JN3855 JA8888 OKE→RNJ

 スポットでの様子は空港のデッキで撮ってみた。殺風景だけどスポットを撮るには良さ気な場所だ。ついた日の午後はここで撮れば良かったな。出発準備が完了し、プロペラを回しだす。中望遠で撮っているのでシャッター速度を心置きなく低速に出来る。プロペラが消える写真、正直萌える。スポットから滑走路へ出る手前で停まっているなと思っているとSaab340Bがやって来た。11:10到着予定の奄美大島からの便だ。SaabはRWy04で到着。YS-11もRWy04へと向かう。入れ替わりSaabがスポット到着。妙に忙しい撮影になってしまった。YS-11が鹿児島へ向けて離陸したのを見届けて展望デッキを降りる。
 搭乗手続き。自動チェックイン機は無いので係員にお願いする。荷物どうしようかと思うけど空いているというので持ち込むことにする。与論までの航空券と与論からの航空券を受け取る。与論から先は与論で手続きして欲しいとの事。
 奄美からやって来た機材には結構お客さんが居たけどその人たちが散ってしまうと待合室には殆ど人が居ない。手元の航空券、チェックインナンバーは002。乗客2人か。
 11:28搭乗開始となる。まず切符を機械に通してその後でセキュリティーチェックを受ける。でも乗客二人だからすぐに終わる。一人は10A、自分は10C。それでおしまい。11:29Doorclose。プロペラが廻りだした。アテンダントさんの案内が入り、与論までの飛行時間は15分との事。11:32taixingが始まる。エマージェンシーデモの後キャンディーを持ってきてくれる。離陸すると着陸時までベルト着用サイン点いたままだろうし。このタイミングで絵葉書をお願いする。
 takeoffは11:35。RWy22。一際エンジンが高くなりまるで武者震いするかのごとく一揺れするととんでもないスピードで疾走しだした。乗客も少ないし荷物も少ないのだろう。すぐに浮かび上がる。
 眼下に正味二日行き来した沖永良部島が広がる。和泊の街が見えた。お世話になった方々、今日はそれぞれの仕事をしている最中に違いない。そして知名の街。あのフローラルホテルが目に付く。何れまた来ます、心の中で誓う。窓の外は海が広がった。
 何せ飛行時間15分のフライトだからすぐに着陸である。11:39には間もなく着陸の案内が入った。左側の窓には与論島が見えている。機体が軽く揺れる。島の上空に差し掛かった、11:43touchdown。RWy14。滑走路端までゆきUターン、スポットに入ったのは11:45。沖永良部でドアが閉まってから正味16分。とんでもなく短いフライトだ。
 絵葉書を受け取り外に出る。荷物も少ないと思うけど、〒マークのついた車が動いている。奄美辺りから郵便輸送があるのかな。よく分からない。 
 与論空港の展望デッキ、と言うにはささやかなターミナルの屋上は閉鎖されていた。テロ対策だそうな。正直悲しい。仕方ないので少し歩いてみる。RWy14の方へ歩いてみると滑走路を間近に望める場所がある。今のSaabはここで撮影しよう。