HC2723 JA01HC SPK→KUH

 今日はまず北海道エアシステム(HAC)に乗る。行き先は釧路。昨日が屋久島で翌日が釧路ってのもアホだよなぁと我ながら呆れる。搭乗口へ向かうと既に搭乗は始まっている。ゲートを通り、階段を下り、その先に停まっているバスへ。もう数人の搭乗を待ってバスは出発。乗客は18人。
 昨日泊まった部屋から見えてた2機のSaab340Bへと運ばれる。そのうちの1機、JA01HCが出発準備を整えて待機中。こちらに乗り込む。
 Saab340Bに乗るのは4月の沖永良部→与論便以来。低い機内に天井に頭をぶつけそうになりながら指定された座席へ。1-2列の1列側、カメラバックはラックの中にも入らないので足元へと。1列座席に下だと入りきらない。これで小一時間はきついなと思っていると、アテンダントさんが後ろの空席へ持って行ってくれる。これでだいぶ楽になる。
 8:45、Doorclose。空調の効かない機内は9月の北海道と言えども暑い。その代わり、なんだろうけどウチワが座席のポケットに。それを使ってみる。今年のウチワには7月就航の丘珠-紋別便がしっかり記載。来年の分だと奥尻も載るのかな?。プロペラが二つ回りだすと照明が元に戻り、空調も効く様になる。ウチワはこれでお役目御免。8:48、Taixing。滑走路端でしばらく離陸待ちの後、8:53、Takeoff、RWy19R。千歳が小さくなり左旋回。若干雲が出ていたけどちょっと飛ぶ間に雲は切れてゆく。青い空と広々とした北海道の大地が広がった。9:06、ベルト着用サイン消灯。飛行状況の案内が入る。高度4,000m、対地速度430km/h。釧路空港着陸は9:30の予定。気温は18℃だそうな。
 飛行機は日高山脈の上を飛んでいるのだろうか、どこまでも山、山、山。左側を見ているのでこの山々を日高山脈というのは間違いなのかもしれない。山々はまだ青い。紅葉、っーには1ヶ月ぐらい早いか。
 飛行機は十勝平野へと進んでゆく。パッチワークのようだな、なんて思ってみたりする。
 
 十勝平野上空にて JA01HC
 帯広の街が見えてくる。山々を縫い、広大な畑を見て来た目には大都会に映る。気が付くと機内、軽く暖房が効いている。これには驚いたけど、ここはやっぱり北海道。
 9:20、ベルト着用サインが点灯する。左旋回して北上。よく目立つ山が一つ、もう一つ。片方が雌阿寒岳、もう一方が雄阿寒岳だと思うけど不勉強ゆえどっちがどっちなのか、よく分からない。9:25、Geardown。9:27、Touchdown、RWy17。
 羽田からエアバスA300-600Rが到着している。観光客を満載して来たようで到着ターミナルはひどく込んでいる。団体客の姿も目立つ。今日はこれからレンタカーを借りる。レンタカー屋のワゴンで営業所へ運ばれて貸し出し手続き。行き先を聞かれたけど「阿寒の方へ」とだけ言っておく。嘘はついていないし。