NU816 JA8972 RNJ→OKA

 相当な早着だったので折り返し時間はたっぷり。それでも若干早めの離陸になる。再びRWy14、自分の目の前を通り過ぎて反転。武者震いして飛び立ってゆく。一旦旋回してはるか上空を沖永良部へ向けて飛んでいった。今度はYS-11の出番。i-modeでチェックすると若干遅れているらしい。気長に待つ。滑走路の反対側に撮影しているらしい二人組みが見える。こちら側にも一人やって来る。与論の方が人気なのかねぇ。本当は滑走路端まで出て洋上を飛んでくるYS-11を撮影してみたいと言う願望もあったけどその時間は無いみたいだ。
 YS-11がやって来る。光の点が大きくなる。黒い鼻先が認識できる。機体が大きくなって目の前に着陸。JA8788。先日羽田で重整備を受けてきた機材だ。一旦ターミナルまで戻る。どこか撮影できるところは無いのか探してみると空港横の小高いところに入れた。スポットを眺めることが出来る。ここで撮影。そろそろ那覇ゆきのチェックインをしておかねば。  ターミナルに戻る。カウンタの前まで行くとどこかで見たような人。びっくりした。東京の知り合いだ。お互いに大声を上げる。聞けば友人と二人で与論島に来ていたとか。昨日の便で与論入りしていたとか。同じ便で那覇に向かうとの事。都内でばったり会っても何とも思わないけど、寄りによって与論島でこんな事があるなんてねぇ。
 チェックイン手続き。沖永良部で手続きできない理由が分かる。自動化されていないのだ。今まで持ってたチケットの変わりに渡されたのはもぎり券。はじめて見た。座席の割り当ては台紙にシールで遣ってるみたい。
 今度乗る便が若干遅れているようなのでYS-11の離陸を撮ろうかと先ほどのRWy14のそばまで言ってみようかと思った矢先、RACのDash8-100がやって来た。どうやらYS-11の離陸を見送るのは難しい様子。方針変更してスポットを望む小高い場所へ行く。ちょうどYS-11がプロペラを廻し出すところ。RACのお客さんが降りてその前を歩いてゆく。間に係員が居るから大丈夫なのだろうけど大らかと言えば大らかだな。土曜日の福岡待ちぼうけを思い出し、そんなことを考えてみた。
 準備出来次第出発しますのでと言う係員の言葉が頭にあるので離陸は撮らずにターミナルに戻る。搭乗はまだ始まっていない。空港は意外なほど混んでいる。那覇ゆき、今日は満席である。搭乗が始まる。初めて乗る機材だけに興味津々。機体後方の貨物室が結構大きい。定員は39。さっき乗って来たSaab340Bより3人多い。シート配列は2-2。1-10番で40となるところ1番は右側2席が無く10番は5席ある。まぁ観光バスのような雰囲気だ。目新しいのは1番と2番が向かい合わせになっているところ。今日はここまで含めて満席。
 アテンダントさんは一人乗務。13:36、Doorcloseとなりエマージェンシーデモが始まる。10分延まで縮めている。プロペラが一つ一つと廻り出す。那覇までは30分のフライトとの事。13:37、taixingが始まる。滑走路端へゆく。RWy14だ。滑走路端でUターン。13:40、takeoff。すぐに海が広がる。13:44、ベルト着用サイン消灯。順調なフライト。既に沖縄本島が眼下に広がる。高度1,800m、対地速度440km/hとの事。那覇へは14:10の到着予定。天候は曇り。気温は21℃との事。アテンダントさんが新聞やら雑誌やらを持って巡回し始める。新聞は琉球新報沖縄タイムス。地元紙ばかりだ。ついでキャンディーと絵葉書。絵葉書、結構人気だ。いろんな人が手を出している。13:51、シートベルト着用サインが点灯した。もう間もなく着陸だ。沖縄本島とは付かず離れずしながら飛び続けている。geardownするのが見える。港が見えた。まもなく空港。14:04 touchdown RWy18。
 大型機の目に付く空港は沖永良部や与論に見慣れた目には別世界だ。静々とtaixingしてゆく14:08spotinとなる。ここからはバス連絡。ちょうどバス1台分の乗客を乗せてターミナルへと連れてゆかれる。知人とその友人は16時の全日空で帰京するそうな。東京での再会を誓ってお別れ。