JN3594 JA8788 YS-11 MYJ→FUK 

 空港に戻ったのは13時過ぎ。展望デッキでしばらく撮影する。JACのSaab340B、JTAB737-400、ANAのA321、天草エアラインのDash8-100。松山に現れる機材は多士済々。そして14時ちょっと前に老優YS-11が現れる。
 JA8788@MYJ
 写真:やって来たのはJA8788。4機残ったYS-11のうち、ありがとうペイントが施されなかった唯一の機材。
 JA8788@MYJ
 写真:午後は逆行の松山空港も、スポットに入ると光が廻るようになります。陽が高くなるこれからの季節は、14時過ぎでも撮りやすくなるかも。
 JA8788@MYJ
 写真:プロペラが止まり。お客さん降機。荷降ろしもはじまります。
 何時までも写真を撮っていると、乗り遅れるのでセキュリティチェックを受けて搭乗口へ。時刻は14:15、ちょっと間があるのでラウンジに立ち寄って缶ビール1本。14:20、搭乗開始となる。乗り込んでいくのは30人ほど。自分も乗り込む。
 JA8788@MYJ
 写真:乗り込む前にもう一枚。荷物積み込み中
 迎えてくれたアテンダントさんの顔を見て、「あっ」11日のJN3640、そしてJN3643を担当された方だ。向こうも「またのご搭乗、有難うございます」と言うから分かった様子。
 新聞の配布がある。ちらっと見ると南日本新聞がある。やっぱり鹿児島ベースの会社。14:28、Doorclose。プロペラが廻り始めて14:32、Taixing。福岡までの所要時間は1時間とのこと。滑走路へと歩み出ると、ターボプロップサウンドが一際高く鳴り響く。14:35、Takeoff、RWy16、空へと浮くと風に揺さぶられる。海へと出る。青い海が広がる。いくつかの島。島、そして島。瀬戸内の景色が広がり始める。雲ひとつ無い、瀬戸内の景色。島々にみかん畑が見えている。
 14:50、ベルト着用サインが消灯する。福岡到着は15:30を予定との事。キャンディー、そしてルートマップの配布が始まる。ルートマップ配っているの見るのは久しぶりかも。今日のフライト、景色が良く見えるので一枚貰う、っーか言うまでも無くアテンダントさんの方から差し出してくれた。何時の間にか瀬戸内の海を渡りきり、中国地方の上空を進んでいる。左手には相変わらずどこまでも青い瀬戸内の海。14:53、徳山らしい町が見えてくる。
 徳山上空
 例のありがとうキャンペーンの案内が流れて、搭乗証明書の配布が行われる。今日は11日ではないのでノーマルタイプの搭乗証明書。「既にお持ちでしょうが」と手渡されたけど、このタイプはこのフライトが初めてです。15:00、あと10分でベルト着用サインが点灯する旨、案内される。ずっと消えっぱなし、こんな安定したフライトは久しぶりだ。折角なので洗面所に立って見る。薄暗い洗面所の中でしばらく引きこもってみる。あちこち造作をみていると、こんな表示を見つけた。
「席へお戻り下さい」
 YS-11に言われちゃ仕方ないなぁ、戻るべ。窓の外には新北九州空港が見えてくる。
 香春岳の荒々しい姿が見えた15:09、ベルト着用サインが点灯する。遠賀川と直方の街が見えて、あと10分で着陸する旨案内が流れる。福岡の天候は晴れ、気温は16℃だそうな。少し揺れだす。飛行機は宗像上空を経由して玄界灘へ。11日に乗った西鉄宮地岳線の通る津屋崎の辺りも見えたはずだ。15:19、飛行機が左へ旋回し始める。高度が落ちたためか揺れが大きくなる。横へ持ってゆかれる。下に落ち込む。15:24、博多湾上空、落下感。まぁ何時もの事。今日はどうやら南側へ回り込むようだ。キャナルシティ博多駅が見え出す。その向こうに空港が見えている。MD-81らしい機体が着陸してゆくのが見える。そして左旋回。15:29、Touchdown、RWy34。15:31、Spotin SP14