旅はまだまだ続く

 夕方の中部国際空港セントレアは閑散としている。国際線のスポットに姿を見せているのはキャセイとエディバトの1機ずつだけ。その中に今やってきたホノルルからのJO機が入っても3機。遠くのスポットにボーイングのドリームリフターが異彩を放っているの物珍しい。良くも悪くも名古屋の置かれた今を現してるのかと思う。入国審査は空いていてすぐに通過。荷物も早々に出てきたから税関へと向かう。横浜の人間が中部経由だと何か聞かれるかとも思ったが特に何事もなく終了。一人でなく二人でだったから知れない。

 国際線の到着口である二階から国内線の出発手続きへ。3階のJAL国内線窓口に向かう。祝日の夕方16時なのにたいそう空いている。この後17:35に成田ゆき、19:30に千歳行きを送り出すだけだから当たり前かも知れないが、隣のANAは出発のラッシュでカウンタに行列が出来ている。乗客のJAL離れなのかJALの名古屋離れなのか。JAL中部撤退論が現実味を帯びてきそうな現場の景色だ。
 成田ゆきの手続きは荷物を預けるのが作業の殆ど。何事もなく終了する。ここまで順調だったがここまででほぼ30分。空いてれば国際線から国内線への乗り換え、1時間もあれば十分できるようだ。混雑しているときは、係員のフォロが必要だろうな。
 保安検査場はさほど混雑しておらず、ホノルルの検査に比べれば検査も緩く、間もなく開放される。

JAL ANA共用という珍しいラウンジで少々の時間をつぶす。ここで恥辱の公開をするつもりが無料の無線LANが無く、有線のある席は埋まっていて果たせず。

 おつまみの袋の小ささと言い、何ともケチをつけたくなるラウンジである。タダで飲ませて貰って文句を言うのは難だけど。