1694列車 ムグンファ 釜山(Busan)22:15→江陵(Gangeung)6:54

 釜山駅発車案内
 駅へと戻る。まもなく改札が始まる。改札口には長蛇の列が出来ているけど列車に乗ってみると空いている。何時も通りの機関車+客車6両+電源車。 
 釜山駅
 写真:釜山駅停車中のムグンファ 1688列車
 釜山駅
 写真:夜行列車の友達はお酒
 座席に落ち着く。半分弱の乗車率だろうか。隣のホームにセマウルがいる。お客さんがちらほら乗り込んでゆくのが見える。ムグンファの後、22:25に出発するソウルゆきだろう。午前3時に終点に着く中途半端な夜行列車にどれだけのお客さんがつくものやら。ちなみにこれから乗るムグンファは釜山から140km先の倭館と言う駅でセマウルに抜かれる。
 出発時間が来て列車が動き出す。ゆっくりと釜山の街が流れてゆく。一つ目の亀浦でお客さんが増える。大よそ7割の乗車。今朝乗った釜田発のムグンファでもそうだったけど、全席指定のためか、始発駅に限らず都合の良い駅で乗ってくるお客さんが多いらしい。このまま賑やかな車内が続くのかと思ったら22:48の三浪津、22:58着の密陽で大量の下車。どうやら帰宅列車を兼ねているようだ。乗車率は釜山発車時より少し多い目の6割ぐらいかな。
 その後は、先程指定券の購入で苦労した東大邱の駅だけど、酒が廻ってくる。ビールは空いて百歳酒のビンを開封。さきほど釜山で食事をした後、駅に戻る途中のコンビニで購入したもの。焼酎だと日本でも手に入るし、珍しいものをと思って買ってみた。良く見ると「薬酒」なんて書いているから夜行列車の寝酒には似合わないのかもしれない。封を開けてみると確かに何となくクスリっぽい匂いがするけど口に含むと濃厚な味が広がって、チビチビ飲むにはいいかも。そのうち意識が消えてゆく。