前に知多半島、そして名古屋一帯の夜景が広がり出す。山の影からまん丸大きなお月さまも顔を覗かせる頃、17:53、ベルト着用サインが消灯する。

 映りはしないだろうがあまりに見事な夜景だったので一応は撮っておく。見る見る天高く上る月を追いかけるように飛行機も上昇を続ける。次第に夜景はか細くなってゆく。
 18:00、機長さんから案内。現在浜松の南側洋上を高度7,000m、対地速度850km/hで飛行中とのこと。成田の天候は曇りで気温は12℃だそうだ。
 名古屋までは短いフライトだが、ドリンクサービスがあってワゴンが廻ってくる。折角なので搭乗前に買った空弁と一緒に頂く。お弁当に気付いた乗務員さんがお絞りを合わせて出してくれる。