伊予鉄道散歩

 今日の目的、YS-11の松山発福岡ゆきが出発するのが14:30、まだ4時間以上ある。折角の松山だし、市内に出て伊予鉄道を見ていこう。まずはバスで松山駅前へ、東京便の接続なので市内直通のリムジンバスが接続。松山駅前までは15分ちょっとで到着。松山市駅まで行って良いけど、今日はここから歩いて大手町の駅へ。路面電車と郊外電車が交差するこの場所でしばらく撮影。
 伊予鉄道市内線
 いかにも電車と言う雰囲気が好ましい、伊予鉄道市内線電車
 伊予鉄道市内線
 低床形もやってきます。ICカード乗車券の全面広告車
 元京王5000系
 郊外線の電車は元京王5000系電車
 やって来た郊外線に乗ります。前回、昨年8月に来た時は高浜へ向かったので、今度は郡中港を志します。まずは一駅、松山市へ。松山市で待っていると、やって来たのは、伊予鉄オリジナル600系。これに乗りに来たんじゃないんだけどなぁ。折り返しで落とす事にして、ひとまず電車へ。この電車、見ての通り、JALの広告車。
 伊予鉄600系
 11:00ちょうどに松山市発車。お昼前に郊外へと向かう電車は空いている。一駅走ると、空港へと向かう道が現れる。路線バスだとこっち通るんだよねぇ。帰りは途中で降りるのも楽しいかもしれない。さきほど見てきた瀬戸内の穏やかな光の中、もうすぐ田植えが始まるであろう田園地帯をトコトコと走る。すれ違う電車、また新車だ。京王車が来れば最高だったのになぁ。
 24分かけて終点郡中港へ。折り返しは30分発。15分毎の運転だから4本運用、うち2本が新車か。2本落とす事にして、その間、駅前にあった道の駅で早い目の昼食。
 伊予鉄600系
 写真:郡中港を発車、松山市へと戻る伊予鉄道600系611F
 伊予鉄700系
 写真:30分後、郡中港へとやって来た700系711F
 戻りは元京王5000系に乗ってみる。車端部のシート、側面に張られたモケットが懐かしい。車内も基本は一緒だけど、鴨居の部分にLED表示機が付いているのが京王時代と大違い。LED表示機、停車駅の表示だけでなく、ニュースや主な駅前の所要時間も出て来るなかなかの優れもの。
 お昼に市内へと向かう電車、すこしずつ混んでくる。座席が一通り埋まった土居田で下車。この辺りから空港ゆきに乗れるはず。見覚えのある場所を目指して線路沿いに歩いてみる。1キロ近く歩くと空港へ行く通りに当たる。一つ松山市よりの土橋の方が近かったかも。ちょうど伊予鉄とJRが交差する辺り。バス停もある。バスは15分毎。
 伊予鉄700系
 写真:先ほどの電車が戻ってきました。
 伊予鉄バス
 写真:そしてバスが到着