YS-11の現状を調べてみた

 現在、恐らくは世界で唯一、YS-11による定期旅客便を運航しているアジアンスピリッツ社。
 http://www.asianspirit.com/index.html
 時刻表の欄から機材表記が消えて???と思っていたのですが、こんな所に機材表記がありました。
 http://www.asianspirit.com/fare_domestic_usd.html
 国内線のドル建て運賃というページの一番下、そこには間違いなく
『YS 11』
 と書かれてます。良かった、まだ飛んでたんだ。でも肝心の運賃欄が空欄。
 訳が分からなくなりましたが、どうやら地方路線はドル建て運賃の設定が無い様子。フィリピンペソの運賃欄にはきちんと表記があります。
 ひとまず安心したのですが、

ZAMBOANGA To/From: JOLO TAWI-TAWI

って、どこ?

ZAMBOANGA、日本語表記でサンボアンガ。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%B3%E3%83%9C%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%82%AC
より

サンボアンガ(City of Zamboanga、チャバカノ語/スペイン語:Ciudad de Zamboanga、セブアノ語:Dakbayan sa Zamboanga、フィリピン語:Lungsod ng Zamboanga)は、フィリピン・ミンダナオ島の最西端にある大都市。沖合いにはスールー諸島が連なっている。高度に都市化された街で、フィリピン・コモンウェルス時代の1936年10月12日に市(chartered city)に昇格した、フィリピンでも市制施行が最も早かった都市のひとつ。「ミンダナオの誇り(El Orgullo de Mindanao)」や、「美しいサンボアンガ(Zamboanga Hermosa)」などの異名があり、市政府による観光誘致では「アジアのラテン都市」というブランドが使われている。サンボアンガはフィリピンでも古い植民都市であり、最もスペイン化が進んだ都市で、スペイン文化の残像がいたるところに濃く残っている。
(以下略)

ミンダナオですか……
よりによって、また、ハードルの高い所へ……
時刻表
http://www.asianspirit.com/flight_main.html
によると火曜、木曜、土曜日はJOLOへ、月曜、水曜、金曜、日曜はTAWITAWIを1往復するのが日課と見受けられます。

で、ちょっと気になるのが、同じくサンボアンガからマレーシアのサンダカンへ向かう路線。週3便、午後の運航。
どうしても機材表記が見つけられないですが、アジアンスピリッツには他にサンボアンガが絡む路線が見当たらないので、日本的な発想から見れば、同じくYS-11による運航である疑いを掛けたくなります。これだけの為に1機余計に駐機させるか???
裏づけは取れないのですが、まさかこの期に及んで、YS-11の国際線??? そんな訳ないよなと思いつつ、試しに世の中に石を投げてみます。外れなら外れで結構、当たったならば、その時は・・・・行くのか?ミンダナオまで?