JL1501 JA8903

 羽田に着くと5時50分過ぎ。ちょうど良い時間。何時もの癖で南ウィングに向かい、慌てて北ウィングへ。5月15日から近畿方面のチェックインカウンタが変更されていたのだった。セキュリティチェックもラウンジも空いている。ラウンジでモーニングビール(笑)を飲んでいると搭乗が始まった様子が見える。適当なところで搭乗口へ向かう。
 搭乗口は既に行列が消えており、搭乗橋も一つは閉じている状態。乗ってみると概ね搭乗は終わっている様子で後ろのほうまで一通り埋まっている。今日は最後尾を指定。
 出発予定時刻の6:35にDoor closeとなる。伊丹までの飛行時間は離陸後45分との事。動き出すのが何故か遅れてPushbuckは6:43となる。今日は34Rを使うらしく機首を南へと向ける。Taixingを始めたのは6:48。搭乗橋に横付けされた機体、殆どが新塗装機だ。思いのほか早くJAS塗装も消えてしまうのかもしれない。
 朝早かったせいか激しく眠い。リクライニングを倒して目を瞑りたい気分だけど、6:54、ようやくTakeoffとなったところだからシートベルト着用サインが消えるのはまだまだ先だ。東京湾が霞む。今日は地上の景色は期待薄なのかもしれない。でも何故か横浜南部はしっかり眺めることが出来る。普段よりも南側のルートだ。勤務先が何故かはっきり見えてしまう。
 7:01、三浦半島に差し掛かったところでベルト着用サインが消える。遠くに小さく富士山が見える。地上はもやが掛かっているのにすごく遠いはずの富士山頂だけが何故かくっきり見える。だんだん大きくなってくる。7:08、富士山が真横に来た。結構大きく見える。谷筋に残雪。次第に後ろへと下がり遠ざかってゆき、代わりに見えてきたのは南アルプスの山々。
 軽く揺れる。時計を確認すると7:16だ。窓の外を眺める。奥三河かな、と思ってみたけど確信は無し。再び窓の外を眺めると三河湾が見えてくる。蒲郡の辺りだ。引き続き知多半島へと差し掛かる。セントレアも確認出来た。
 7:29、奈良の上空でベルト着用サインが点灯した。あと5分で着陸言うけどさすがにそれは無いだろ、と心の中で突っ込む。伊丹の天候は晴れ、気温は20℃とのこと。
 生駒の上空を過ぎ、右旋回して大阪市内に差し掛かる。淀川を越すのが7:36。高度を下げたせいか少し揺れる。揺れながら7:38、Touch down。RWy32L。揺れながら降りたせいか滑走路上ですこしブレた感じがする。
 降りる時にギャレーに378+1と言う張り紙がしてある事に気が付いた。乗客378名、って事かもしれない。ぱっと見た感じの印象とも一致する。でも+1って何だろうね。今日は土曜日で多頻度会員が少ないのか預けたバックは2番目に出てきた。
 伊丹の展望デッキで暫く撮影。土曜日だからなのかYS-11の発着があるからなのか知らないけれど既に数人が撮影を始めている。今日の主役はまだ鹿児島から到着しておらず。ギリギリになってやって来るのかなぁ。B747-400がやたらと目に付く。JALが先ほど乗って来たJA8903を含めて4機。中には成田行きらしいウィングレット付の国際線機材も居る。ANAが3機。そこにポケモンジェットがやって来てこちらも4機。みんな締め出されるんだよね。どうなるんだろ。
 9時過ぎに切り上げ。ラウンジに引きこもりいったん恥辱を書き進める。目の前にぐるぐるがやって来る。それなら撮り続けていればよかった。既に機材は預けてしまったから今更どうしようもないけど。20分前になったので搭乗口へ。