JD1524 JA8979 ITM→HND

 18時15分ごろ搭乗開始。今朝のウェブチェックインの時に82番に変更出来たので旧スーパーシートのクラスJに揺られる事になる。新聞を受け取ると東京版だ。18:35、Door close。18:38、Push buck。羽田までの飛行時間は50分と言う案内の後、ゆれが予想されますと言う事、さらにはドリンクサービスは冷たい飲み物だけの提供になる旨、案内される。種類限定とする事でサービス時間の短縮を計るのと飲み物をひっくり返した際の事故防止だろう。
 減光された。そうかと思い読書灯を点ける。18:42、Taixing。RWy34Lを使うようだ。18:48、Take off。まもなく左へと旋回を始める。機首を東に向けた尼崎で高度2,100m、対地速度470km/h。読書灯が点いていない。点けたよなと思いボタンを押す。点く。ボタンを離すと消える。親と思いもう一度。やはり読書灯が点いているのはボタンを押している間だけだ。再現性がある。不具合だなぁ。その様子を先任乗務員が見ていたようでベルト着用サインが消えると同時に駆けつけて来た。クレームをつけるつもりは無いけど修理はしてね、と言うつもりが先回りされる。羽田に戻りましたら修理いたしますので。席を変えてくれとは絶対に言わない。
 機体は関西を離れてゆく。今日はナビゲーションマップが常時確認出来るので通路側でも現在地の確認が楽だ。信楽の上空だねぇ。18:56。高度は5,500m、対地速度714km/h。最も自分は音楽を聴いているので画面には何も表示されていない。この情報は斜め前の人の画面を盗み見ているのである。折角のパーソナルモニタだけど、搭載されている機材が少数派だから目の前にあるのに認知されていない。
 18:58、鈴鹿上空。高度7,000mで水平飛行に移った。対地速度は794km/h。この後概ね800km/hを切る程度で巡航となる。三河湾を突っ切ると概ね東海道の上空を飛ぶ。浜松から掛川へ。焼津を過ぎた辺り、19:12ごろに機長からの案内が入った。まもなく伊豆半島の南方に差し掛かるところ。この先中程度の揺れが予想される。到着は羽田空港混雑のため19:40頃の見込み。羽田の天候は北東の風が10m/s、雨で気温は17℃。雨と言うのは聞いてないなぁというか想定外というか。風が強いのも気になる。石廊崎から大島へと向かう頃に機体が高度を下げ始める。軽い揺れを一度感じた後に一揺れ来る。19:25、ベルト着用サイン点灯。高度は4,000m、対地速度は600km/hまで落ちている。
 鴨川の先から房総半島に入る。ナビゲーションマップでの確認であり、地上は見えない。高度が落ちて落ちて木更津、最終アプローチだ。高度1,200m、対地速度380km/h。機内証明が消える。非常灯を残して真っ暗になる。さすがに東京湾は目視出来るようだ。パーソナルモニタに羽田が映し出される。軽いショックを覚えて19:41、Touchdown RWy34L。19:46、Spotin SP8。
 羽田に着いたらと言う言葉が気になりこのあとの運用を見てみたけど8番スポットの出発案内はきえている。今日はこれでお仕舞いらしい。
 京急の駅に着くと「20:08 普通 金沢文庫」の案内が出ていて本当にビックリする。間違いかと思ったけど正しいのだそうな。この時間、蒲田で乗り換えにすると混雑しているところに大荷物を持って身をねじ込む事になり、非常に迷惑がられる。出来る限り乗り換えは避けたい。仕方ないので横浜まで乗り通す。川崎で後からやって来た普通車を待ってさらに快特に追い越される。横浜まで40分。さすがに掛かった。