JN3768 JA8788 TNE→KOJ

 クルマを返却して空港の前に出ると、中種子の上空に明るい光の点が一つ。みるみる大きくなり鹿児島からのYS-11が到着。JA8788だ。滑走路端まで行って戻ってくる。プロペラが止まり折り返しに向けた準備が始まるのを見て搭乗手続きへ。既にセキュリティチェックも始まっている。搭乗客はやっぱり少ない様子。行きの便よりも少ない14〜5人程度らしい。今度は一番前の席に並ぶ。アテンダントさんが空いているので移動されてはと勧めてくれたけど、一番前の通路側に一度座ってみたかったので、このままにしてもらう。14:53、Doorclose。鹿児島までの飛行時間は30分と案内が入る。プロペラが回り始めて定刻よりも早い14:58、Taixing。15:01、Takeoff、RWy29、もう一回来ることが出来るかな、なんて思いながら種子島とお別れ。滑走路が途切れ、海岸線を眺めると飛行機は右旋回を始める。少し揺れ始める。
 今度は何故だかベルト着用サイン、消灯した。15:09のこと。キャンディの配布、絵葉書の配布が始まる。大隈半島が見えるともうベルト着用サイン消灯。15:18。まもなく着陸と案内が入る。種子島へのフライトは何時もの事ながら短く慌しい。少し揺れ始める。大した揺れではなかったけど「風が強く、少々揺れております」とフォロが入った。国分の街が見えた。15:27、もう着陸だ。15:29、Touchdown、RWy32。5分早着とのこと。15:31、Spotin、SP13。ターミナルへはバスでの連絡となる。
 乗継は2時間ちょっと。17:40の便で羽田に戻る。16時の種子島行きを見送るまで11番搭乗口で写真を撮ってみた。JACのエリアもすっかり主役はDash8-400やSaab340Bだ。YS-11は申し訳程度に2機いるだけ。この時間はSaabが入れ替わり立ち代りやって来る。唯一のYS便、種子島への最終便は先ほどのJA8788が充当。やっぱり乗客が少ないためか定刻よりも早めにDoorclose。ダートサウンドもガラス越しには聞こえてこない。
 ラウンジに入る。係員に「羽田行きの遅延はご存知でしょうか」と聞かれる。ん?遅延? 機材繰りの影響で遅れる見通しなのだそうな。千歳空港の離着陸が乱れているためらしい。まぁラウンジで時間潰せるからいいけど。取りあえずビール。今回はハンドル握るからなかなかラウンジでビールを飲めなかったのだ。でも時間があるからって飲みすぎると上空でヘベレケになるなぁ。少し控えめに。
 先ほどの係員が再び。羽田行きの出発は25分遅れて18:05になるとの事。25分遅れならまぁいいけど。結局2時間ちょっと滞在でカップに4杯。