JL534 JA8908 B747-400 CTS→HND 

 一旦制限エリアの外に出てクラスJへのアップグレードをお願いする。満席なのでキャンセル待ち。もともとのチケットがクラスJだったのだからその料金分云々を主張しても良さそうだけど、あの混乱時にそんな事をしても傍迷惑なだけだし、千歳で改めて主張するのもおかしい。大人しく余りに余っているクラスJクーポンを充当してもらう事にした。
 千歳空港は混雑している。土産物屋もレストランも、保安検査場も込んでいる。勿論、ラウンジも。電源の使える席を探すのに少々難儀。

 ラウンジでビール、ビールを飲みながら2時間少々恥辱を進めておく。
 ようやく時間がやって来た。

 少し早い目にキャンセル待ち受付に出頭するとちょうど呼び出しが始まるところ。「非常口座席の通路側になりますが」と出てきたチケットは87C。っー事はB747-400かとここで始めて充当機を知る。自分の席は出てきたけど、結局クラスJの空席待ち、3人で終わってた。かなりの競争率だ。

 ようやく羽田へ。機内に入ったところすぐが今日の座席。すぐに毛布を渡される。最後までドアが開いているすぐ傍ら。北海道の晩秋は冷え込むだけに嬉しい配慮だ。今日の乗客はあらかた乗り込んだ後の様子。ポツポツとお客さんが乗り込んでいった後、18:19、Doorclose。羽田までの飛行時間、1時間15分との事。45分後に仙台上空を通過しますと言う案内が珍しい。18:26、Pushbuck。同時に機内減光。薄暗くなる。
 18:31、Taixing。薄暗い中、しかも通路側。向かったものやらだけど、モニタに映し出される様子によるとRwy19R。Takeoff、18:34。揺れの無い、大人しい上昇。まもなくベルト着用サインが消灯する。18:40。

 写真:早速、機内の様子を。
 NHKニュースが頭上で始まる。テレビモニタを見上げるにはちょっと辛い位置なので機内プログラム、先ほど聞きそびれた落語なんて聴いてみる。そのうちにドリンクサービスが廻ってくる。

 酒類販売の中止に関するお知らせ
 http://www.jal.co.jp/other/info2007_1022-1.html
 平素よりJALグループをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。
 機内におけるビール・スパークリングの有料販売については、サービス開始以来ご購入の実績が極めて少ない状況が続いておりました。弊社としてはお客さまの声も参考に検討を重ねてまいりましたが、販売実績を勘案し、以下の通りサービスを中止させていただくことといたしました。
 ご利用いただいておりましたお客様にとりましては、ご不便をおかけ致しますが、より快適な機内サービスに努めてまいりますので、ご理解のほどお願い申し上げます。
 中止日 : 2007年11月1日(木)〜
 中止内容  :  クラスJ、普通席における酒類(ビール・スパークリング)の有料販売

 なんて発表が急にあって、時々利用していた身には、少々納得のいかない所もあるのですが、何れにせよ10月中に乗るのは今度のフライトが最後。最後だし何か呑もうと考える。ビールなら機内持ち込みできるし、最後に選んだのはスパークリングワイン。

 このほかにオシボリとクラスJ用の茶菓子、自分で持ち込んだ空弁もあるので、テーブルの上、かなり窮屈。
 最後のスパークリングワインを美味しく頂いた後は