JL963 JA8231 B767-200 KIX→ICN

 搭乗口にて
 既に機材が到着しており荷物の積み込み中。搭乗開始はまだまだ時間がある。つーことでラウンジで一旦休憩。
 ラウンジも比較的空いていた。個人客が日本人、外国人数名ぐらいずつ。目立つのは坊さんのグループで彼らのくぐもった話し声がラウンジを支配している。普段ならビジネスコーナーで恥辱を綴るところだけど今日はノートパソコンはお休み。新聞、ビール、おつまみがお友達。
 「エジプト航空カイロ行きは最終の〜」なんて案内が流れた後、「日本航空インチョン行き963便は」と案内が流れてラウンジ内の半分以上の人が動いた。じゃあ乗る前にお手洗い、なんて行っているともう「最終のご案内」が流れ出す。飛行機へと向かう。迎えてくれたのは割りと若いステュワード。国内線では確か、2度見かけた事があるけどどちらも初老と言う感じだったよなぁ
 インチョンゆきは空いていた。エコノミーの前のほうこそ6割ぐらいかなと言ったところだけど翼のかかるあたりはまったくの空席、後ろに団体らしいグループが居てお仕舞い。ビジネスクラスも空いているようだ。均すと3割か、4割か。定刻の15:05、「あと2名のお客様をお待ちしております」の案内が流れた後、15:08、Doorclose。15:10、Pushbuck。地上係員に手を振られ15:14、Taixing。国際線だからと言ってこの辺りの手順は一緒。当たり前か。15:18、Takeoff、RWy06。仁川までの所要時間は1時間40分とのことで沖縄辺り飛ぶよりも所要時間は短い。
 雲の中に突っ込み軽く揺れる。次第に機内が明るくなってくると雲を抜ける。光が差し込んで来る。雲の上には青空。15:28、ベルトサイン消灯。
 シートのポケットにはいつもの機内誌の他に韓国入国時に必要となる書類が入っている。2種類あって入管用の申告書と税関用の申告書、らしい。税関用は日本語でOK。税関用はアルファベットで書かねばならない。会社員、って英語で何て言うんだ?アテンダントさんに聞く。アテンダントさんもちょっと詰まるけど「Office workerでよろしいかと」との事。なるほど。
 ドリンクサービスが廻ってくる。アルコールも無料なのね。「あぁじゃぁサッポロを」「ヱビスになりますがよろしいでしょうか」「はいヱビスで」「プレミアムもございますが」サイトの機内食情報によると関空-仁川は「スナック」とあったのだけど、その正体は何のことはないおつまみだったりする。
 テレビモニタがNHKニュースを放映している。「神戸空港に自動車侵入」なんてニュースが始まる。ん。9:30ごろってちょうど神戸空港に着陸した時間帯じゃん。映像にはスカイマーク機の前をグルグル廻る乗用車。後ろに見えるのは、JA009Dじゃん。あの停止、これだったのかぁ。
 「味噌汁は如何ですか」とアテンダントさんが廻ってくる。ビジネスクラスの余りモノらしい。結構人気があったようで一周する頃には殆ど空になっている。時計は16時半を廻った。定刻どおりならもう間もなく韓国上空に差し掛かる筈だけど、相変わらずの雲海が続いている。
 軽く揺れた後、16:44、ベルト着用サインが点灯した。あと10分で着陸だとか。ようやく地上らしきものが見えて来た。海の上から空港に差し掛かる。16:56、RWy33R、らしい。大きな空港だ。駐機しているのは青色な大韓航空とグレーのアシアナばかり。そこにちょこんと太陽なアークのB767が滑り込む。17:06、Spotin、SP35。