写真：「鉄道中断地点」の看板がある新炭里の駅
写真：新炭里の駅舎
田舎って雰囲気の新炭里を後にする。さきほど見たとおり、ハイキング帰りのお客さんで列車は混んでいる。クロス部分にはありつけず、ロングシートの隅っこに居を構える。ロング部分も席が埋まって出発。先程眺めた光景が繰り返される。何一つ動いていない。山も人家も、貨車に積まれた戦車も。ただ陽が傾いて辺りを赤く染め上げているだけ。
議政府に近づくに連れてお客さんが増えてゆく。座れ切れないお客さんが溢れる。この人たちにとって地下鉄1号線の延伸は福音だろうななどと考えてみる。高架に上がると議政府北部の駅。おや、右側通行だ。日本の流れを受ける韓国国鉄は左側通行が基本なのだけど。下り線を逆走して議政府着。5分ほど遅れている。隣のホームに停まっていた気動車が入れ替わり出発してゆく。その向こうの地下鉄ホームには議政府北部ゆき、こちらも出発待ちをしているようだ。
改札でKRパスを見せて抜けようとすると係員に止められた。なにやら言われているのだけどさっぱり分からん。「はぁ？」と言い返すともう良いとばかりのジェスチャー。何が問題だったのだろうか。Commuterの乗り方、最後までイマイチ分からなかったな。
折角なので地下鉄の電車で議政府北部まで足を伸ばしておく。議政府北部まで行く電車は少ないようで10分以上待たされる。その間に仁川ゆきの電車がやってきたり。
写真：仁川ゆきの地下鉄1号線電車 時刻は19時半。まだ明るい
電車がようやくやって来る。すぐに出発。ポイントをガタゴト渡って右側の線路に入る。そうか、議政府-議政府北部は単線が並列していると考えた方が良いのか。議政府折り返しの電車が設定されている理由も分かる気がした。さきほどの隣の線路を走ってほんの1〜2分、議政府北部の到着。同じ列車で引き返す。いい加減、ホテル入らないと。チェックイン時間として連絡しているのは19時なんだけど、既に19時40分。ここからホテルのあるソウル都心までは電車で40分ほど。電車は都心に近づくに連れて混んでくる。清涼里の手前で地下区間に入ると立客も目立つようなる。
鐘路3街で下車。まもなく20時半になるところ。印刷してきた地図に従い、ちょっと分かりにくい路地にあるホテルへ。途中、賑やかな焼肉屋があるな。ここで夕飯にようか、とりあえずチェックイン。
焼肉屋、何があるのか良く分からない。適当に知っている料理名+ジュセヨ攻撃をしたものの、店員さん、困惑。さて困ったなと思っているうちに判明したのがサムギョッサルという豚肉の焼肉専門店だった。じゃぁそのサムギョッサルを頂きますか。
写真：出てきた肉とビール
写真：肉を焼きます
写真：キムチ、ニンニク、サンチュ、付け合せ
写真：シソの葉に肉を乗せ、ニンニクを乗せ頂きます。
ビールと合わせて17,000ウォン。満足しました。
